信州須坂　豪商の館　田中本家博物館
　
　　田中本家は、江戸中期より北信濃の豪商として栄え、代々須坂藩の御用達を
　勤め、3代と５代は士分に取り立てられ財政に貢献するとともに、藩の迎賓館の
　役目を果たし、殿様をはじめ多くの文人墨客をもてなしました。
　　茶道具に関して所蔵の品や古文書からみると、江戸時代、抹茶、煎茶ととも
　盛んに行われた様子が推察されます。
　　

　　　田中本家の中庭にたたずむ樹齢２４０年の沙羅（夏椿）の古木。
　　梅雨入りと同時に咲き出すこの可憐な花を愛で、楽しんでいただく茶席を
　　開催します。
　　有形登録文化財の明治時代の座敷でゆっくりとお楽しみください。
　　皆様のご参加をお待ちしております。

　　　＊期間　　2010年　6月23日（水）から7月5日（月）
　　　＊時間　　10時から15時
　　　＊場所　　田中本家博物館　明治時代の母屋　２階座敷
　　　＊抹茶券　500円（入館料別）　　博物館受付で販売したします


　　＜企画展のご案内＞
　　　　「伝来の茶道具」　6月17日から9月6日

　　須坂藩のお庭焼き「須坂吉向焼」が数多く残されているのが特徴です。
　近世屈指の名工といわれた初代吉向行阿は「茶陶吉向」と
　呼ばれ、優れた作品を今に伝えています。
　　本展では、これらの作品を中心に、田中家伝来の茶道具を展示いたします。
　　代々大切に受け継がれてきた作品の数々をご覧下さい。


　　長野県須坂市穀町４７６　　　０２６−２４５−８００８

　　　開館時間　　９時から１７時　＊入館は閉館３０分前まで
　　　休館日　　　毎週火曜　　　　＊８月は無休
　　　入館料　　　大人７００円　中高生３５０円　小学生２５０円
　　　　　　　　　　（２０名様以上団体割引あり）