ＫＢＣシネマにて寺脇研氏のトークイベント開催が急遽決定したそうです。
１２／１２（日）１２：２０からの「冬の小鳥」上映終了後で、もちろん「冬の小鳥」は通常料金です。

さらにゲストとして澤井信一郎監督（「Ｗの悲劇」等）、脚本家の荒井晴彦氏（「遠雷」「Ｗの悲劇」「ヴァイブレータ」等、映画芸術誌編集・発行人）のお二方もご来場されるとのことで、「冬の小鳥」「海炭市叙景」を題材として映画全般に関する興味深いお話が聞けるのではないかと思います。期日が迫っていますが、もしご都合がよろしければ参加されますようご案内いたします。

「冬の小鳥」は、私も先日東京に行ったときに岩波ホールで鑑賞しましたが、主役の女の子の表情が忘れられない心に染みる映画で、もちろんもう一度観るつもりですし、自信を持ってお薦めできる映画です。
ちなみにこの映画、キネマ旬報の星取表では評論家４人全員が★４つ（必見）の満票を取得した数少ない映画のうちの一本です。脚本監督はこれが初監督作となるウニー・ルコント、プロデューサーはイ・チャンドン（オアシス、シークレットサンシャイン等）。

＜スケジュール等＞
12/12（日）
12：20〜14：00　　「冬の小鳥」上映
14：05〜15：00　　寺脇研氏による講演
　タイトル：「『冬の小鳥』から『海炭市叙景』」
　ゲスト：澤井信一郎監督、荒井晴彦氏（脚本家）

＊当日の「冬の小鳥」の午前の回はありません。
　通常料金でご入場いただけます。

＜寺脇研氏＞
福岡市出身の映画評論家・落語評論家・京都造形芸術大学教授。
学生時代からキネマ旬報誌「読者の映画評」常連。
文部科学省高級官僚として「ゆとり教育」でも有名。
文化庁在職時代に映画による日韓交流を推進。
以前から日本映画を熱く語る評論家として知られていたが、以後韓国映画に通じた評論家としても有名。