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開催終了ーブラジル移民百年の肖像ー「逢いたくば」

詳細

2006年10月12日 12:00 更新

ブラジル移民百年の肖像
「逢いたくば」
パシフィコ横浜展
写真:八木仁志・文詩:岩城安宏・ペーパークラフト:広井敏通
イメージソング「ふるさと」唄:朝崎郁恵(友情出演)

「逢いたくば」パワーアップしております。
ペーパークラフトの第一人者、広井敏通さんによる虹の表現!
奄美の歌姫・島唄の第一人者、朝崎郁恵さん
「故郷」をブラジル移民百周年を祝して熱唱!
夢のコラボレーションの実現です。

「逢いたくば」どうぞご高覧ください。
朝崎さんの出演は二日目十九日の午後フィナーレを飾ります。

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「逢いたくば」

いつの頃からであろうか
母の生まれた地を訪ねてみたいとの想いにかられていた。
無性の力に引かれるようにその地へ渡った。
ブラジル
赤い大地の灼熱の風がカラカラと頭の中を心地良く吹き抜けてゆく。
汗で曇りがちな眼鏡の真ん前に
次々と人なつこい日系の方々の笑顔が飛び込んでくる。
暖かくて力強くてこの上なくやさしい握手に
わたくしは心から安堵を覚えた。
身体の芯から何かが滾滾と湧いてきた。
「撮りたい!」
それまで気軽に切っていたシャッターに思わず力が入った。
しかし無情にも帰国は明日に迫っていた。
「必ず撮りに戻ってくる!」と再渡伯を決意しながら赤い大地を後にした。
そして 再び無性の力がわたしに勇気をくれた。
つてを尽くして撮影の受け入れに同意を得ることができ
06‘年2月 再び渡伯を果たす。
わたしが撮りたかったもの それは灼熱に鍛え上げられた人々の顔だ。
なんとも言えない日系の方々の温もりだ。
最初にシャッターを切ったのは
移民船第1号の笠戸丸でこの地へ渡った中川トミさん御年100才であった。
撮影の合間ずっと涙しておられた。
その日撮影を終えホテルに戻ると窓の外に虹が架った。
わたしは嬉しくなり無我夢中でシャッターを切り続けた。
「逢いたくば渡りてこいよ虹の橋」
撮影の終り頃一人の女性からこの句を頂いた。
最高のプレゼントに胸が熱くなった。
「逢いたくば」
私をつき動かした無性の力がそこにあった。
異国の地で初めて日本の心を知った。

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会場
2008年日伯交流 100周年記念プレ・イベント
「フェスタ・アレグレア・ブラジル」
http://www.festa-alegria-brazil.com
パシフィコ横浜(展示ホールA)

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  • 2006年11月18日 (土) 18日(土)19日(日)10:30〜17:00
  • 神奈川県 パシフィコ横浜
  • 2006年11月18日 (土) 締切
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