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開催終了DJ KENTARO ASIA TOUR@OSAKA TRIANGLE

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2008年04月23日 22:57 更新

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2008/4/25 金曜日

DJ KENTARO ASIA TOUR@OSAKA TRIANGLE
GEST KENTARO/VJ gec
DJ TOYO(BLACK BEATZ BOX)
  KENZI(BLACK BEATZ BOX)
TAKU-HERO(WISY/ELELEL)
MASASHI(NEW GENERATION)
MC ILLUGUN/AOI

OPEN 22:00

ADV:3000(W1D) DOOR:3500(W1D)
チケットぴあ 0570−02−9966 P-CODE(289-018)

::dj KENTARO::

‘02年9月にロンドンにて行なわれたDMCワールド・ファイナルにてアジア人初のワールド・チャンピオンに輝いたdj KENTARO。筆者は幸運にも彼の優勝の瞬間を現場にて目撃することが 出来たのだが、あの日の出来事は今でも目と耳にしっかりと焼き付いている。ワールド・ファイナルにてdj KENTAROが披露したルーティンには–起承転結–の展開があり、ヒップ ホップだけでなく、ハウス、レゲエ、ロックと様々な音楽の要素を巧みに取り入れ、そこには「No Wall Between The Music」–「音楽に国境は無い」というメッセージが込められていた。思い起こすと、当時のバトルDJシーンは奇抜なアイディアが先行したギミックを取り入れたルーティンが主流となっており、誤解を恐れずに言えば音楽性が非常に軽視されている時期でもある。そんな状況の中でdj KENTAROが披 露したルーティンは実に衝撃的なものであり、文字通り圧巻と言える勝利を勝ち取った。 こうしてバトルDJとして世界の頂点に立ったdj KENTAROは、ターンテーブリストとしてさらにその表現の幅を広げていくこととなる。DMCワールド・ファイナル優勝の翌年、’03年からは早速フジロックやメタモルフォーゼなどの日本国内での大規模な野外フェスに参加する一方で、初のヨーロッパ・ツアーを行ない、’06年末現在までに通算6度にわたってヨーロッパ・ツアーを敢行。さらにヨーロッパ以外にもジャマイカ、中国、台湾、韓国、ニュージーランド……と彼の訪問国のリストは年々増えている。
レコーディング・アーティストとしては、dj KENTAROは’02年にリリースされた同郷、仙台のアーティストであり、現在、タテ–マーキーとして活動するMC、タテのインディ時代のシングルにて”Microphone VS Turntable”というター ンテーブルのみで作ったトラックを発表。この曲が実質的にdj KENTAROのレコード・デビュー曲でもある。その後、ガグルのアルバム「3 Men On Wax」にて同じくターンテーブルのみで作り上げた “どぅるちきアワー”を披露し、さらに翌年にはハイファナのアルバム「Fresh Push Breakin’」にもスクラッチで参加した。ここまでのレコーディング作品は全てターンテーブルのみでの参加であったが、その一方で自らもサンプラーの腕を磨いていたdj KENTAROは、ニンジャ・チューンの依頼によりミックスCD 「Solid Steel Presents DJ Kentaro: On The Wheels Of Solid Steel」をリリースし、イントロ曲にて遂にオリジナル音源を披露。このミックスCDは’04年末の日本先行発売を経て、翌年には全世界リリースされたわけだが、自らのプロデューサー・デビュー曲がいきなり世界デビューとなったというのだから驚きだ。そして、’05年に入って、コンピレーション・アルバム「Mess-Age presents Rap Sound Burger」に収録されたミツ・ザ・ビーツとの共同プロデュース作”Cannon Baller”を発表。さらに同年、ニンジャ・チューンの代表アーティスト、コールドカットのシングル”Everything Is Under Control”のリミックスを 手掛け、’06年春には遂にニンジャ・チューンとのアーティスト契約を大々的に発表することになる。ヒップホップ、ブレイクビーツ、レゲエ、ドラムンベース、エレクトロニカ……。このアルバムに詰まっている豊かなサウンドの波は、これまでdj KENTAROのプレイに触れたことのある人であれば期待通りのものであろうし、実のところこれだけ縦横無尽にクロスオーバーしたアルバムは、ニンジャ・チューンどころか、世界のダンス・ミュージック・シーンを見渡してみても、非常に希有な存在である。まさに’02年のDMCワールド・ファイナルで放った「No Wall Between The Music」というメッセージがそのまま一枚のアルバムとして展開され、さらに様々なアーティストとのコラボレーションによってより深く、立体的な広がりを見せている。一曲毎の詳細に関しては、次ページに続くdj KENTARO自らの言葉も交えた曲解説を参照して頂きたいが、特に同じ日本人としてはリトル・テンポ、ハイファナ、ハンガーという3組のゲスト勢に注目して欲しい。それぞれ全く異なるタイプでありながら、世界レベルで見ても高いオリジナリティが個々の曲で表現されており、彼らのサウンドがニンジャ・チューンを通じて、世界中へ届けられ、どのような反応を得るのか–実に楽しみだ。’02年のDMCワールド・ファイナルがdj KENTAROにとって新たなスタートでもあったように、この「ENTER」もまた彼のレコーディング・アーティストとしての一つのスタート地点であり、世界中のダンス・ミュージック・ファンにとっても、dj KENTARO のサウンドを知る最初の入口となる。そして、それは「ENTER」を手にしたあなた自身にとっても同様だ。その入口から見える風景は人それぞれであるが、間違いなく世界へ繋がる道筋が見えてくるはずだ。是非、一曲一曲をじっくりと噛み締めながら聴いて欲しい。(text by Kiwamu Omae)
http://www.myspace.com/djkentaro

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