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開催終了【愛知】日本寄せ場学会総会2010年度総会

詳細

2010年06月05日 05:58 更新

日 時:6月5日(土)13:00〜18:00
会 場:日本福祉大学名古屋キャンパス・北館(7階・7B教室)
所在地:愛知県名古屋市中区千代田5丁目22-35
地 図:http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.15761114185&lon=136.91796565985&z=18&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=35.15761114185&hlon=136.91796565985&layout=&ei=utf-8&p=%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82%E4%B8%AD%E5%8C%BA%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B05%E2%80%9022%E2%80%9035
資料代:500円
URL:http://www.jca.apc.org/nojukusha/gakkai/

●基調報告:西澤晃彦(東洋大学)13:00〜13:30
「総寄せ場化と労働力の再編成」
●講演1:猿田正機(中京大学)13:30〜14:30
「トヨタにおける労働力の再編成」
●講演2:若槻忠夫(ATU労組委員長)14:30〜15:30
「トヨタの労働現場はどうなっているのか‐ATU労組の活動から‐」
休憩(30分)
●講演3:文貞實(中部学院大学)16:00〜17:00
「サービス業従業者特化地域と女性労働者」
●全体討論17:00〜18:00

〈総寄せ場化と労働力の再編成〉

広範な産業部門において大量の非正規労働者が増大し、また、貧困化は著しく進行している。そして、そうした人々の中から、かつての下層労働者と連続的な質をもつ部分が確実に蓄積されつつある。彼ら彼女らは、非定住的で家族との結びつきを欠いており、また飯場のような「宿舎」を流動しつつ生きている。あるいは今はそうではなくとも、地域や家族とのつながりが時間とともに弱まればはっきりと社会から切断された下層へと吸収されそうな「予備軍」の膨張も推測される。現在の下層にはもはや「寄せ場」のような大掛かりな空間は用意されていない。「人材派遣会社」との携帯電話でのやりとりを通じての就労ルートが確立されることによって、今日の貧者の群れは、場所的に分散されている。そして、住処がなくなることで場所を失った人々は、飯場的宿舎やネットカフェのようなミニ寄せ場を転々としている。それが、私たちが、総寄せ場化と呼ぶ事態である。

名古屋における総会では、初日、猿田正機さん(中京大学)と若月忠夫さん(ATU労組委員長)をお招きして、自動車産業の下請け構造と非正規雇用労働者の現状と問題について報告していただく。トヨティズムもまた、末端へと負担を委譲しつつ、また多くの外国人労働者を含む非正規雇用労働者を接合しつつ、大きく変容しつつある。自動車産業における総寄せ場化の現われを確認したいと思う。また、文貞實さん(中部学院大学)には熱海・箱根での女性サービス労働者について報告していただく。観光地において、そして時には観光地を転々として、「寮」に居住しながらサービス労働に従事する女性たちは、流動する下層労働者の女性版であった。明らかに私たちが見落としてきたその存在についての歴史と現状が述べられることだろう。トヨタと熱海・箱根、「宿舎」とネットカフェ、そして寄せ場と飯場。それらを貫いてある、排除による貧困のメカニズムを浮き彫りにしたい。もちろん、総寄せ場化による分断、孤立化をこえた、連帯の可能性も問われるだろう。総会全体の見取り図については、冒頭に西澤晃彦(東洋大学)が述べることにしたい。二日目は、前日を受けて、藤井克彦さん(笹島診療所)に反貧困運動の動向について報告をいただく。すべての産業部門にわたっての総寄せ場化において、「反貧困」は有力な結集軸の一つだろう。寄せ場学会においても、「反貧困」とこれまでの議論と をすり合わせたいと思う。最後に、藤田進さん(アラブ研究)に、グローバルな変動と総寄せ場化を伴った労働力再編とを関係付ける報告をしていただく。総寄せ場化を受けて、問われるのは想像力であるだろう。連帯と存在証明と「反貧困」はいかにして可能なのか。(西澤晃彦)

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  • 2010年06月05日 (土) 13:00〜18:00
  • 愛知県 日本福祉大学名古屋キャンパス
  • 2010年06月05日 (土) 締切
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