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開催終了「地域のチカラ」〜脱「グローバリゼーション」の現場から

詳細

2008年10月15日 06:14 更新

ローカルであることの大切さ、ここのコミュニティの人には言うまでもない話なのかもしれません。それが、どのような意味で大切なのか、世界中、そして日本でどのように実践されているのかを確認できる集まりにしたいと思っています。




以下、イベントのお知らせです。

===
2008年11月8日(土)「地域のチカラ」〜脱「グローバリゼーション」の現場から
パート1:映像(14:00〜16:30)
   『ラダック 懐かしい未来』短縮版
   『アジアの行動するコミュニティ』*
   『パワーオブコミュニティ 
キューバはいかにしてピークオイルを生きのびたか?』

パート2:講演(17:00〜20:00)
    17:10〜18:10 基調講演 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん
    18:10〜18:55 大江正章さん講演
           (15分休憩)
    19:10〜20:00 ヘレナさんと大江さんの対話、質疑応答


●11月9日(日)シンポジウム 共鳴するローカリゼーションのうねり
(13:00〜17:00)

パネリスト=�徑�恵子さん、松本哉さん、森能文さん 
コメンテーター ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん 司会=大江正章さん

■会場はすべて明治学院大学 白金キャンパス

11月8日(土)パート1 2号館 2101教室
       パート2 3号館 3101教室
11月9日(日)パート2 3号館 3102教室

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
http://www.meijigakuin.ac.jp/access

■参加費 11月8日パート1、11月8日パート2、11月9日シンポジウム
 各1000円 3枚セット券2500円(前売りのみ)

■申し込み:事前申し込み(先着順)
問合せ・申込先:  acf_uketsuke@yahoo.co.jp (三谷)まで
1.お名前
2.メールアドレス
3.参加希望のプログラム
 (3枚セット券を希望される方は事前に申し込みください)
4.さしつかえなければご所属や関心ごとなどをお書きください

■主催 懐かしい未来ネットワーク(NPO法人 開発と未来工房)
■後援 明治学院大学 国際平和研究所 PRIME


【シンポジウム主旨】
ローカリゼーションはどこにいても実践できる「生き方」なのです

経済のグローバリゼーションは世界を豊かにする、という主張は幻想でしかありませんでした。
自国の豊かさが遠い国の貧しさの原因になっていると知ったら、
あるいは地球環境の劣化に繋がっていると知ったら、
その豊かな生活に居心地の悪さを感じる人も多いに違いありません。

しかも、その「豊かさ」だと思いこんでいることの多くが、実は本当の豊かさとはほど遠いものであることに気がついてしまった人も増えています。

行き過ぎたグローバリゼーションの弊害は格差社会の出現だけにとどまりません。 地域コミュニティや家族のつながりもずたずたにしてしまいました。

しかし、グローバリゼーションはわたしたちの生活の隅々にまで入り込んでいます。

銀行にお金を預ければ、それが原油価格を引き上げる先物取引の資金や米国の戦争のための資金として使われたりします。
「これはお買い得」と思って靴を買ったら、それが結果的に貧しい国の児童労働を助長したりします。指輪を買えば、広大な原生林を破壊することに繋がったりします。

そうしたことを極力拒否したとしても、日本という国で生活している以上、多かれ少なかれ、「否応なく」グローバリゼーションの片棒を担がされている。

わたしたち、懐かしい未来ネットワークはそんなグローバリゼーションの波から自立し、 本当の豊かさを実現するために、地産地消をはじめとした、食、経済、エネルギーのローカル化=ローカリゼーションの波を作り上げようとしてきました。
本当に豊かな社会を作るという視点を持ち続けながら、現在を生きのびるためのローカリゼーションを語るときが来たのです。

基調講演を行うヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんは、『ラダック 懐かしい未来』という本で、わたしたちに「本当の豊かさ」とは何かを問いかけてくれました。
近著『Breakaway』では、グローバリゼーションのキーポイントとなるWTO体制からの「離脱」(Breakaway)をテーマに、オルタナティブな未来を提唱しています。
ヘレナさんからは、この『Breakaway』の内容とともに、ローカリゼーションの成功例としてのトランジション・タウンやコミュニティの再構築を目指すエコビレッジの動向をお話しいただく予定です。

対談のお相手としてお招きするのは岩波新書『地域の力』をお書きになった大江正章さん。
自らコモンズという出版社を設立、環境、食、農、自治などをテーマに暮らしを見直す情報の発信を行っている大江さんが地域の食や経済、福祉などを立て直そうと奮闘する人々の実例を紹介しながら、食とエネルギー、経済の地域化に何が必要とされるかを考えていきます。

話題の映画、『パワーオブコミュニティ
        キューバはいかにしてピークオイルを生きのびたか?』
の上映もあります。字幕が間に合いそうもないので、活弁でお送りします。
これは、ソ連邦崩壊後、ソ連の援助も得られず、西側からも経済封鎖されたキューバが石油と食料のない中で、いかに都市農業を発展させ、餓死者を出さずに生きのびたかをレポートしたノンフィクション映画です。
ピークオイルを迎えるわたしたちに、さまざまなアドバイスに与えてくれます。

さらに、2日目のシンポジウムでは、「市民皆農」をキーワードに市内に5000区画もの市民農園を維持する横浜市から、都市農業を積極的に推進している自治体職員森能文さん。

『農家女性の社会学』を執筆、「農の元気は女性から」をキーワードに農と地域経済における女性の「チカラ」から脱グローバリゼーションの糸口を探る�徑�恵子さん。

高円寺、阿佐ヶ谷の商店街を舞台に「素人の乱」と称する古着屋、リサイクルショップを展開し、都市住民がお金に巻き込まれずに生きる術を語る『貧乏人の逆襲!? タダで生きる方法』を出版した松本哉さんをパネリストに迎え、ローカルに生きることとはどういうことかを語り尽くします。

キューバからのメッセージ、ラダックとイギリス、オーストラリア、アメリカでの取り組み、都市農業、農業に携わる「女性のチカラ」、そして商店街という身近なコミュニティ。

ローカリゼーションは、どこにいても実践できる個人の生き方でもあるのです!

あなたの人生を変えるかもしれない、2日間です。


■パネリストプロフィール

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ Helena Norberg-Hodge

 スウェーデン生まれの言語学者。1975年にラダックに入り、
 ラダック語・英語辞書を作成。
 ISEC(エコロジーと文化のための国際教会。本部イギリス)の代表。
 著書「ラダック懐かしい未来」は30カ国語以上に訳された。
 ラダックでの活動を継続しつつ、グローバリゼーションに対する問題提起や
 啓発活動を行っている。世界的なオピニオン・リーダーの一人。
 近著(共著)に『Breakaway』。
 ISEC HP: http://isec.org.uk

大江正章 おおえただあき 

 1957年神奈川県生まれ。ジャーナリスト、編集者。
 出版社コモンズ代表として、農、食、環境、アジア、自治などをテーマにした
 書籍の編集、発行を精力的に行っている。
 著書に『地域の力 食・農・まちづくり』(岩波新書)、
 『農業という仕事 食と環境を守る』(岩波ジュニア新書)。

�徑�恵子 つるりえこ 

 福岡県生まれ。社会学博士。吉備国際大学社会学部准教授。
 有機農業・農村女性起業などが持つ、食・農のグローバル化への対抗戦略の
 可能性がテーマ。
 著書に、農家女性の地位の変遷や、女性起業を丹念なフィールドワークに
 よってまとめた著書『農家女性の社会学 農の元気は女から』(コモンズ)。

松本哉 まつもとはじめ 

 1974年東京生まれ。96年「法政の貧乏くささを守る会」、
 97年「全日本貧乏学生連合会」をそれぞれ結成、
 2001年「貧乏人大反乱集団」結成。
 東京杉並区高円寺商店街に「素人の乱」という名のリサイクルショップを
 次々と開店。自身は5号店店主。
 著書に『貧乏人の逆襲! タダで生きる方法』(筑摩書房)、
 編著に『素人の乱』。

森能文 もりよしふみ 

 横浜市環境創造局北部農政事務所農業振興担当係長。
 横浜市に約70人いる農業専門職のひとり。
 栽培収穫体験ファームに当初からかかわるなど、
 地域の非農家住民をまきこんだ都市型農業施策を展開。
 大江さんの著書『地域の力』では「スーパー自治体職員」と紹介。

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2008年11月08日 05:26

    いよいよ今日になりました。
    当日参加、OKです。
    よろしくお願いします。
  • [2] mixiユーザー

    2008年11月09日 06:54

    地産地消コミュのみなさん、たびたびすみません。
    ここで案内していたイベントの1日目が昨日、終了しました。
    今日もあります。ぜったい来て、損はさせませんから、よろしく。


    ともだちのMASA(下北沢)さんがmixiの日記に明日の案内も書いてくれてます。

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=989138865&owner_id=6786901
    ===

    ちなみに、ヘレナさん、今日はコメントの予定でしたが、予定を変更して、今日もひとつの報告をしてもらうことになると思います。



    そして、今日の報告を早速ココペリさんが書いてくれています。
    http://yaplog.jp/kokopelli-life/archive/8

    この報告に、ほんの少しだけ手を加えさせてもらってます。
    「地域のチカラ」1日目の速報と今日の案内
    http://tu-ta.at.webry.info/200811/article_9.html

    以下、ヘレナさん、講演部分から抜粋
    ===
    最近の金融危機でグローバル経済の意味合いを考える人が増えています。今、経済についてマスコミで議論し意識高めてもらう機会が来ました。だが残念ながらマスコミでも学会でも議論は本質からはずれています。このシステムは資本の投機的利用、負債の増大をベースにしていますが、これがないと生活が成り立たないというのは迷信にすぎないです。今の状況を打開するために私たち一人ひとりが出来るのは構造的問題について自らを教育し他者に伝えていくこと、それが緊急の課題です。今までの迷信を暴露することが求められています。金融システムが生活を成り立たせているという迷信です。
    いまやほとんどの人は私たちが大きな環境危機にあることに気づいています、地球温暖化、森林破壊、海洋汚染・・・環境危機と経済システムのつながりに目を向けるべきです。それ以上に、今の経済政策や投機的経済システムのために人間の苦しみが増えてることを認識する必要があります。こうした実態を理解するには世界各地の情報を入手することが重要です。こういう深刻な問題は世界中で起きています。精神的不安、自殺、不幸、暴力などは世界的な潮流なのです。どうして人々の苦しみが増えてるかを広く深く問うことです。(続きは上記のURLで読んでください)
    ====

    大江さんのパワポ発表から、少しだけ
    もっと面白いところもいっぱいあったんだけど・・・。
    ===
    ・練馬の体験農園 新しいつながり 普通の農家でできる 1人30平米 お祭り、ハイキングも
    ・今治の地産池消 1980今治くらしの会(阿部悦子)が給食の自校化 今治立花農協から 2004食育モデル授業も 2005宣言 2006条例で地産地消・食育・有機の推進 
    ===


    質疑から
    Q
    パート?のセッションで、キューバはピークオイルをどうサバイバルしたかという映像を上映し、その後の吉田太郎さんのコメントで2000年以降は少し逆戻りしてるという紹介があったが、それをどう考えるか(tu-taのおぼろげな記憶&補足入り再録)

    ヘレナさんのA
    キューバは意識変革ではなく必要に迫られた変革だった。
    マスコミの影響で消費型ライフスタイルが若者に広がった。=若者への教育の重要性。メディア、広告、映画などの自己意識、子どものアイデンティティへの影響大きい。それがリテラシー変化にもつながる。


    Q
    権力を持っている側の意識が変わらないと、難しいのではないか

    ヘレナさんのA
    権力の側の人の価値観を転換させようとするのは無駄だと感じる。今のシステムを持続させてる最大の要因は無知。GDPの成長が大切で、それが増えればいいという考え方を否定する人は少ない。貧困の解消などに取り組む人が、もっと根本の問題に目を向けることで速やかな転換ができる。迷信を吹聴できなくなる。各国でそれぞれに意識を高めていくつかの国がWTOなどのシステムから抜ける。1つのグローバル経済システムが世界を覆って、同じような影響を与えています。私たちの豊かさである言語多様性などがモノカルチャーを見えなくさせている面もある。私たちのいのちの根源である多様性を守るためにも全体に目を向けなければならない。

    大江さんのまとめ発言(ここはtu-taの印象評価をたくさん含んだまとめ)
    「練馬の白石さんにキャベツばかりを作っていたときは楽しかったですか」と聞いたことがある。いまやっている体験農園の方がすごく楽しいとの返答。そこにも変化の鍵がある。楽しい変革をつくりだすこと。ぼくも出版社の社員をやめて出版社を始めて、収入は6割くらいに減ったけど、すごく楽しい。楽しさと有る程度の収入があれば変化は生まれる。

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