ぼくがプロデュースした映画が２２日までVancity Theater で公開中です。

先日のバンクーバー国際映画祭で観客賞の次点、と好評だった「ミリキタニの猫」The Cats of Mirikitani 。ぼくはニューヨーク在住ですが、バンクーバー映画祭に上映で行ったときにＵＢＣのキャンパスもちらっと訪れました。よさげな感じでしたね。

上映時間や詳細は以下のリンクを。
http://www.viff.org/tixSYS/vifc/filmguide/event.php?EventNumber=1254

本作品はニューヨークのトライベッカ映画祭でプレミア上映され、全１６０本強の作品の中から観客賞に選ばれました。また、先日の東京国際映画祭において、「日本映画・ある視点」部門での最優秀作品賞を受賞。この作品はアメリカ作品で、監督もアメリカ人ですが、共同プロデューサー、共同編集者がニューヨーク在住の日本人です。

ＮＹ在住の８０才の日系人ホームレス画家を描いたドキュメンタリー作品で、主人公の日系人強制収容所体験、広島の原爆で家族を失った過去が彼の人生に大きな影響を与え、そして９・１１多発テロ事件が主人公のそしてこの作品の大きな転機になります。そんな社会問題をテーマにしつつ、ユーモラスな描写に観客は笑い、そして話の展開に涙するという、社会問題に興味がない人にも楽しめる作品です。この機会をお見逃しなく！