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開催終了■「ゲイジュツ」になったジプシー音楽!?今月29日(土)大阪でレクチャー公演

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2008年11月23日 21:46 更新

管理人様、お邪魔致します。東欧の田舎のジプシー音楽が、20世紀のクラシック音楽に入り込んだ軌跡を語りと生演奏で明かしてみせる、おもしろ〜いコンサートが11月29日(土)午後6時から、梅田のザ・フェニックスホールで有ります。題して「ジプシー・ヴァイオリンの作り方」。たとえば「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」が奏でる、あのヴァイオリンがバリバリの「芸術」の素(もと)になってたなんて?! 開場前には大阪のジプシー楽隊のプレ・ライブも。ジプシー音楽ファンならゼッタイ「必聴」の、コンサートです。

るんるん語るのは、伊東信宏(のぶひろ)さん。阪大文学部の准教授で著書『バルトーク』で吉田秀和賞を受賞。ハンガリーやルーマニアの大衆音楽にも詳しい、日本を代表する音楽研究者。新聞での音楽会評やFMのクラシック番組の解説でも活躍中です。こう紹介すると「クラシックの専門家」のイメージが強いかもしれませんけど、トンデモナイ。これまでのルーマニア、ハンガリー旅行や滞在は数知れず。現地で村のジプシー音楽にホレ込み、あの土香り溢れる音楽が、20世紀を代表するハンガリーの作曲家バルトークや、ルーマニアのエネスク(エネスコ)のヴァイオリン音楽の素に成っているのを、シッカリと聴き取ってきました。

演奏者も一流です。ヴァイオリンの谷本華子さんはハンガリー人の師に学び、リサイタルやオーケストラとの共演、室内楽の分野でも演奏を重ねる関西きっての実力派。バルトークやエネスクの曲がはらむ“妖(あや)しさ”の表現に長けた名手でもあります。ピアノは加藤洋之さん。ハンガリーのリスト音楽院に学び、ヨーロッパで着々とキャリアを積み、再来年にはウィーンの名門・ウィーン楽友協会ホールの舞台にデビューする、最注目のピアニストです。

ムードまた今回は特別にステキな生演奏を、もう一つご用意しています。「フレイレフ・ジャンボリー」。ジプシー音楽はもちろん、東ヨーロッパの農村のユダヤ人が奏でる「クレズマー音楽」などの演奏を得意とする、大阪のブラスバンド。ブンチャカブンチャカ 楽しい「村の音楽」を、本番前の一階アトリウムなどでお贈りいたします。こちらの演奏は公演前、午後5時−5時半。

自由席。入場料は一般3,000円。学生1,000円(限定数)。問い合わせはザ・フェニックスホール チケットセンター(06・6363・7999 土日祝除く午前10時から午後5時)

ザ・フェニックスホールのHPはこちら ■公演詳細、インタビューもアリ
http://phoenixhall.jp/

谷本華子さんのブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/violinisthana/

フレイレフ・ジャンボリーのHPはこちら
http://www002.upp.so-net.ne.jp/freylekh/

コメント(5)

  • [1] mixiユーザー

    2008年11月23日 22:15

    おー伊藤先生のご講演に、フレイレフさん達の演奏もあるのですか!
    参加させていただきます!!
  • [2] mixiユーザー

    2008年11月23日 23:23

    すみません。
    ジプシー音楽に関わる者としてきになりましたのでメールさせてください。

    ジプシー音楽に限らず、人間が作り出したり考え出したりするものは、全て芸術活動といえると私はおもいます。
    その部分に感化されて、バルトークやコダーイも、民謡などを収集し、研究したのではないでしょうか?

    タラフの音楽や他のブラスバンド系ジプシー音楽、クレズマー音楽も、立派な音楽芸術です。

    私的な意見ですみませんが、貴殿の書かれた題名は差別的要素が感じられて、とても気になります。
    出来れば他の表現をしていただくことを提案したいです。

    でしゃばった意見で申し訳ありません。
  • [3] mixiユーザー

    2008年11月24日 13:09

    大学で民族音楽学の講座も受講したものとして、ぱんなさんとは別の方向から書きます。

    広義では音楽とは全て民族音楽とも言えるので、ここでは狭義の民族音楽として書きます。

    いわゆるジプシー楽団の音楽は、17世紀ごろにあるハンガリー貴族(現在のスロヴァキアに領地があった)が、領地内の音楽的才能のあるロマに西洋楽器(ヴァイオリンなどの弦楽器が主だったと思われる)をもたせて、お抱え音楽家としたところから始まっています。
    つまり西洋音楽史の分類(西洋芸術音楽は教会、宮廷、劇場の3箇所で生まれ発展したというもの)から言えば、宮廷音楽の一ジャンルと仮定することができるので、狭義の民族音楽ではありません。
    トランシルヴァニアを含め各地の伝統の中でハンガリー民族舞踊を伴奏するロマの音楽家と、ジプシー楽団の音楽家が演奏している音楽は異なる様式をもっています。きちんと聞き比べれば、音楽を専門とする人でなくとも良くわかりますよ。
  • [4] mixiユーザー

    2008年11月24日 16:48

    上に補足すると、社会主義時代を経て、プロの音楽家としてのジプシー楽団が、その地の舞踊の伴奏を引き受けている地方などが増えている、ということはあると思います。特にハンガリーで観光と結びついたもの(トランシルヴァニアは除く)、レストラン(ブダペストや地方を問わず)とか馬術ショーを見せる牧場のレストランなど、ですね。
    これはサロン音楽のプロとして仕事の場が、時代ごとに貴族の館→レストランやカフェ→観光関連と徐々に移っていったともいえるでしょう。現に最近では、職場が減ってきているため、ジプシー楽団の音楽家の子弟は、クラシックなどの分野へ進むことが増えています。

    以上、参考文献は自分のこれまでの専門知識と、横井雅子著「フォークリヴァイヴァル−伝統芸能復興−ハンガリーのダンスハウス運動」です。
  • [5] mixiユーザー

    2008年11月29日 02:05

    いまごろですが、参加表明します。
mixiユーザー
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  • 2008年11月29日 (土) 午後6時開演 ■プレ・イベントあり
  • 大阪府 梅田・ザ・フェニックスホール
  • 2008年11月29日 (土) 締切
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参加者
4人