私は、個人的には、映画で描かれている主人公・青地(あおち)という若い女性教師の狂気をはらんだ不安定な精神状態は、どこかシリ・ハストヴェットの傑作デビュー小説「目かくし」の主人公・アイリス(女性)に通じるものがある、と思っています。(まあ『眠り姫』原案の小説では、主人公は内田百けん自身なのですが、、、) 現代社会にも大勢いるであろう離人症気質の人々は、肉体をともなわずに意識と無意識だけの世界で生きているわけですから、それこそまさに「幽霊たち」なのではないでしょうか。「胡蝶の夢」的な世界を、時にリンチのような脳内映像で、時にハネケのような挑戦的かつ不条理な手法で描いてきた七里圭監督と柴田先生とのトークショーは、世代を超えて、きっと「いま・ここが揺らぐ」ようなものになるのではないでしょうか 、、、 また、ポール・オースター最新映画監督作(「The Inner Life of Martin Frost」来年日本公開か?)の話なども出ると面白いですね。座席数に限りがあるため、映画館では当日入場整理券を発行する予定です。どうかお早めにお越しくださいませ〜