mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了ヴォイスの祭典 FESTIVAL NEO-VOICE

詳細

2010年03月29日 00:06 更新

巻上公一、天鼓主催のヴォイスパフォーマンスの祭典が青山円形劇場で開かれます。
その道で日本のトップクラスが集まる、とても豪華且つ貴重なライブです。
声で創られる不思議な音楽の世界に酔いしれてください。


巻上公一、天鼓 プロデュース
FESTIVAL NEO-VOICE #1 ヴォイスの挑戦

声になにができるのか、
その可能性にスポットをあてた3日間。
いままでにない驚異のフェスティバル。

《1日目・冒険とチャレンジの声》 精鋭ソロ・ヴォイス・パ
フォーマー6人のボイスの嵐!
《2日目・悠久と豊饒の声》 アルタイの英雄叙事詩カイ〜ボ
ロット・バイルシェフを迎えて
《3日目・どこまでも遊ぶ声》 巻上公一 超歌謡リサイタル

主催 NEO-VOICE実行委員会
共催 日本トゥバホーメイ協会
企画 制作 巻上公一オフィス TENKO VOICE ARROW

日程   3月29日〜31日(月〜水) 午後6時半会場 7時開演
料金   29日、31日 予約 4000円 当日 4500円
      30日 予約 4500円  当日 5000円
      その他学生券や3日間通し券も有り。詳細はホームページにて。
場所   青山円形劇場
      〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-1
      ●青山学院大学斜め前 ●JR渋谷駅(東口・宮益坂側)徒歩10分
      ●地下鉄表参道駅(B2出口)徒歩8分
      TEL 03-3797-5678
チケット e+ (イープラスのページで「neo-voice」で検索)
      巻上公一オフィス 
       tel.0465-63-0578 ticketdesk@makigami.com

      チケット購入フォーム
      http://www.makigami.com/neo-voice.html#B

      企画・制作 巻上公一オフィス、TENKO-VOICE ARROW
      お問合せ 巻上公一オフィス
      tel.0465-63-0578 office@makigami.com

ホームページもどうぞ。
http://www.makigami.com/neo-voice.html



声の洞窟で遊んでみようか。
おーい、こっちだよー、ぺのぽのぺー。
この洞窟は、その存在さえあやしい。見つけ出さなければ響いてはくれ
ない。
解剖学的には、ゲーテが発見した穴というのが、上あごのまん中あたり
にあるらしい。
これは普段見えないものなので、なかなか自覚できるものではない。
また、人間には優れた舌骨があり、喉の奥のスペースがあったから高度
な言葉を手に入れたという。
あーうー。げろげろ。ちゃー。
では、このまるっきりプリミチブな咆哮は、どこから来るのか。
ぼくは思う。
言語の先っぽにこそ、知的に昇華された声のパフォーマンスが存在する
のだと。
声というのは、発するから声なのではない。
声帯は聴く時にも震えているように、からだそのものを表し、気配を表
し、精神を表す。
そしてこの頃の日常生活、声は後退しつつあるようなので、
ぼくはさらに声の洞窟遊びを推奨する。
こんなに素敵なことはないよ。

今回、天鼓とふたりでこのヴォイスの企画を打ち立てた。
いいと思った人は「うぉー」と雄叫びをひとつよろしく。
これが続くためには、みんなの協力がほんとうに欲しい。
さあ、いくぜ。ぴょーん。

巻上公一 2010年3月吉日


 この20数年のうちに声は驚くべき進化を遂げました。
しゃべること、歌うことの他に「声で表現する」という独立した分野を持ち始めたのです。
言葉や意味から解放された声が、呼吸やからだの動きをも含む
身体表現としてアーティストたちの関心をとらえた。
コンテンポラリー、エクスペリメンタル、ジャズ、アバンギャルドという実験的、
前衛的音楽の中から始まったこの動きは、
現代社会の「肉体からの遊離」に対する警鐘のようにも見えます。
自分を取り戻すこと、
すなわち自分の肉体を取り戻すこと。

 おもしろいことに、これほど「ヴォイスをする人」を多く輩出している国は日本以外にはありません。
これは、日本の文化、伝統、美意識に深く関わりがあるようです。
ダンスの世界で日本が舞踏を生んだように、
日本発でヴォイス・パフォーマンスという表現が広がっている。

 いつかヴォイスを浮き彫りにした試みを、と願ってきました。
わかり易いことばかりがドミナントなこの時代に、
一般にはまだ「なんだかわけのわからないもの」とされる
声の表現をぶつけてみたいという思いもあり。
長くヴォイスに携わってきた私にとって、
巻上公一氏と共同で今回のフェスが開催できるのは大きな喜びです。

 “ヴォイス”には人の数だけ様々な方向性や異なる彩りがあります。
「声を出す」という、人として究極のシンプルな行為が
「その人のもの」としか言えない独特の世界を創りあげる。 

 このフェスティバルで、様々な声を聴いて、観てください。
見目麗しい特上のからだや美声は必要としない。
あなたはあなたでいい。
肉体を持ったヒトの存在、自己を肯定したところから始まった
“ヴォイス・パフォーマンス”という世界で、生身のエネルギーがいかようなものかを、
存分に味わっていただけたらと思っています。
                        
天鼓 2010年 春  


------------------------------------------------------------
公演内容詳細
-------------------------------------------------------------
〈第1日目〉
3月29日(月) 「ソロ・ヴォイス・パフォーマンス」

国内の活動のみならずヨーロッパやアメリカなどで知名度の高い、精鋭
のヴォイス・パフォーマー6人のソロという、
意欲的なプログラムです。楽器奏者との共演では音楽的要素が強くなり
ますが、今回は敢えて「ソロ」ということにこだわり、
楽器のひとつとしての「声」ではなく、独立した表現としての「ヴォイ
ス」を、多様な出自(ロック、ジャズ、現代音楽など)
を持つアーティストの多彩な表現から味わっていただきたいと思います。
このエクスペリメンタルな試みは、演じるパフォーマーにとってもスリ
リングなチャレンジです。

【出演】  
天鼓(Tenko)
さがゆき(Saga Yuki) 
灰野敬二(Haino Keiji) 
蜂谷真紀(Hachiya maki) 
巻上公一(Makigami Koichi)
吉田アミ(Yoshida Ami) 

オープニング・アクト(18:30 start)
《ヴォイスムービー》
出演:鈴木美紀子(Suzuki Mikiko)/徳久ウィリアム
(Tokuhisa William)/アキラサネマツ(Akira
Sanematsu)/檜山ゆうこ(Hiyama Yuko)
映像/遠藤正典(Endo Masanori)

開場 18:30   開演 19:00
前売り4000円 当日4500円
学生前売 3000円、学生当日3500円


〈第2日目〉
3月30日(火) 「アルタイの英雄叙事詩カイ」

アルタイ共和国から来日するボロット・バイルシェフは、現代の楽曲に
伝統楽器や伝統唱法を取り入れ、
その優れた表現力、歌唱力によって、世界中にファンを得ているスー
パースター。
高低多種多様な変幻自在のヴォイスは、声の持つエネルギーの豊かさや
力強さを感じさせるとともに、
2千年という大地に根ざした悠久の時間をも彷彿とさせます。
アルタイに造詣の深い作家、田口ランディ氏のトークもアルタイの文化
や音楽への興味を深めます。
(注:カイ シャーマンによって2千年を歌い継がれてきた英雄叙事
詩。ホーメイなどと同じく喉歌が使われる)

【出演】 
ボロット・バイルシェフ(アルタイのカイ)(Bolot
Bairyshev)
梅津和時 (バスクラリネット)  (Umezu
Kazutoki)
佐藤正治(パーカッション)(Sato Masaharu)

●トーク  
巻上公一(Makigami Koichi)× 田口ランディ(Taguchi
Randy)

●オープニング・アクト(18:30 start)
《ホーメイ交響詩》 
指揮 巻上公一(Makigami Koichi)
出演 山川冬樹(ホーメイ)(Yamakawa Fuyuki)
+ チャクルパホーメイ(Chakurupa Khoomei)

開場 18:30  開演 19:00
前売 4500円 当日 5000円 
学生前売 3500円、学生当日4000円


〈第3日目〉
3月31日(水) 「巻上公一超歌謡リサイタル」

『ヒカシュー』としてのバンド活動、ホーミーや口琴を取り入れた演
奏、またその紹介者としても知られる
ユニークなミュージシャン巻上公一は、宇宙語ヴォイスの達人でもあり
ます。
その巻上公一によるリサイタルでは、声の遊びが追求されます。
ヴォイスの自由自在のおもしろさ、それが日本の歌謡と結びついたとき
に生まれる揺らぎや、
意表を突く鮮烈なイメージの転換のマジック。
ゲストに「7色の声を持つ妖精」とも呼ばれるおおたか静流を迎え、歌
謡をヴォイスの遊び心で満たし、摩訶不思議な歌世界を創りあげます。
【出演】 巻上公一(ヴォーカル)(Makigami Koichi) 
【ゲスト】 おおたか静流(ヴォーカル)(Ohtaka Sizzle)

佐藤芳明(アコーディオン)(Sato Yoshiaki)
四家卯大(チェロ)(Shika Udai)
三田超人(ギター)(Mita Freeman)
清水一登(ピアノ、バスクラリネット)(Shimizu
Kazuto)
坂出雅海(ベース)(Sakaide Masami)
佐藤正治(ドラム)(Sato Masaharu)

オープニング・アクト(18:30 start)
《ヴォイスオペラ》 
出演 富士栄秀也(Fujie Hideya)/伊宝田隆子(Ihoda
Takako)/貞森裕子(Sadamori Yuko)/ほいの(Hoino)
/天鼓(Tenko)
開場 18:30  開演 19:00
前売 4000円 当日 4500円 
学生前売 3000円、学生当日3500円

-----------------------------------------------------------------

●ヴォイス実験室 オープニング・アクトについて
フェス開催の3日間、開場から開演までの30分間に、毎日異なっ
たプログラムのオープニング・アクトが用意されています。
サイレントムービーとヴォイス、ホーメイのグループ演奏、芝居仕立て
のヴォイスオペラ。
このフェスにふさわしく、ヴォイスの無限の可能性を実験的に試みまし
た。こちらもお見逃しなく。

------------------------------------------------------------------


コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2010年03月29日 00:06

    いよいよ本日から開演となります。当日の受付もありますので、皆様どしどしお越し下さい!
mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2010年03月29日 (月) 3月29〜31日
  • 東京都
  • 2010年03月29日 (月) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人