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開催終了JOC選手強化事業などに対する国の補助金約27億円などが五輪メダリストら11人が1日、東京都内のホテルで厳しい財政事情を訴える共同会見を行った

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2009年12月02日 00:16 更新

JOC選手強化事業などに対する国の補助金約27億円などが五輪メダリストら11人が1日、東京都内のホテルで厳しい財政事情を訴える共同会見を行った
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<事業仕分け>強化費縮減…「切り捨てに憤り」太田ら会見
12月1日22時2分配信 毎日新聞


選手強化費削減に反対する記者会見を行う(左から)フェンシングの太田雄貴、女子レスリングの吉田沙保里、体操の冨田洋之=東京都内のホテルで2009年12月1日午後7時35分、佐々木順一撮影
 日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化事業などに対する国の補助金約27億円などが、行政刷新会議の事業仕分けで「縮減」の対象となったことを受け、五輪メダリストら11人が1日、東京都内のホテルで厳しい財政事情を訴える共同会見を行った。

 会見では04年アテネ五輪男子アーチェリー銀メダルの山本博(日体大女短大教)が「我々は練習時間を削ってアルバイトをしたこともある。諸外国の選手たちはそれを聞いてびっくりする」と競技団体の財政が苦しいマイナー競技の選手の自己負担の大きさを指摘。08年北京五輪フェンシング男子個人フルーレで銀メダルの太田雄貴(森永製菓)も「税金で競技をさせてもらっていることを認識する必要がある」と語った上で、「五輪の出場権を得るために自己負担で大会に出る現状は、将来を担う子どもたちにとっても悲しいこと」と訴えた。また仕分け人が「リュージュ、ボブスレーなどマイナーな競技にも補助が必要か」と指摘したことに関して、92年アルベールビル五輪男子スピードスケート銀メダルの黒岩敏幸氏は「マイナースポーツこそ補助が必要。切り捨てる言葉に憤りを感じる」と強い口調で語った。

 今夏の水泳世界選手権男子背泳ぎ銀メダルの入江陵介(近大)は「亡くなった古橋(広之進)さんが戦後の苦しかった日本を明るくしたと何度も聞いた。スポーツのすごさを理解してもらえるとうれしい」と口にし、アテネと北京で2大会連続金メダルの女子レスリングの吉田沙保里(綜合警備保障)は「景気が悪いと、企業がスポンサーから下りて苦しい。安心して戦えるようにしてほしい」と台所事情を訴えた。

 08年度決算によると、JOCの総収入のうち、国庫補助金は27億3199万円で全体の30.9%を占め、主に合宿費や遠征費などの強化事業費に充当されている。上村春樹・JOC選手強化本部長は「27億円は諸外国と比べてむしろ少ない。死活問題」と語った。

 事業仕分けでは、選手強化事業費27億1400万円を含むスポーツ予算32億9200万円(文部科学省、10年度概算要求)が「縮減が妥当」と判定された。【高橋秀明】

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