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開催終了中村うさぎとサンタ女子のクリスマス!

詳細

2007年12月04日 00:19 更新

12月12日(水)
燃えよ(萌えよ)中央線vol.1
『サンタ服を着た女の子〜死闘編〜』
中村うさぎとサンタ女子のクリスマス! 〜あなたに「眠れる姫」はいるか?

「なぜ女であることをおおらかに、堂々と楽しめないのか?」をテーマに、中村うさぎが自らサンタ服になって問いかける。プラスワン好評プレXマスイベントが阿佐ヶ谷で実現!

【出演】
中村うさぎ
【司会進行】
切通理作&ガーリーサンタ

OPEN18:30 / START19:30
前売¥1,200(飲食代別)
当日¥1,500(飲食代別)
前売はローソンチケットにて11/10〜発売(L:34143)

場所:阿佐ヶ谷ロフトA
東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分

阿佐ヶ谷ロフトA HP
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

 
 昨年、クリスマスの季節に合わせて『サンタ服を着た女の子』という本を白水社より上梓いたしました。これは、私が講師をしている大学の女子学生から聞いた話がベースになっています。倦怠期になった彼氏から求められない寂しさから、クリスマスの夜、自ら作ったオリジナルデザインのサンタ服を着て、夜に待ち構えて驚かせた、と。
 そしてその悪戯心に隠された、とても切実な気持ちを知りました。
 そこで、その女子学生が、いろんな女の子にサンタ服を作ってあげて、それぞれ自分の彼氏や想い人を驚かせてみる、という本を企画しました。

 その本を出して三カ月ほどたった頃、人に勧められて中村さんの『私という病』を手にし、「どうして私は、女であることを、おおらかに堂々と楽しめないのか」という最初の一行ですでにガツンと来てしまいました。
 これはまさに『サンタ服を着た女の子』を通して私が知ることのできた、女子学生たちの叫びだと思ったのです。彼女たちにとってサンタ服を着たい、というのは、決して軽い女の子に見られたいわけでもなければ、誰彼かまわず誘惑したいわけでもない。それは中村さんがおっしゃった、「曲がりくねった道」の先にある「必要なプロセス」だと思うのです。
 私がサンタ服本で出会った女性たちは中村さんのおよそ半分の年齢ですが、それでもすでに、このような感覚を持っています。
 いまの学生は人とつながる回路として、早くから性的な対象と見られ、しかも、なかなか「このあたりで卒業」というゴールがない。彼女らにとって、中村さんのおっしゃるように、フェミニズム的正論の中からではなく、自分の性を奪い返すということはとても重要な命題であると思います。

 それを私の本では、あえてサンタ服を身につけるという、一見ポップな遊び心の中にある「切実さ」として表現しましたが、中村さんはもっとヒリヒリしたところで、直にぶつかり合いながら掴み取ろうとしておられます。
 私には、彼女たちと中村さんが、『私という病』での分身探しでいう「分身」のように思えてきました。「あなたの中に『眠れる姫』はいるか」という問いを彼女たちにぶつけてみたいと思いました。

 そこで今年「サンタ服を着た女の子」イベントでゲストの方においでいただく際、中村さんのお名前が真っ先に浮かびました。また僕の周囲の人間も、もし中村さんに来ていただくならすばらしいと言っていました。

 そして中村さんにOKいただき、また当日サンタ服を着ていただくことになりました。サンタ女子も、中村さんに自分の作ったサンタ服を着ていただけたらこれ以上の幸せはない、と申しております。

 とても奇矯な企画に見えるかもしれませんが、私としては真剣にお願いしました。女の子にとってのクリスマスのせつなさの正体を知りたいという皆さん、あるいはうさぎさんファンの皆さん、あるいはただ単にサンタ女子とクリスマスを過ごしたいという男性の皆さんも、ぜひおいでいただければ幸いです!
 サンタ服を着て来てくださったら割引します!

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2007年12月19日 01:13

      「中村うさぎとサンタ女子のクリスマス!」、おかげさまで百席ある会場が満員御礼でした!
      それ以上に感激したのは、夜も更けたイベント後半においても、お客さんの数がほとんど減らなかったことです。最後の質問タイムではもっともっと時間がほしいという熱気さえ感じられました。
      おいでくださった方、ありがとうございます!

      中村さんの著作と『サンタ服を着た女の子〜ときめきクリスマス論』(白水社刊)の接点、および打ち合わせ時に出た話題から、トークの内容は三部構成で考えました。

    第一部 女性は「人魚姫」なのか?〜私の中の「眠れる姫」
    第二部 サンタ女子は何を「見せる」のか〜「私を見て」と「私を見るな」
    第三部 コスプレは「性」の問題を象徴する

      それぞれの間に休憩が入り、それは衣装替えタイムでもありました。

      第一部では私服で登場された中村うさぎさんが、第二部では、この日のためにサンタ女子が作ったオリジナルサンタ服で再登場。サンタ服を着て下さいというお願いを快諾され「むしろ、ぜひ着てみたいくらいです」とおっしゃっていただいた中村さんのサンタ服姿には、場内からどよめきが。そして第三部では中村さんはじめ、ゲストの皆さんがそれぞれお持ちの衣装から、さらなるコスプレを展開!

     「私の整形もブランド物も、すべてコスプレです」とおっしゃる中村さん。コスプレを通して「性」の問題を考えるという全体の芯を作りました。その話題をしながら、実際にもコスプレするというシンクロを考えました。
     
     実際のイベントでも、話題は多方面に広がりながらも、芯の一本通ったものになったと思います。

     中村さんと私のトークにとどまらず、中村さんへの依頼状にも書いた、サンタガールズとの、世代を越えた女子同士の対話という側面を重視したかったのですが、サンタ女子も物怖じせず中村さんと話すことができ、中村さんもざっくばらんに受け答えしてくださり、とてもいい雰囲気でした。
     
     最後の質問タイムは、お客さん一人ひとりの、個人的な愛と性をめぐる懊悩を、質問したいのか、せきを切ったように語りたいのか、ご本人もわからないような、切実な調子で話される方ばかりで、場の空気がそうしたことをOKにしているような高揚感がありました。

     サンタ服およびさまざまなものへの「コスプレ」を通して、うまく表現できずに抑圧してしまっている「もうひとりの私」を、冗談半分本気半分、自虐ギャグに紛らわせて表現する、という、中村さんと確認したこのイベントの磁場が、おのおのの切実な場所を呼び覚ましたのではないかと思っています。

     そして刊行したばかりのときは、うまく説明できなかった『サンタ服を着た女の子』という本のいま存在する意義が、中村さんのおかげで浮き彫りになったと思います。

     いろんな意味で達成感のあるイベントだったと思います。
     今後の活動に、活かしていく体験になれればと思いました。
     みなさん、重ね重ねありがとうございます!
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