Keith Tippett イギリス・ブリストル出身。1967年に故郷を離れ、ロンドンで活躍。自らのセクステット(Elton Dean、Mark Charig、Nick Evansなどをフィーチャー)を率いるとともに、 50人編成の Centipede(イギリス、アヴァンギャルド・ジャズの核。Soft Machine、Nucleus、The Blue Notes、King Crimson などのメンバーをフィーチャー)もプロジェクトとして引っ張った。King Crimson の初期作品に参加して、その独創的プレイを披露した。その後 Robert Fripp は Keith のアルバム 5枚をプロデュ‐スすることとなった。一方、Peter Brötzmann や Harry Miller などとのカルテット、Howard Riley とのデュオ、Derek Bailey’s Company への参加、Stan Tracey、Andy Sheppard 、Peter Fairclough それぞれとのデュオなどKeith の活動には枚挙にいとまがない。「想像上の映画音楽」として The Ark が “The Frames:Music for An Imaginary Film”を完成させ、テレビ用には Keith がソロ・ピアニストとして “The Body on Three Floors”(テレビジョン・サウス・ウエスト)に参加した他、The Comic Strip の “The Supergrass”で作曲を行っている。1990年代に更に幾つかのテレビ関連の活動を行ったほか、1996年-1997年には Bath Festival で21人編成のバンド Tapestry やストリングス・カルテットとの活動が行われている。更に、教育分野でも学校で教えたり、イギリスや他の国でジャズ・ミュージシャンにワークショップをしたりしている。Dartington College of Arts 及び Welsh College of Music and Drama では名誉フェローであり、ピアノとインプロヴィゼーションの客員教師となっている。Keith は2000年代に入ってからも精力的に活動を続けている。2002年には “Dance of the Dragonfly”のワールドプレミアが行われたが、これは Keith が参加する Ensemble Bash に作曲と演奏が委嘱されたものだった。この他にもJoanna MacGregor との作曲家イン・レジデンスが Aldeburgh Music 音楽コースで行われたり、リスボンでの Tapestry 公演などが開催されている。最近では 元King Crimson のドラマーMichael Giles の Mad Band やSoft Machine Legacyにゲスト参加したり、現代音楽四重奏団のElysian Quartet(ロンドンで3日連続特別公演)や南イタリアの女性ヴォーカル・グループFaraualla とコラボレーションをしている。
他に、Ovary Lodge、The Georgian Ensembleなどでの演奏、パートナー Julie Tippetts とのデュオ、Paul Dunmall、Paul Rogers、Tony Levin との伝説的グループ Mujician、"Linukea" Piano Quartet、南アフリカの Louis Moholo-Moholo と"Blue Note" ミュージシャンとのコラボレーション、現代クラシック・グループや大きなジャズ・オーケストラとの活動など幅広く展開。
2004年にはKeith Tippett, Julie Tippetts 及び南アフリカのドラマー Louis Moholo-Moholo、イタリアのジャズ・オーケストラ Canto Generàl と一緒にライヴ録音し、アルバム"Viva La Black Live at Ruvo" をリリースしている。2013年リリースの最新アルバム "Ogni Male Fore" はヨーロッパ・ワールド・ミュージック・チャート TOP 10 に入り、高い評価を得ている。