また、キーボーディストとして、ORGAN LANGUAGE、bird、CHARA、MONDAY満ちる等の作品に参加、プロデューサーとしてKYOTO JAZZ MASSIVE、Aco、キタキマユの楽曲等数々の作品を手掛けている。国内の著名アーティストとのコラボレーションを精力的に行いながらも、敢えて吉澤は音楽活動の主軸をヨーロッパに置き、その結果フューチャージャズ・シーンで最も有名な日本人クリエイター兼キーボーディストとなった。
最近ではヨーロッパのジャズ・シーンをリードするJazzanovaへの参加、Dego(4Hero)とのremixやライヴでの共演でもその実力は高い評価を得ている。元来吉澤が持ち合わせた伝統的なジャズ、フュージョンのマナーとシーンの最前線とリンクしたその先進的なサウンドの融合は唯一無二のオリジナリティーを持ち、世界中のDJやミュージシャンから絶大なる支持を集めている。2000年には「Violet Lounge」を、2002年には自身の名前をタイトルにしたアルバム「Hajime Yoshizawa」をリリース、Nina Mirandaをフィーチャーした「I am with you」は、クラブ・シーンでの大ヒットと同時にTVCM曲としても幅広い層の心をつかんだ。2005年にはPARCOのCMソング「Beyond the Sunshine」を含む2ndアルバム「Music from the Edge of the Universe」を発表。 質の高い音楽性と豪華フィーチャリングアーティストが話題を呼び、傑作アルバムと絶賛された。日本人の琴線に触れるメロディー・メーカーにして、世界のダンスフロアーをグルーヴさせるという奇跡を起こした男。それが吉澤はじめなのだ。