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開催終了ジェームズ・ギリガン&キャロル・ギリガン来日講演とシンポジウム

詳細

2009年03月01日 02:08 更新

ギリガン夫妻(ジェームズおよびキャロル・ギリガン)
来日講演とシンポジウムのお知らせ

21世紀に入っても,9/11以降の世界の動きに象徴されるように,戦争と暴力が現代世界の私たちの生活を悩まし,脅かしています。とりわけ現代日本では,格差社会の進行とともに,若者たちの絶望的な暴力事件も頻発し,私たちに多くの課題を突きつけています。また,DVを初めとする性暴力の問題は,日本社会の根深い文化の体質を反省することを要求しています。
 今回,アメリカ合州国で暴力問題の専門家として,長年の実践の上に,独創的な暴力の考察を展開しているジェームズ・ギリガン(James Gilligan)氏をお招きして,以下のような予定で,シンポジウムと講演会を開くことになりました。ギリガン氏は,日本ではあまり知られていませんが,アメリカ合州国に留まらず海外でも多くの影響を与えている理論家であり実践家であり,ジェンダーの視点を理論的考察の軸に据えた方です。(氏の『暴力を予防する』という本が4月に翻訳出版の予定です。)また,自尊心の破壊による恥の形成という精神医学的視点を暴力問題の基礎にしながら,それと不可分に貧富の拡大を構造的に認めるアメリカ合州国の現状を強く批判して,ジェンダー平等を含めた平等な社会の形成こそが暴力を防ぐ最も重要な道だと力説しています。
また,パートナーが『もう一つの声』という本によって,フェミニストとして知られるキャロル・ギリガン(Carol Gilligan)氏でもあり,今回は,この両者をお招きしてのシンポジウムと講演会です。是非,多くの方々がご参加ください。
(なお、両日とも参加費無料、事前予約は不要です。直接会場へお越しください。)

招聘:佐藤和夫(千葉大学)研究代表 
科研費「男女共同参画社会における男性の『社会化』と暴力性についての研究」

?シンポジウム
「戦後日本社会の変容と暴力の問題」
日時 3月16日(月) 午後1時より5時まで
場所 千葉大学人文社会研究科マルチメディア会議室

報告者:
片岡洋子(千葉大学,教授,教育学)「日本社会におけるDVの認識と対応」
佐藤和夫(千葉大学,教授,哲学)「高度成長以降の日本文化の変容と暴力の問題」
ジェームズ・ギリガン(ニューヨーク大学,教授,精神医学)
キャロル・ギリガン (ニューヨーク大学,教授,心理学)
(ともに元ハーバード大学教授)


?講演会
「暴力とジェンダー:ジェームズ・ギリガン&キャロル・ギリガン講演会」

日時 3月17日(火曜日)13:00―17:30
場所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館 201
日本語通訳付き

13:00 挨拶 佐藤和夫(千葉大学 教授 哲学)
13:10−14:40 講演1 
ジェームズ・ギリガン(ニューヨーク大学 教授 精神医学)
テーマ「セックス、ジェンダー、暴力」

14:40−14:50 休憩

14:50−16:20 講演2
キャロル・ギリガン(ニューヨーク大学 教授 心理学)
テーマ「子どもの健全な抵抗と勇気を強化する:青年の暴力防止のためのジェンダー戦略」

16:20―16:30休憩

16:30−17:30 コメントおよび全体討論
コメンテーター1 菅原ますみ(お茶の水女子大学 教授 心理学)
コメンテーター2 坂本佳鶴恵(お茶の水女子大学 教授 社会学)

司会 小玉亮子(お茶の水女子大学 准教授 教育学)

招聘・佐藤和夫(千葉大学)研究代表 
   科研費「男女共同参画社会における男性の『社会化』と暴力性」
共催・耳塚寛明拠点リ―ダー お茶の水女子大学グローバルCOE
  「格差センシティブな人間発達科学の創成」
  ・お茶の水女子大学ジェンダー研究センター



* シンポジウムおよび講演会についての問い合わせ先
gender_and_violence@yahoo.co.jp

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