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開催終了早大シンポ「メディアとジェンダー表象の現在」

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2006年10月19日 19:48 更新

第6回 早稲田大学ジェンダー研究所 主催シンポジウム
「メディアとジェンダー表象の現在」

2006年11月11日(土)午後1時30分(午後1時開場)〜午後5時

早稲田大学8号館B107教室(西早稲田キャンパス南門を入って左)
(地下鉄東西線早稲田駅下車徒歩5分、またはJR・西武新宿高田馬場駅より都バス早大
正門前下車)

 1990年代の後半以降、日本社会では、男女雇用機会均等法の改正や男女平等推進基
本条例の制定などが達成されてきました。さらに、ジェンダー平等だけに包摂されな
い、新しい関係性を可能にする多様なライフスタイルをめぐる法整備や、セクシュア
ル・マイノリティの性的権利と公的な保障の現実化などを求める動きも始められてい
ます。

 その反面で、政治的な局面での保守派によるフェミニズムへのバックラッシュ(逆
風)が強まり、2005年には“ジェンダー”という用語をめぐって男女共同参画基本計画へ
の強い批判がなされ、現在もその状況は深刻です。今日の社会矛盾や漠然とした不安
を“ジェンダー”という語と結びつけることで「ジェンダー・バッシング」を成り立た
せる構造を考えたとき、雑誌、新聞、テレビといった既存のマス・メディアの強い影
響力を無視することはできません。

 そこで、今年度のシンポジウムでは、「メディアとジェンダー表象の現在」に焦点
を当て、この問題に関して様々な立場のパネリストたちを迎え、考えてみたいと思い
ます。日本社会のジェンダーにまつわる差別構造にメディアがどのように関わってき
たかを明らかにするとともに、そうした構造を打破すべく、今後メディアがどのよう
な役割を果たしうるのか。メディアと“ジェンダー”の間に現れる多様な問題について、
活発な議論が展開されることを期待しています。

一般来聴歓迎・入場無料

<パネリスト>

伊藤 守(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
 「メディア研究におけるジェンダー・表象」
吉田 俊実(東京工科大学助教授)
「『NHK・ETV事件』にみられるジェンダー・バイアス」
三橋 順子(早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員)
「テレビ・メディアにおけるトランスジェンダー表象の変遷」
宮本 有紀(『週刊金曜日』編集・記者、ジャーナリスト)
「ジェンダーと政治 ― 週刊誌記者の見た7年」    

<プロフィール>

伊藤 守(いとう まもる)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は社会学、文化研究、メディア研究、メ
ディア論。主著に『記憶・暴力・システム』(法政大学出版2005年)。編著に『文化の
実践、文化の研究』(せりか書房2004年)、『メディアの権力作用』(せりか書房2000
年)『テレビジョン・ポリフォニー』(世界思想社1999年)。共著に『デモクラシー・リ
フレクション』(リベルタ出版2005年)、『社会学講座8社会情報』(東京大学出版
会1999年)など。訳書に、フィスク『テレビジョン・カルチャー』(梓出版社1996年)、
シルバーストーン『なぜメディア研究か』(せりか書房2003年)など。

吉田 俊実(よしだ としみ)
東京工科大学助教授。専門は英文学、言説分析、表象文化論。
「メディアの危機を訴える市民ネットワーク(メキキ・ネット)」事務局、「放送の公
共性の<いま>を考える全国連絡協議会」世話人。メキキ・ネットはETV改ざん事件を風
化させず、メディアに対する市民の関心を高めるべく発足した。
編著に『番組はなぜ改ざんされたか―「NHK・ETV事件」の深層』(一葉社2006年)など。

三橋 順子 (みつはし じゅんこ)
早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員。国際日本文化研究センター共同研究員。
専門はジェンダー/セクシュアリティの社会史、とりわけ性別越境(トランスジェンダー)
の社会文化史。
2005年度には、お茶の水女子大学で専論講座としては日本初となる「トランスジェン
ダー論」の講義を担当。
共著に『性の用語集』(講談社2004年)、『戦後日本女装・同性愛研究』(中央大学出版
部 2006年)など。
詳しい経歴や著述は、http://www4.wisnet.ne.jp/~junko/

宮本 有紀(みやもと ゆき)
『週刊金曜日』編集記者(2000年入社)。主な担当は憲法と女性に関連する問題。
担当企画として、『女性国際戦犯法廷 裁かれた日本−−性奴隷制度は天皇と国の犯罪』
(2001年)、『国連女性差別撤廃委員会 日本への勧告 どこから手をつける? 山積み
の課題』(2003年)、『いつまで見えないふりをする!? 総合商社・兼松の男女賃金差
別』『富を生む人権侵害 暴力ポルノ』『自民党「過激な性教育・ジェンダーフリー
教育を考えるシンポジウム」抄録』(2005年)、『ジェンダー問題から憲法問題になっ
た福井の「書籍撤去事件」』『天皇制とジェンダー』(2006年)など。

<コーディネーター>

畑 惠子(はた けいこ)
早稲田大学社会科学総合学術院教授、早稲田大学ジェンダー研究所研究員。

橋本 育(はしもと いく)
御茶の水書房編集者、早稲田大学ジェンダー研究所客員研究員。


後援:早稲田大学ハラスメント防止委員会
http://www.waseda.jp/stop/

主催:早稲田大学ジェンダー研究所
http://www.waseda.jp/kikou/lab/lab_p4.html



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