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開催終了ワークショップ「戦争展示のなかのジェンダー」

詳細

2006年09月28日 00:45 更新

以下サイトから
http://www.rekihaku.ac.jp/research/inter/meeting2006.html#01

ワークショップ「戦争展示のなかのジェンダー」

2006年10月13日(金)
9時30分〜18時
昭和館・遊就館、人間文化研究機構会議室
30名

15日に講演会もあります。

歴史展示のなかのジェンダー

2006年10月15日(日)
9時30分〜17時
国立歴史民俗博物館 大会議室
60名

開催主旨
このワークショップおよび研究集会は、歴史系博物館における具体的な展示を対象として、展示のなかの「ジェンダー」の問題を、さまざまな角度から考え、議論することを目的としています。

まず、10月13日のワークショップでは、歴史展示のなかでもっとも展示することが難しく、かつジェンダーの観点からすでに問題点が指摘されてきている戦争展示を実際に見学し、そのうえで「戦争展示のなかのジェンダー」という点に絞ってディスカッションする予定です。具体的には、参加者に、都内のいくつかの戦争に関する博物館(昭和館・遊就館は必須です)を見学していただいたあと、場所をかえて(人間文化研究機構本部の会議室)感想をも含めて自由に話し合う場を設けます。

また、15日の国立歴史民俗博物館(以下、歴博と略)での研究集会は、外国で日本の歴史、それもジェンダーについて関心を持って研究してきた研究者の視点を大切にしたいと考え、アン・ウォルソールさんと殿村ひとみさんにメインの報告をお願いしました。お二人には、ジェンダーに関わって現在興味を持っていらっしゃることと、歴史展示のなかのジェンダーの問題について日頃考えていらっしゃること(今回、日本でいくつかの博物館の歴史展示を観て考えたこと)をお話いただく予定です。また、コメンテーターとしては、韓国から朴花珍さんをお招きしているほか、13日にはスーザン・バーンズさん、15日には、日本中世史・近世史および美術史の研究者からコメントをいただくことになっています。

なお、歴博では、2008年3月から常設展示のリニューアルを順次始める予定ですが、予めジェンダーの観点からどのような展示が可能か、あるいは必要か、多くの研究者と一緒に議論する機会を持ちたいと考えています。あらためて言うまでもなく、歴史系博物館の展示を構成する立場から言うと、やはり難しいのが、ジェンダーの問題を踏まえてそれをどのように展示するか、ということです。歴史資料そのものについては、とくに絵画資料を中心に、描いた側の視線や視角、それを観る側の意識、描かれたもの自体の持つ意味をはじめとして、現在的視点から読み取ることのできる「ジェンダー」の問題について研究が進められています。しかし、実際に歴史展示をするという立場から言うと、「女性の視点」(これ自体も問題だが)から展示すればそれですむわけではなく、女性を展示すればすむわけでもありません。とくに展示するという行為そのものが持つ問題性と相まって、多くの課題を残していると言わざるを得ません。展示場という、もっとも明確な表象行為をする場で、この問題について議論することの意味は大きいと思います。今後歴博で進められるリニューアルに際して、こうした議論をふまえておく必要があると考えています。 

また、現在、人間文化研究機構では、「日本とユーラシアの交流に関する総合的研究:交流と表象」のなかのひとつの研究テーマとして「国民国家の比較史的研究」を進めています。国民国家の観点からも、展示が持つ、持たされてきた問題性を検討したいと思います。

会場に限りがあるので、先着順にはなりますが、多くの方のご参加を期待しています。

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