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開催終了音盤夜行Vol31 “Eclectic Bug”

詳細

2011年11月14日 02:05 更新

【DJs】
MUZIK SERVANT / 天音 / 白月らび /和泉幸奇 / haLRu

【infomation】
11/16(Wed)2011
open 18:00 & start 18:30 – close 23:00
場所:渋谷 club axxcis
http://www.axxcis.net/
入場費:2drink / 1500yen

【NOTICE】
*コスプレ大歓迎です!(東方キャラのみとさせていただきます)
女性は3Fのパウダールーム、男性は開催フロアの更衣スペースをお使いください。

*貴重品について

大きいお荷物、大事なお荷物はお手元で管理してください。
心配な方はコインロッカーもございます。ご利用ください。
最近、小荷物(メガネ、カギ等)の、紛失&忘れ物が多いので、特にご注意ください。

音盤夜行の会場は基本的に原則として、飲食物の持ち込みは禁止となっています。
お土産のお菓子を配ったり、ある程度は会場側に許容してもらってますが、主食となるようなもの及び、飲料の持ち込みはご遠慮ください。
ソフトドリンクもございますので、バーカウンターをご利用ください。

———

【STORY】

「……煙草が切れた」
「そうか」
相棒は仏頂面のまま運転を続けていて、こちらを見やりもしない。
「クソッタレ。コンビニなんざあるわけねえよな」
「そうだな」
ヘッドライトが照らすのは一寸先の砂利道ばかりで、他には闇ばかりだ。
その中を俺たちはうんざりするほど走ってきたし、あとどれだけこの山道を走り続けるのかと考えると、やはりただうんざりとする他ない。
カーステレオがか細い音量で黒人歌手の底抜けに陽気なヴォーカルを鳴らすが、それは風の音と揺らされる木々の叫びに飲み込まれてしまう。
「なあ、音量あげようぜ。もう相当な山奥まで来てるんだ。人家なんてあるわけないだろ」
「そうだな」
俺はついでにCDを入れ替えて、ボリュームつまみを最大に捻り上げた。
ガタガタ揺れながら走る車体を、まったく異質な振動が包み込む。頭がブチ割れそうなワブルベースと、身体に突き刺さるスネア。
ヴウワワワワ、ズガッ!
「ハ、チビっちまいそうな恐ろしい夜の山道にはうってつけだぜ」
まともに臆病な心を麻痺させて、俺は今にも暴れ狂いたくてたまらない。
いったいいつになったら俺たちはパーティ会場にたどり着くんだ?
「そもそも、怪しくてたまらねえインチキ臭いフライヤーに導かれて、なんでこんな山奥まで来ようと思ったんだろうな?」
インチキどころか虫の腐ったような臭いがする、その一枚の紙切れが俺の心を掴んで離さなかったのは……何かをメチャメチャにしてくれるという予感に満ちあふれていたからだ。そのフライヤーを手にしたとき、俺は全身に電流が走ったような衝撃を覚えたんだ。
「まあ、確かにメチャメチャな状況になってはいるが……」
その時。
車は唐突に闇の中に飲み込まれていた。砂利道が突然消えて、ヘッドライトも飲み込まれてしまう。
反射的にステレオを止めると、それに匹敵する音量で、車の窓にビチビチと何かが当たる音と、無数の羽音が聞こえてくる。
「む、虫だ! 虫の群れがはりついてやがるんだ! クソッタレ!」
相棒がブレーキをかける。車体が停止すると、虫たちはものすごい勢いで離れていった。
そして俺は見る。
空には大きな満月。そして地上には、ほのかに漂う無数の光。ゆらゆらと飛び交うそれは、蛍の群れだった。
それだけではない。
塔みたいな影があると思えば、よく見ればそれは巨大なスピーカーだった。ケータリング……というか屋台も遠くに建ち並んでいて、確かにここがパーティ会場であることには間違いないようだった。
そして眼前に、ひとりの子供。呆気にとられたまま車を降りた俺たちに、そいつは言った。
「真夜中の妖怪パーティへようこそ。ちょうど今から始まるところだよ」
次の瞬間、俺たちは心臓がぶち破れるほどの爆音に包まれる。
影の中から、虫が飛び出してくる……それに続いて、鳥や獣、なんだかわからないお化けと、そして無邪気な顔したガキどもが。
「ははっ、いかれてやがる」
俺は無意識にライターを取り出して、煙草が切れていたのを思い出した。
(つづく。次回は12/21!!)

———

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  • 2011年11月16日 (水) 18:00〜
  • 東京都 渋谷 club axxcis
  • 2011年11月16日 (水) 締切
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参加者
1人