ギャラリストとめぐる川村記念美術館ガイドツアー
〜企画展『静寂と色彩 : 月光のアンフラマンス』と常設展〜

お申し込みはこちら：http://www.civicart.jp/gokon/tour_091220.html

このたび一人では中々いけない関東圏の美術館ランキング（当社作成）の1位と2位とを水戸芸術館と争う川村記念美術館へのガイドツアーを企画いたしました。川村記念美術館は千葉県のJR佐倉駅（東京から約1時間）にある近現代を中心とした美術館です。

現在、川村記念美術館で開催中の企画展「静寂と色彩：月光のアンフラマンス」は非常に評判の高い展覧会です。「え、アンフラマンスってなに！？」って思われる方も多いと思いますが、アンフラマンスとは20世紀の現代美術に大きな影響を与えたマルセル・デュシャンが作った造語で「ある状態が異なる状態へ移行するときに生まれる微妙な境界域」を意味するといわれています。「あいまいな境界」は日本人の美意識である「陰翳礼讃」と共通する部分もあり、私たちの感性にフィットしやすい作品が数多く展示されています。

今回の見どころの一は、スイスのスピリチュアリスト、エンマ・クンツのドローイングです。彼女はアーティストではなく一種のヒーラーなのですが、霊的直観と数学的世界が矛盾なく溶け合うように見えるこの作品は高い美観を備えています。今回日本では初公開になるのでぜひご覧くださいませ。
また、川村記念美術館のコレクションといえば有名なのがマーク・ロスコです。マーク・ロスコの作品は一点だけではなく複数の作品が相互に関連しあいながら一つの空間を作っていくところにその真価があります。川村記念美術館では「ロスコ・ルーム」と呼ばれるマーク・ロスコの作品のみが7点展示された特別な展示室がありますので、また見られたことにないかたはぜひご覧になってくださいませ。

ガイドは、企画展に出展されている伴美里さんの所属ギャラリーである、gallery POINTの古井真也さんにしていただきます。東京駅から佐倉までの一時間あまり展示の裏話などを話しながら電車の旅をお楽しみいただけます。また企画展については、今回の企画をされたキュレイターの鈴木尊志さんによるガイドツアーをしていただきますので作品をより深く知ることもできます。
URL: http://www.point-of-view.jp/

そして今回は先着15名様の方には、無料チケットを差し上げております！非常にお得ですのでぜひぜひみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

■タイムテーブル
10：50　集合　JR東京（丸の内改札付近）時間厳守！！
11：16　JR東京電車乗車「ＪＲ快速エアポート成田・成田空港行」
12：30　JR佐倉駅　送迎バス乗車
12：50　美術館到着
13：00　出展作家　小野田賢三パフォーマンス
14：00　企画展「静寂と色彩 : 月光のアンフラマンス」の解説ツアー
15：00　常設展見学（自由時間）
16：20　送迎バス乗車
17：30　東京駅着　希望者により懇親会

【概要】
日程：2009年12月20日（sun）　10:50〜17:30
料金：\2000+川村記念美術館入館料は無料+交通費実費
定員：20名
お支払い方法：当日現金払い（おつりのない形でお願いいたします。）
連絡先：info@civicart.jp