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2007年08月23日 12:05 更新

「私いつも夜、家にいて、友達いない子みたいじゃない・・・」
そんな事を思いながら、岐阜高島屋前の商店街を歩いて帰る毎日。

今手にしているカバンはミッドランドスクウェアで買ったもの。
カバンの中には今まで年に二回のペースで行っている海外旅行先の免税店で買ったブランド品の数々。


形は理想の大人になった。


年に二回の「非日常」を目指し、矛盾した気持ちと大人の事情におしつぶされそうな「日常」。

「たまには、大通りを歩いてみようかしら」

高島屋前、徹明通りを歩いてみた。こういうときは色々なものが目に付く。

すると、大学ラーメンの角に小さな看板を見つけた。
そこには何やらたくさんのチラシのようなものが貼ってある。今流行りのレゲエな感じのものやら、よくわからない似顔絵三人に黒人の写真が貼り付けてあるもの。
右には謎の階段があった。上を見ると、「Second Room」という赤い看板。おしゃれそうな感じ。

何故か足がその階段に向かっていた。普段はそんなことはない。
でも、昔の「何事もやってみる」という精神が蘇ったようでそんな自分も悪くなかった。

上がってみると、中には真っ赤な壁にカウンター席というシンプルなつくりに、お洒落なイスがおかれ、中ではなにやらソウルフルな音楽が流れている。普段聞いているのは「東京事変」だから、ジャンルはわからない。


扉を開けてみた。この緊張感…うん、コレだ。私の昔の精神は完全に火がついた。
どこか肩の荷が降りたのに気づいた。
中にはかなり筋肉質なお兄さんと、メガネをかけたヒョロっとしたお兄さんが二人いた。
外見とは裏腹にヒョロっとしたお兄さん達がときより見せる鋭い眼光を私は見逃さなかった。三人ともとてもきさくで、向こうから話しかけてくれ話もすすんだ。普段あまり飲まないお酒もすすんだ。ヒョロっとしたお兄さん達はDJのようで、陽気な音から、男くさい音まで色々かかっていた。心の中で体は揺れていた。

話をしているうちに、上にもフロアがあることを知った。「B’sCafe』というらしい。
ちょっと覗いてみると、今までに見たことが無い風景が飛び込んできた。

なにやら、二十歳前後の男の子達が何やら輪になって、ず〜っと話し込んでいる。
でも、体が音楽に合わせて揺れている。近くでさりげなく聞いているといわゆる「ラップ」というのをしている。すぐにNobodyKnowsやSeamoが思いついたが、それと同じものとは思いづらかった。バーカウンターに目をやると、さっき下で見た似顔絵に似た人が立っていた。笑顔で迎え入れてくれたので、こっちも笑顔になってしまう。

「あの男の子達はなにやってるんですか?」
「あれはフリースタイルって言って、即興でラップしてるんですよ。」

よく分からなかった。ただ、だれもが楽しそうだった。

窪塚洋介似の人に
「この箱にお題を入れてもらうと、お酒一杯タダにしますよ。」
と言われ、「ダイエーホークス」とだけ書いて入れた。
お酒にしか興味はないから、半分嫌がらせというか悪ふざけで書いた。

しかし、少し時間が経つとさっきの男の子たちがゾロゾロとスピーカーの前に集まりだした。今度はマイクを通して、先ほどと同じようなことを始めた。
すると一人が先ほどの箱を持ち出し、その中の紙を引いてください。と言って来た。

引くと、自分の書いた「ダイエーホークス」が出た。
何が始まるかと思えば、「ダイエーホークス」について、ラップが始まったのだ。
何を言ってるかよく分からない所もある。うまいとか下手とかもよく分からない。
ただ、その場の楽しそうな雰囲気につられて、ニンマリしてた自分がいた。

時計に目をやると、もう終電の時間に近い。その場を名残惜しく私は走って岐阜駅に向かった。

電車の中でタバコ臭い自分を感じながら、ふと頭をよぎった。


わたしにとっての「ダイエーホークス」、彼らにとっての「ダイエーホークス」


自分がどう扱うのかで変わってくるのかも。
日常って楽しいものなのかも。


電車を降り、自転車を漕ぎながら
明日は20分かかる伝票打ちを15分でやってみよう
と思った。



そんなイベント、ワンマイクが今日B’sCafe で行われますので、是非遊びに来てね。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=onemic

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