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開催終了緊急!【長井健司さん】追悼集会・ミャンマー情勢

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2007年10月02日 00:45 更新

JVJA ジャーナリスト豊田直巳より

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA http://www.jvja.net/ )は、軍事政権下にあるビルマ(
ミャンマー)の旧首都ヤンゴンで、9月27日の一般市民らによる平和的な反政
府デモの取材中、治安部隊の兵士により銃で至近距離から狙い撃ちされ、殺害さ
れた日本人ジャーナリストの長井健司氏の死に対し、ビルマ(ミャンマー)の軍
事政権に強く抗議をするものである。

 長井氏が殺害される瞬間の映像から、治安部隊が取材中である長井氏を射殺し
た経緯が明らかであり、「長井氏が観光ビザで入国しデモを取材中に巻き込まれ
たために死亡した」という国営テレビによる報道は、自由な報道を全く許さずに
政府の広報機関としての機能を担う国営メディアを使い、当局
が殺害の責任と国際社会からの非難を回避しようとする意志が読みとれる。こう
した当局の報道に対しても抗議するものである。

 軍事政権及び当局は速やかに長井氏のご遺族に謝罪するべきである。また、平
和的な反政府デモに対する武力弾圧という蛮行を速やかに止め、撮影機材の押収
や、ジャーナリストに対する脅迫と暴行、身柄の拘束など、事実を取材し報道し
ようとする内外のジャーナリスト及び報道機関の権利を踏みにじる一切の行為を
止めるべきである。

 また、8月以来ビルマ(ミャンマー)各地で行われてきた反政府抗議行動に対
しての軍事政権による暴力的鎮圧と武力行使は、辺境地域の少数民族に銃口を向
け、数十年来にわたり政府軍が無数の自国民を殺戮してきた軍事政権の一貫した
方針を証明したにすぎない。

 この間、国連をはじめとする国際社会が軍事政権に対して毅然とした外交姿勢
をとっているにも関わらず、長井氏殺害事件が起きる直前まで、事態を静観し発
言を控えてきた日本政府の人権を軽視した、あいまいで軍事政権に対し寛容と思
える外交姿勢に強い疑念を覚えるものであることも付記しておきたい。

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
2007年9月30日



なお、JVJAは以下の要綱で、緊急集会を開催します。


「ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会 〜 これまで何が起きてきたのか」

■10月3日(水曜日)
開場 午後6時30分 開会 6時45分〜8時30分

■明治大学リバティータワー 1114教室
JR御茶ノ水駅下車 徒歩3分
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
■定員 130名限定 当日受付のみ・先着順 
※満員になり次第、受付・入場を終了します。会場収容人員の都合上、あらかじ
めご了承ください
■参加費 1000円

■連絡先 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会事務局
     TEL 090-6101-6113 E-mail office@jvja.net
(報告者)

・山本宗補(フォトジャーナリスト)
・吉田敏浩(フリージャーナリスト)
・根本敬(上智大学教授、ビルマ近・現代史専門)
・ポーンミントゥン(在日ビルマ人活動家)

※APF通信社より長井健司氏の関連映像を提供(5分程度)予定。
報告者・発言者は事情により変更になる場合がございます。あらかじめご了承く
ださい。
(報告者プロフィール)

山本 宗補 (やまもと むねすけ)

 1953年、長野県生まれ。アジアを主なフィールドとするフォトジャーナリスト
。1985年からフィリピン取材、1988年よりビルマ(ミャンマー)の少数民族問題
、民主化闘争の取材開始。1998年、アウンサンスーチー氏のインタビュー直後、
秘密警察に身柄を拘束され、国外追放となる。日本ビジュアル・ジャーナリスト
協会(JVJA)会員、「ビルマ市民フォーラム」運営委員。
 著書に「ビルマの子どもたち」(第三書館)、「ビルマの大いなる幻影 解放
を求めるカレン族とスーチー民主化のゆくえ」(社会評論社)、「また、あした
 日本列島老いの風景」(アートン)、「世界の戦場から フィリピン 最底辺
を生きる」(岩波書店)など。共著に「フォトジャーナリスト13人の眼」(集
英社新書 2005 年)などがある。現在、国内各地で「老いの風景」、「戦争の記
憶」をテーマに取材を続ける。
http://homepage2.nifty.com/munesuke/



吉田 敏浩 (よしだ としひろ)

 1957年大分県出身。77年にビルマ・シャン州の解放区を訪ねて以来、ビルマ、
タイ、アフガニスタン、インド、バングラデシュなど、アジアの諸民族の世界を
訪ねる。1985年3月から88年10月まで、ビルマ北部のカチン州とシャン州へ3年7ヶ
月に及ぶ長期取材。その記録をテレビ番組「回想のジャングル」(NHKスペシャル
)にて発表。また同記録をまとめた「森の回廊」(NHK出版)で第27回大宅壮一ノ
ンフィクション賞(96年)を受賞。
 その他の著書に、『宇宙樹の森』(現代書館)、『北ビルマ、いのちの根をた
ずねて』(めこん)、『生命の森の人びと』(理論社)、『夫婦が死と向きあう
とき』(文芸文庫)、『ルポ戦争協力拒否』(岩波新書)、『反空爆の思想』(
NHKブックス)など、共著に『世界の民・光と影』(明石書店)などがある。
http://asiapress.org/api/03memb/yoshida/yosd.htm


根本 敬 (ねもと けい)

 1957年、米国ワシントンD.C.生まれ。上智大学教授、専門はビルマ近?現代史。62
年から64年まで、ビルマの首都ラングーンで生活を送る。85-87年の2年間、かつ
ての民族運動関係者や抗日農民ゲリラ参加者から精力的に聞き取り調査を行う。
現在はビルマ近現代史におけるナショナリズムの形成と展開をテーマとし、ビル
マという一国の枠を超えた地域的な比較研究や、幅広い角度からの歴史研究をお
こなう。
 著書に『アウン・サン―封印された独立ビルマの夢 現代アジアの肖像』(岩波
書店)、共著に『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』(角川書店)、『ビル
マ (暮らしがわかるアジア読本) 』(河出書房新社)などがある。

ポーンミントゥン

 1969年、ビルマの首都ヤンゴン生まれ。アウンサンスーチー氏のボディガード
を務め、秘密警察に逮捕され91年から95年までインセイン刑務所に投獄された。
釈放後に来日し、在日ビルマ人の活動家として民主化運動を継続している。投獄
中の拷問経験を元に、AAPP(ビルマ政治囚支援協会)日本支部代表として活動し
、ABFSU(ビルマ学生連盟)日本支部代表を務める。

APF通信社
 92年設立(代表・山路徹)長井健司さんの契約社。
http://www.apfnews.com/

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