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開催終了7/24(木) 杉田峰康「あなたが演じるゲームと脚本」

詳細

2014年05月31日 21:56 更新

みなさん、こんにちは。

人の内面を探求する書籍をテーマに、5回ほど読書会を開催してきましたが、
第6回となる今回は、次の本を取り上げてみます。


杉田峰康「あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4885090733/


(ちなみに、過去5回は次の課題本を取り上げました。)

第1回 菊池聡 「『自分だまし』の心理学」
第2回 土居健郎 「『甘え』の構造」
第3回 國分功一郎 「暇と退屈の倫理学」
第4回 マーカス・バッキンガム他「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」
第5回 エーリッヒ・フロム「愛するということ」


<交流分析について>
この課題本は、交流分析のうち「ゲーム分析」に焦点をあてたものです。

ここでいうゲームとは、個人が知らず知らずのうちに陥ってしまう
行動パターン(その行動パターンに陥ることにより、自分にとって
不利益な結果を招いてしまうもの)をいいます。

なお、主催者自身は交流分析・ゲーム分析についてほとんど知識がなく、
今回この読書会を機に勉強したいと思っているところです。

「認知の歪み」は、思考する際に知らず知らず一定のパターンに
陥って、それにより自分自身を苦しめてしまいますが、
自分の歪みを認識することにより、それを修正するように努力することができます。

この「ゲーム」も、同様に「行動」における歪みなのかなと思ったので、
同じくそれを意識することで少しずつ改善できるのではないかと思い、
興味を持ちました。


参考に、どういうゲームがあるのか、次に列挙してみます。

*****以下引用*****

<ゲーム分析におけるゲームの分類>
交流分析における主要な『ゲーム』には、以下のような種類のゲームが想定されている。

はい、でも……相手に対して指示・援助を求めつつも、相手がアドバイスや助言をしてくると、『はい、でも』という反対意見や不同意を述べるゲーム。相手がどんな意見や提案を出しても、それに従わない反論や言い訳をしてくるので、相手はうんざりしたり無力感にとらわれたり感情的に怒ってしまったりする。

キック・ミー(私を嫌ってくれ)……挑発的な言動をして、相手の拒絶や嫌悪、怒りを無意識的に誘発するゲームで、『私はOKでない・他者はOKである(自己否定・他者肯定)』の基本的な構えを確認しようとしている。自分に対する自信や肯定感がないので、『自分が拒絶されて処罰されるべき人間』であることを自己証明するかのように、他者に対して挑発的な発言をしたり、他者から否定されるような行動を取ったりしてしまうのである。

仲間割れ……複数の他人に矛盾した情報を与えたり、仲違いするような悪口を伝達することで、それらの他人を対立させ喧嘩させようとするゲーム。自分以外の複数の他者の間に仲間割れ(喧嘩・対立・嫌悪)を引き起こすことで、『自己肯定・他者否定』の基本的な構えを確認しようとしているのである。他人同士の仲が悪くなるような情報や悪口を吹き込んだり、誰かの悪口を言っている人の嫌悪感を煽り立てるような告げ口をしたりするのが『仲間割れ』のゲームであり、このゲームを仕掛ける人は他人が醜く争い合う姿を見て『人間関係や友情には大した価値がない』という自らのネガティブな信念を補強しようとしている。

あなたのせい……自分の行動やミスに対する責任を取らずに、何か問題が起こったり上手くいかないことがあると、それらを全て他人や環境のせいにしてしまうゲームである。『あなたのせい』のゲームの特徴は、自分の行動・選択に対して無責任な対応をする『責任転嫁(責任回避)』と、自分のミスや短所を棚に挙げて他人を厳しく非難する『他罰主義』にある。無責任な言動や他罰的な振る舞いによって、最終的には他人に嫌われることが多くなり孤立しやすくなる。

大騒ぎ(ひどいもんだ)……自分の不幸や苦痛を『こんなにひどい状況だ』と大袈裟にアピールすることで、他人の同情や関心を集めようとするゲームである。自分の不幸や苦痛を派手に嘆いて悲しみながらも、それらの問題状況を具体的に解決する行動は取らずに、『自分がどれだけ酷い状況にあるか』を訴えて大騒ぎすることになる。病気の症状や苦しみを利用して『社会的な責任』を逃れたり、自分の不幸や問題を強くアピールすることで『他者の支援・同情』を引き出したりするが、最終的には『大袈裟な人・狼少年』といった認知を持たれて誰からも相手にされなくなることも多い。

決裂……他人と激しく口論や争いをした後に、説得・相互理解の可能性を諦めて、『決裂のポーズ』を取って相手を無視するというゲームである。お互いに『自分はOKでない・相手もOKではない(自他否定)』の基本的な構えを確認するために行うゲームであり、相手との個人的な親密な関係に入ることへの恐怖感が影響していることも多い。決裂のゲームは、相手を過小評価して批判したり、相手の人格を揶揄したりすることによって始められることが多いが、『決裂と関係の修復』を延々と繰り返すケースも見られる。

粗探し……どうでもいいような相手の些細なミスや失敗、欠点を探し出して非難しようとするゲーム。上司の部下に対する陰湿ないじめ、姑の嫁の家事のやり方に対する細々とした非難、先輩の後輩に対するしごき、不満の多い客の店へのクレームなどで、『粗探し』のゲームが繰り返されることが多い。『粗探し』は、『他人はOKではない』という他者否定の構えを確認することで、自分を肯定しようとする動機づけによって行われるゲームである。

苦労性……無理をして過大な責任を背負い込んだり、複数の役割や仕事を引き受けたりすることで、自分を追い込みいつも疲労困憊してしまうというゲームである。幼少期の要求水準(期待度)の高い親子関係によって形成された『完全主義・強迫観念』が影響しているゲームだが、自分の能力・体力の限界を考えずにあれもこれも完璧にやろうとした挙句、心身の疲労が蓄積して倒れてしまうことも多い。物事に熱中し過ぎる凝り性の人に多いが、自分の体力の限界に配慮しないため、結局、生産的な結果を出せずに終わってしまうことも多い。

あなたのため……治療熱心な医師と医師の無能さを証明したがっている患者との間で起こりやすいゲームが『あなたのため』である。医師は『あなたのため(患者のため)』という大義名分を持って患者の疾患を治すために様々な検査・治療・投薬を行うが、患者は『効果が見られない』という抵抗を示して、それで自信が揺らいだ医師がますます『あなたのため』ということで無意味な治療法や検査を追加し続ける悪循環を示す。

精神療法……『あなたのため』にと類似したゲームであり、医師が『自分の臨床家としての有能性』を証明しようとし、患者が『医師の無能さ・役に立たないこと』を証明しようとして、お互いを否定しようとする悪循環にはまり込んでいく。精神療法のゲームをしている人は、自分の病気を治せないという挫折感を医師・看護師に与えるためにドクターショッピングをしていたりするが、そのゲームの根底にある心理は『親に対する怒り・不満・復讐心』であると考えられている。

(以上、下記サイトより
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/basic/transactional004.html  )



<開催日時・場所>

日時:7/24(木) 19:30〜21:30(予定)

場所: 椿珈琲
〒530-0013 大阪市北区茶屋町6-20吉田茶屋町ビル1F

参加人数:8名まで


<事前準備>

・本を読んできてください。 読めるところまででもOKです。
・余力があれば、読んだ内容をもとに、レジュメを作成してきてください。

形式は自由ですが、たとえば、
読んで印象に残ったところ、
それは違うだろうと思ったところ、
今後に生かそうと思ったところなど
まとめてきていただけると良いと思います。

特に、自分が陥りがちなゲームについて発表してみてください。


<参加費用>
自分のお茶代のみ。


※おことわり※

以下の行為は禁止します

・事前の連絡のない飛び入り参加
・宗教、ネットワークビジネス、自己啓発、高額セミナー(アバター等)、キャッシュフローゲームへの勧誘目的の参加
・ナンパ・異性との出会い目的の参加
・参加者に迷惑をかける行為、誹謗中傷、暴言など
・法律並びに公序良俗に反している行為
・管理人の許可を得てないイベント設立・告知行為(みんどく関係、勉強会関係以外はご遠慮願います)
・連絡なしのドタキャン(参加できなかった方に申し訳ないので今後の参加をお断りする場合があります)
・勉強会終了後のメッセージなどによる勧誘行為

名刺交換などは、勉強会終了後にお願いします。

複数の参加者から苦情が出た方は強制退会していただきます。
勉強会後などでもメッセージにてしつこく勧誘されたり、 不快な思いをされましたらご一報ください。
厳正に対処させていただきます。

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