●統一テーマ 『The turning point of the world〜転換点に生きる地球市民へ〜』 冷戦の終結から約20年。我々学生の年齢を考えると、もはや冷戦期の世界は歴史の教科書上での出来事となってしまいました。そして、昨年生じた世界同時不況に象徴されるように、今世界が大きな転換点を迎えている兆しがあります。 今後の世界の展望を考える以前に、冷戦後の世界はどういった概念でとらえられるのでしょうか。安全保障概念では人間の安全保障というとらえ方、アメリカ一国主義からの推移として次の世界軸を考える上でのBRICsやNEXT11といった新興国の存在、テロリズムという脅威との新たな戦争など、様々な新しい概念が考えられます。こうした問題が以後どういった展望を見せるかに注目することが、転換点に生きる我々には必要ではないでしょうか。 そのなかから、今回のUNSAJ夏セミナーでは、「人権は国家を乗り越えるか?」「日米の安全保障」「核兵器の縮小〜核軍縮における米ロの重要性〜」というテーマで3つの分科会を用意させていただきました。各人の興味にあわせてご参加いただければと思います。今後の世界情勢について真剣に考える、有意義な2泊3日となることを祈ります。