mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了高木正勝

詳細

2010年12月17日 23:11 更新

最近、ピアノを弾くと庭に小鳥が集まってくる。おそらく木の実を食べにやってくるのだが
なんだかピアノを聴きにやって来てる気がして、ついついうれしくなる。鳥が驚いて飛び去
らないように鳥が歌うみたいにピアノを弾く。海を目の前にして眺めているだけの時は、
「ただの海」だったのだが腕を波の動きに合わせて振ってみると、海はもはや「ただの海」
ではなくなって自分が海なのか、海が自分なのか分からなくなる。普通にしていると繋がる
はずのなかった二つが結びついてしまう、そういうのが好きだ。
芸術大学での講義が立て続けに続いた。対談形式が殆んどだが、ああいう風に言葉で説明す
ると何だか色んなものが抜け落ちてしまって、喋り終わった後ひどく疲れる。自分がすでに
分かっている事を淡々と話す分には楽でいいが、それでは伝わらないと思っているし、
自分がまず面白くない。知らない事を話したいし、話すことで自分も学びたいと思っている。
特に学生が相手なので、自分なりの熱意を持って喋るよう心がける。熱意があればあるほど
後で落ち込む。あんなこと言わなければよかった。こういう風に言えたかもしれない、と。
講義の後は、一日何も出来ないくらい落ち込む。
学生と話していて驚いた点がひとつあった。彼らが心配しているのが“就職”で、どうすれ
ば仕事としてやっていけるようになるのか、スタート地点に立つ為の切っ掛けというか、要
するに“入り口”が知りたい。そこに入りさえすれば、どうにかやっていけるのに、と思っ
ている人が多いと感じた。自分が同じ歳の頃、そんな風に心配したことはなかった。作った
もので勝負する世界なのだから、最高にいい物さえ作れれば、はっきりいってやっていける
のだから、色々悩むよりいいものを作ったほうが早い。悩むのだったら、いいものが作れた
のに人に上手く伝えられないだとか、そういう時に悩めばいい。これも悩むまでもなく自分
の足で動き回ればいいと思うが、もし“発表場所”が見つからなければ自分で作ればいいじ
ゃないか。誰かが作った場所じゃなくてもいいじゃないか、そんなものにこだわる必要は全
くない。何がいいものなのか、それは教わるものではなく自分なりに突き詰めるしかない。
自分も普通の人間の一人なのだから、自分が“素直に”最高にいいと思うものは、その他多
くの普通の人間にも伝わると思う。問題は“素直に”という部分でここでネジ曲がっていた
ら多くの人に伝えるのは難しい。とても単純な話。
ただ、世に出て行く時に、“時代が求めているもの”というのは少しは知っておいたほうが
いいとは思う。難しいことではない。努力すれば分かる程度のものだ。これだけ情報がある
のだから、つぶさに全部に目を通すくらいの覚悟で情報を一気に集めてみれば直ぐに分かる
ものだ。そうやっていると歴史的、時代的な流れも見えてくるし、自分が作るべき“隙間”
みたいなものも分かってくる。簡単に言うと、曲を作りたい時、沢山の曲を浴びるように
聴いても「こういうのじゃなくて」と、ただ気付だけだろう。「こういうのじゃなくて」と
いうのが分かれば、作りたいものがわかったようなものだ。時間をかけて努力したり、直感
で勢いで突き詰めてみればいい。一人の作家の人生を追ってみるのも面白い。誰かの想いを
紡いでいく。人がものを作るとはそういう事でもある。結局、自分も同じように歳を取り人
生を歩むのだ。気になる作品があったら、その人のすべての作品を時系列で追ってみるとい
い。学ぶことが多いし、時にはその人が達成出来なかった何かが浮かんでくるかもしれない
そういう時は、自分が後を継ぐ気持ちで、真摯に続きをやらせてもらえばいい。
作品の数が増えてくると、外から学ぶより自分の作品から学ぶようになる。前の作品が気に
入っている内は新しいものは生まれない。何かしら落ち度見つかり、気に食わなくなったら
新しい作品が生まれる。作り終わったら、例え自分の作品でも自分で作ったように思えなく
なる。
もし、時代の流れが分かったら、その流れの先にあるものを想像してみればいい。今、情報
として流れているものは、少し前の過去のものだ。“新作”として発表されたものも、着手
されたのは、平成前のものだったり、大作になると4年前、10年前だったりする。だから
作り手は作品が、世に出る時期の事も頭に入れておくべきだし、発表したときにすでに時代
遅れになってしまわないように注意して制作に挑むべきだ。今現在、誰にも相手にされない
が、体験できればすばらしいと思うものを具現化すれば、次の時代の最先端になる可能性が
ある。と、これを読んで「時代?最先端?そんなの関係あるかい」と思った人は作り手に向
いていると思う。「どの時代に生きた人、どの地域に生きている人間にも通用するものを作
りたい」と思った人はすでに作家人生の“入り口”をくぐり抜けている。そして「そんな普
遍性、外にあるのではなく内にある。自分はどの時代にも、どの地域にも繋がっているのだ
から」と気付いた人は一流の作家になる。そういう人が世の中で上手くやっていけるかは分
からないが、そういう人が作った作品」が見たい。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9C%A8%E6%AD%A3%E5%8B%9D

少し前の雑誌ですが、ぺらぺらページを開いて見てて、初めて彼の事を知った。
内容がとても面白く思ったし、うんうんとうなずけることも多かったので、ここで紹介したいと思った。
コピペでなく、打ち込みなので、読みにくかったらゴメンナサイ。
ものを生み出す、何かを起業する、生活をクリエイトすること、なんでも生活自体が創造であると思う。


ご参考まで

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2010年12月17日 (金)
  • 東京都
  • 2010年12月17日 (金) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人