突然の書き込みすみませんです。
灰野さん出演公演を告知をさせてください。

９／８はエレン・フルマン（長弦楽器）＆ 灰野敬二 (パーカッション)のDUO、お互いに意識はしていたものの、今まで会うことは無かった２人の初共演です。

【エレン・フルマン初来日公演】

米国のサウンド・アーティスト、エレン・フルマンの自身のデザインによる楽器 "Long String Instrument"（長弦楽器）は長さが15メートルを超え、まさに歩きながら演奏するという代物。

９月８日（木）
【出演者】エレン・フルマン（長弦楽器）＆ 灰野敬二 (パーカッション)、石川高(笙) 、中村としまる(ノーインプット・ミキシング・ボード)、Sachiko M(サインウェイヴ)、ブレット・ラーナー(箏)

９月９日（金）
【出演者】エレン・フルマン（長弦楽器）with 箏衛門（箏アンサンブル）

共通情報：
■ 開場 19:00　開演 20:00
■ 学生 3000円 (要学生証)　予約 4000円　当日 4500円
★ 2日間通し券 (9月8日＆9日)：7000円で予約受付中！
■ 会場／主催　SuperDeluxe ( http://www.super-deluxe.com )
■ 会場地図　http://www.super-deluxe.com/JP/map/index.php?
■ 会場TEL　03-5412-0515

☆ ご予約希望の方は、お名前/人数/お電話番号と「9/8 EllenFullman 予約」又「9/9 EllenFullman 予約」を明記の上、info@super-deluxe.com までメールをご送信下さい。9月7日〆切り。

【ELLEN FULLMAN】 http://www.deepmedia.org/ellenfullman/

腰まで水に浸かりながら、そして指先で水面をすくいながら歩いているようであるというべきであろうか。演奏者が歩くたびに、リスナーはその音の中にもその動きを感じる。滝のように紡ぎだされる倍音は基音上を滑走し、それは流れ行く川のように絶えず変化を重ねながらも、どこか変わらないようでもある。

エレン・フルマンは、LSIの発明者であると同時に演奏者である。LSIとは、全長１８メートル、その音源に縦方向の弦の振動を使用し、音調を備えながらなおかつ奥行き深い力を持った、まさに音の彫刻を作り出す楽器といえよう。1981年より、彼女は音響技術者や楽器職人と協力しながら、ワイヤーや共鳴器、及び調律システムを用いて実験を重ね、そのLSIを音楽、その音の彫刻及びダンスに用いることのできる完全融合品として現在のレベルにまで高めている。エレン・フルマンが思うには、音楽家の道に傾倒し志すことになったのも彼女が１歳の頃、エルビス・プレスリーから手にキスを受け、「Hi, ya, baby!」と言われたときに遡るという。以来フルマンはその「LSI」と共にヨーロッパ、北米、オーストラリア等世界各地に招かれ、研究活動や演奏に従事し、たとえばアーノルド・ドライブラット、フィル・ニブロック、またポーリン・オリヴェロスといった数多くのアーティスト達と共演してきた。またザ・クロノス・カルテットなど有名な楽団からも作曲依頼を受けている。「Musicworks」誌は2003年5月号で彼女の特集を組み、また「The Wire」は彼女がKonrad Springerと共にリリースしたCD「ORT」を2004年のトップ５０CDのひとつに挙げている。

これから行うスーパーデラックスでの２日間にわたる公演は、フルマンの日本初公演になる。その公演でフルマンは、日本で頂点に君臨するエレクトロアコースティックの即興演奏者達や現代琴アンサンブルの“箏衛門”と共演するだけでなく、自身の作ったLSIのための楽曲を披露する。それはまさに“ライブ”という、世界で最も独創的な音楽家の作品の本当の姿を耳にすることのできる唯一の機会である。

灰野敬二
http://www5e.biglobe.ne.jp/~haino/
石川高
http://www.waternet-sound.com/ishikawa-ko/
中村としまる
http://www.japanimprov.com/tnakamura/tnakamuraj/index.html
Sachiko M
http://www.japanimprov.com/sachikom/sachikomj/index.html
ブレット・ラーナー
http://www.japanimprov.com/blarner/blarnerj/index.html

箏衛門
http://www.soemon.com/