4月の月例上映会は、即興音楽の名手デレク・ベイリーのドキュメンタリー『one plus one 2』(監督:アンダース・エドストローム/2003年)の上映と、監督である写真家のアンダース・エドストローム氏が来場、氏とも親交がある音楽家combopianoによるライブ・パフォーマンスをお送りします。 (28日はバンドによるライブ、29日はアンダースと渡邊琢磨によるライブ)
<プロフィール> Anders Edstrom(アンダース・エドストローム) 写真家・映像作家。1966年スウェーデン生まれ。ファンション・デザイナーのマルタン・マルジェラとのさまざまなコラボレーションや、アート雑誌『Purple』の創刊に関わるなど幅広い活動を続けている。写真集に『spidernets places a crew』『waiting some birds a bus a woman』(steidl/2004年)など。 ・combopiano(コンボピアノ) 作曲家・渡邊琢磨(1975年生まれ)がプロジェクトごとに編成する可変的なユニット。1999年、『sal blakey』でデビュー。以降キップ・ハンラハン、ジョナス・メカス等海外のアーティストとのコラボレーションほか、2005年には内田也哉子、鈴木正人と3人でsighboatも結成。また、冨永昌敬監督『オリエンテ・リング』、松尾スズキ監督『恋の門』に音楽を提供している。2007年に発表した『Growing Up Absurd』では写真をアンダースが手がけた。