昨年央から、マスコミで頻繁に取り上げられるようになってきた、ハーバード白熱教室の第2回目(テーマ「命に値段をつけられるか?」「高級な喜びと低級な喜びの区別ができるか?」のビデオを見た後、全員で意見交換しました。
最初はビデオの音が小さすぎて皆に聞こえず冷や汗をかきましたが、熊倉さんの機転でスピーカーを手配していただいて、快適に視聴できました。その後の意見交換では、次のような意見が出てきました。全体としては、この手の話題は皆が好きなようで、あまり現実的ではない話題なのに何かひきつけられる「麻薬」のようなものが感じられるようです。
1.芸能人のトーク番組のようで、1000人以上を相手にした講義で、彼らを飽きさせない。
2.一方的でない対話形式。
3.結論を出すより、学生に考えさえる訓練の場である。
4.質問に対する学生の活発な挙手と回答した生徒の名前を呼ぶ。
5.質問の内容を簡潔にまとめて、次の質問につなげる。(ファシリテイター的進行)
6.一見、学生の意見の沿って講義が進んでいるように見えるが、綿密な準備を重ねて予め、用意されたストーリーになるよう誘導質問をしている。
※マイケル・サンデル(英: Michael J. Sandel、1953年3月5日 - )
アメリカ合衆国の政治哲学者、コミュニタリアン。ハーバード大学教授。ミネアポリス生まれ。1975年にブランダイス大学卒業後、ローズ奨学生としてオックスフォード大学ベリオール・カレッジで学び博士号を取得。1980年からハーバード大学政治学部教授。日本生まれのアメリカの社会学者キク・アダッド(日本名だが、日系でもアジア系でもない)と結婚し2男を儲ける。
※『ハーバード白熱教室』(Justice with Michael Sandel)
サンデルの「政治哲学」講義を収録したテレビ番組。ハーバード大学の授業がメディアに公開されるのは初となる。講義では例題や実例を提示しつつ、学生に難題を投げかけ議論を引き出し、自身の理論を展開する。日本でもこのスタイルの講義が増加中。