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開催終了NB@U 11月例会:『モータースポーツについて』

詳細

2009年10月30日 20:14 更新

NB@U 11月例会 予告
テーマ:『モータースポーツについて』
 モータースポーツと言えば、一部の人の道楽的な感じがしますが、普通の一般道でごく普通の車の運転をするのにも、全く同じという事を紹介します。全てを50%の操作をすれば安全に曲がり、安全に止まれる。全てを10%の操作で雪道も安全に走る事が可能です。そんな技術を、理屈家の義積が紹介したいと思います。

日 時: 11月10日(火)19:00
場 所: 名古屋国際センター第4会議室
トーカー:義積 泰典

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2009年12月03日 11:37

    日 時:11月10日(火)
    場 所:名古屋国際センター 第4会議室
    出席者:4人

     当日は雨と言う事と、日常にあまり関係の無い話題と言う事で3名の出席となりました。予告に書いた50%の走行とは?との質問に対し、スポーツ走行の限界の50%の運転を示したつもりが、そもそも、限界を知らなければ意味が無い事を実感する事となった。安全とは限界を知り、万が一の時にも、その限界を知っておく事で50%の余力を残す事が大切なのだが、こればかりは実際に体験しなければ、言葉で理解するには及ばない事であり、そこで急遽話しは、今回のテーマから、やや離れるが、電気自動車が近未来普及するであろう事から、エンジン車と電気自動車の技術的な問題を話し合うこととなった。
     エンジンを製作するには高度な加工技術と制御技術が必要であり、更に排気ガスのクリーン化などの問題もある。一方で電気モーターはエネルギー効率も高く、エンジンを製作するよりハードルも低く、制御技術も確立されているので、エンジン車よりも電気自動車の方が簡単に出来ると言える。
     では、何故今まで電気自動車が量産されなかったかと言う疑問が沸いてくるが、これはエネルギー源である二次電池の問題が大きく、通常バッテリーは鉛蓄電池(現在も自動車のバッテリーに使用されている)が古くから一般的であったが、名前の通り鉛が成分であり、電解質には硫酸が使われ、重量に対するエネルギー量のエネルギー密度が低い為に、満充電で100Kmも走る事が出来なかった事や、鉛や硫酸を大量に積む問題が大きく現実的では無かった。
     幸いにも私が会社を設立する基となったのが、太陽電池で充電し夜光らせる道路鋲の開発に成功したからであり、その時に二次電池(充電できる電池)を研究した経緯があり、ここに書き記したい。
     ・鉛バッテリー:電極に鉛を使い電解液に希硫酸を使用する 電圧は2V
     ・ニッケルカドミュウム:正極にニッケル、負極にカドミュウムが使われる 電圧は1.2V
     ・ニッケル水素:カドミュームは有害物質なので負極に水素吸着金属を使用 電圧は1.2V
     ・リチュウムイオン:正極にリチュウム金属酸化物、負極に炭素系 電圧は3.6〜3.7Vボルト
     ・リチュウムポリマー:電解質に液体ではなくゲルを使う 電圧は3.7V
     尚、リチュームイオンとリチュームポリマーは原理的には同じだが、電解液をポリマー(紙オムツ等に使われる吸水するとゲル状になる)に染み込ませた為、液漏れが少ない事から簡易的なパッケージが可能で、形状も自由度が高い。
     問題のエネルギー密度は、重量に対して蓄え放電できるエネルギーは鉛よりもニッカドの方が高く、更にリチューム系ではニッカドの3倍のエネルギー密度を持つので、近年になってようやく電気自動車の現実味が出てきたと言える。但し、リチューム系は非常にデリケートであり、2.8ボルト以下に下がると二度と使えなくなり、4.3ボルト以上、あるいはショートさせると破裂や火災・爆発が高確率で起こるので自動車の場合、事故等でショートしないような構造が不可欠である。
     その他、電池とは異なるが高密度で充電できる電気二重層コンデンサーがある。電池は電気エネルギーにより電極を化学変化させて蓄え、逆サイクルで発電するのに対して、電気二重層コンデンサーは電気を電気のまま蓄えるので、化学反応を必用としない分、瞬間充電・瞬間放電が可能であるので、面白いアイテムと言える。
     しかし、電気を電気のまま蓄えるのは、使った分だけ電圧が直線的に下がってしまい、電池の代わりにはなりにくく、エネルギー密度も低い(バッテリーは化学反応によって、ほぼ一定の電圧を維持して30%ぐらいから下がり始め、20%ほどで急激に電圧が下がる曲線になる)
     電気自動車のブレーキによって発電し、回収された電気は電池では充電が追いつかず、捨てられてしまうが、電気二重層コンデンサーで一時的に蓄えてからバッテリーに充電させると効率も良くなる。
     これとは別に、燃料電池(水素やアルコール中の水素を反応させて発電する)と言う発電所を積み込んだ電気自動車も期待されている。これ等の技術革新により、近い将来は電気自動車の時代が来るであろう。

     最後の最後に、安全且つ、スピーディーなステアリング(ハンドル)操作を説明して無事に本題?に戻り、例会を終えました。
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  • 2009年11月10日 (火) 19:00
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