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開催終了平成25年度優秀映画鑑賞推進事業 日本映画が好き 2014

詳細

2014年01月11日 10:09 更新

平成25年度優秀映画鑑賞推進事業 日本映画が好き 2014
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=620
会場:水戸芸術館ACM劇場
料金(全席自由、予約順の入場整理番号付):各日500円
主催:水戸市、水戸市教育委員会、公益財団法人水戸市芸術振興財団
   NPO法人シネマパンチ
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1. 2014年 2月22日(土)「浪華悲歌」「華岡青洲の妻」2本立て500円

(1) 10:30〜「浪華悲歌」1936年/第一映画/白黒/72分
 監督:溝口健二
 出演:山田五十鈴、梅村容子、大久保清子、志村喬 ほか

 大阪の製薬会社で電話交換手として働くモダンガールのアヤ子
 (山田五十鈴)が、家族の経済的苦境を救うため、恋人がいるにも
 かかわらず、言い寄ってきた社長の囲われものとなるが・・・。
 家族や恋人のために自己犠牲を行った末に、その自己犠牲が報われ
 る物語がメロドラマだとすれば、本作におけるアヤ子の自己犠牲的
 な行動は、最後まで報われることはない。本作の見所は、男たちの
 欲望と卑劣さと弱さの餌食になって転落していくアヤ子の姿を、
 徹底的に冷ややかな視線で捉えた溝口健二の演出にあるだろう。
 1930年に映画女優としてデビューした山田五十鈴は、本作で厳しい
 溝口の演技要求に応えて大女優へと飛躍し、同じ年に再びコンビを
 組んだ『祇園の姉妹』と合わせて、二人の代表作とした。

(2) 13:00〜「華岡青洲の妻」1967年/大映(京都)/白黒/99分
 監督:増村保造
 出演:市川雷蔵、若尾文子、高峰秀子、伊藤雄之助 ほか

 有吉佐和子の同名原作を、新藤兼人の脚本を得て増村保造が映画化
 した作品。日本初の麻酔薬の開発者として名高い、紀州の医師華岡
 青洲をめぐる母と妻の葛藤を中心に描いている。加恵は青洲の母
 お継に憧れて21歳で華岡家の嫁となった。京都で医学修行を積んで
 いた夫が帰国するのは3年後である。やがて、加恵をさしおいて、
 なにくれとなく夫の世話を焼く姑は加恵のなかでライバルとなって
 いく。嫁と姑のひそやかな対立をよそに、青洲はひたすら麻酔薬の
 研究に打ち込んでいった。動物実験の段階を終えて、人体を用い
 効果を試すべきときがきた。その時、自ら実験台になることを申し
 出たのは二人の女、母と妻であった。譲らない二人に、青洲は同じ
 ように薬を与えるのだったが・・・。増村保造はこの映画化に熱心
 で、企画会議で永田雅一社長に訴えて製作許可を得た。増村自身は、
 女の戦いを利用しつつ薬を完成させた華岡青洲に魅力を感じていた
 らしい。

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2. 2014年 2月23日(日)「「稲妻」「愛の讃歌」2本立て500円

(1) 10:30〜「稲妻」1952年/大映(東京)/白黒/87分
 監督:成瀬巳喜男
 出演:高峰秀子、三浦光子、香川京子、村田知英子 ほか

 それぞれ父親の違う四人の子供たち。母はそれをそのまま受け入れ
 て暮らしているが、末っ子の清子(高峰秀子)は姉や兄たちの
 身勝手で無気力な生き方に生理的な嫌悪を抱いている。山の手の
 世田谷で一人下宿生活を送っているのもそのためだ。次女の光子
 (三浦光子)が飼っている子猫のように、弱々しい生きものとして
 周りの世話になりたくないのだ。林芙美子の同名小説は1936年に
 発表されたもので、実母をモデルにしたものだと言われている。
 監督の成瀬巳喜男は、戦前の松竹時代から林芙美子に関心を抱いて
 いたが、映画化の機会をもてないままであった。この作品は『めし』
 (1951)に続く林文学の映画化である。下町の庶民の姿をいたずら
 に劇化することなく、静かに見つめているところに特徴がある。
 田中澄江脚本。

(2) 13:00〜「愛の讃歌」1967年/松竹/カラー/94分
 監督:山田洋次
 出演:倍賞千恵子、中山仁、伴淳三郎、有島一郎 ほか

 フランスの劇作家、マルセル・パニョールの「ファニー」を翻案
 した作品。舞台はマルセイユから瀬戸内の小さな島に置き換えられ、
 その豊かな自然を背景に、若い男女の恋の行方が綴られている。
 遠くブラジルをめざす青年と故郷に残る娘の物語である。二人を
 とりまく老人たちに、伴淳三郎や有島一郎、渡辺篤といった芸達者
 たちを配し、人情味たっぷりの世界が、おかしく、悲しく描き出さ
 れている。平凡な恋、平凡な人の営みのなかにこそ、本当の喜びや
 悲しみがある----。そこには、この翌々年から「寅さん」シリーズ
 を生み出していく、山田洋次監督らしい姿勢が一貫していると言え
 よう。

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アート・ミーツ・シネマ vol.2
ミランダ・ジュライ監督作品「ザ・フューチャー」
映画上映&アフタートーク
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02_min.html?id=1022&sel_id=
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2014年2月23日(日)15:10〜上映
会場:水戸芸術館ACM劇場
料金(全席自由、予約順の入場整理番号付):
  映画鑑賞券1,000円/映画鑑賞+展覧会割引セット券1,600円
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団、NPO法人シネマパンチ

昨年好評いただいた、シネマパンチとのコラボレーション企画第二弾。
展覧会「拡張するファッション」参加アーティストのミランダ・
ジュライ監督による映画「ザ・フューチャー」上映の後、
監督と親交のあるホンマタカシと林央子によるトークを行います。

監督/脚本:ミランダ・ジュライ
出演:ミランダ・ジュライ、ハミッシュ・リンクレイター、
 デヴィッド・ウォーショフスキー、ジョー・パターリック
音楽:ジョン・ブライオン
挿入曲:ビーチハウス「マスター・オブ・ノーン」
2011年/ドイツ=アメリカ/カラー/1:1,85/35ミリ・デジタル/91分
2011年サンダンス映画祭 ベルリン国際映画祭正式出品
「ザ・フューチャー」公式サイト http://www.the-future-film.com/

●ミランダ・ジュライ
パフォーマンス、映画、小説など、多彩な表現手段で活動する。
横浜トリエンナーレ2008への出品をはじめ現代美術展での発表も
数多い。2005年自身で監督・脚本・主演の三役をつとめた初の長編
映画「君とボクの虹色の世界」を公開。主な著書に短編小説集『いち
ばんここに似合う人』(原書、Scribner、2007/日本語訳、新潮社、
2010)など。2013年2作目の長編映画「ザ・フューチャー」(2011)が
日本公開となった。

●「ザ・フューチャー」あらすじ
ロサンゼルスで暮らす35歳のソフィー(ミランダ・ジュライ)と
ジェイソン(ハミッシュ・リンクレイター)は、一緒に暮らし始めて
から4年目になる。ある日、彼らはケガをしたノラ猫を助けて動物
シェルターへと運ぶ。二人はパウパウと名付けた猫を引き取ることに
し、彼を迎えるまでの1か月間、お互いに好きなことをして過ごす
ことにするのだった。

●アフタートークゲスト

林 央子
 資生堂が発行している雑誌『花椿』の編集者として13年間在室。
 2001年退社後、フリーランスに。書籍出版(『パリコレインディビ
 ジュアルズ』リトルモア、『here and there』個人出版、『拡張
 するファッション』スペース・シャワーネットワーク 他)など、
 ファッションを主軸に企画・執筆活動を行っている。
http://nakakobooks.seesaa.net/

ホンマタカシ
 写真家。1999年、写真集『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(光琳社
 出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2011年には東京オペラ
 シティアートギャラリー、金沢21世紀美術館、丸亀市猪熊弦一郎
 現代美術館にて個展「ホンマタカシ ニュードキュメンタリー」
 が開催された。
http://betweenthebooks.com/

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  • 茨城県 水戸芸術館ACM劇場
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