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開催終了新作能 「花供養(はなくよう)」-- 白洲正子の能 --

詳細

2009年10月13日 07:50 更新

新作能 「花供養(はなくよう)」-- 白洲正子の能 --
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2009年12月22日(火)18:30開演
水戸芸術館 ACM劇場

多田富雄 作/笠井賢一 演出

-- 心の奥の隠れ里、心の奥の隠れ里、花の行方を尋ねん。

- あらすじ -
旅の男が夕暮れの鶴川の里で、路傍に咲く椿の花を手折る。
花供養に参るという尼に咎められるが、花の実をめぐって
小林秀雄、世阿弥などを引いて美学論議となる。
名を問われて椿の精とも、世阿弥の妻・壽椿尼とも、
白洲正子とも取れる答えを残して、椿の藪の中に消え失せる。

- 中入 -
やがて藪の中から声がして、老女姿の後シテが現れる。
白洲正子の愛した椿の数々を挙げて、花の美を説き、
自然のめぐりに、老いて死ぬ運命を花の命に託し、静かな、
しかし艶のある序の舞を舞う。
そして、昔の友や現世を限りなく懐かしんで終わる。

前シテ 尼/後シテ 白洲正子の霊
梅若 玄祥(六郎改め)

ワキ・旅の男
宝生 欣哉

語り 正子を知るもの
真野 響子

笛 松田 弘之
小鼓 大倉 源次郎
大鼓 亀井 広忠
太鼓 助川 治

地謡
梅若 晋矢、柴田 稔、角当 直隆、馬野 正基、長山 桂三、
谷本 健吾、松山 隆之、川口 晃平

後見
清水 寛二
山中 が晶(*がしょうの「が」は2点しんにょう+きば)

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白洲 正子(しらす まさこ)

随筆家。1910年東京生まれ。
伯爵家に生まれ、幼少より梅若宗家で能を習う。14歳で米国留学。
帰国後、19歳で白洲次郎と結婚。小林秀雄、青山二郎ら、近代日本の
美術・思想界を代表する人々と幅広い交友をもつ。
能・文学・骨董などを愛し、"ほんもの" の美を見究める審美眼と
自然体な生き方は、没後十年を過ぎた現在もなお、多くの人を魅了
してやまない。
参考サイト:旧白洲邸 武相荘 http://www.buaiso.com/

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多田 富雄(ただ とみお)

INSLA代表。 http://www.insla.jp/
1934年生まれ、東京大学名誉教授、免疫学者。
1971年免疫反応を抑制するサプレッサーT細胞を発見し、世界の免疫
学会に大きな影響を与えた。その業績により、野口英世記念医学賞、
朝日賞、エミール・フォン・ベーリング賞など内外の受賞多数。
1983年文化功労者に選ばれる。
日本免疫学会会長、国際免疫学会連合会長、東京理科大学生命科学
研究所長などを務めた。
また、能に造詣が深く、脳死と心臓移植を主題にした「無明の弁」や
第二次世界大戦中の朝鮮人強制連行の悲劇を扱った「望恨歌」、
広島や長崎の原爆をテーマにした「原爆忌」、「長崎の聖母」などの
新作能の作者としても知られる。また、多田富雄全詩集「歌占」や
大佛二郎賞を受賞した「免疫の意味論」、第7回小林秀雄賞受賞
「寡黙なる巨人」など著書多数。

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料金(全席指定・税込):S席4,000円、A席3,000円、B席2,000円

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  • 2009年12月22日 (火) 18:30開演
  • 茨城県 水戸芸術館 ACM劇場
  • 2009年12月22日 (火) 締切
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