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開催終了7/7〜13【プロジェクトINAZUMA作品集】上映

詳細

2007年06月26日 04:16 更新

URACIOのトークゲストの縁で宣伝いたします!

映画を作る人間にとってのある意味で神=高橋洋さん推薦!

『プロジェクトINAZUMAとは科学なのだ‥‥。
彼らのアプローチは美学的なものではなく、俳優、台詞、声、調子(トーン)といった現実から出発する。
科学とは無私であり、無私の立場が見出したものは、なかなか理解されにくいのかも知れない(だが、かつて映画の現場には白衣を着た人々が本当にいたのだ)
映画をめぐる想像力は、美学上の俗信や製作上の慣習に捕われ、しばしば無自覚に萎縮してゆく。だから遂に科学の出番になったのだ。
「映画に科学の集中攻撃を!」
プロジェクトINAZUMAが達した段階は、やがて誰の眼にも明らかになるだろう。』

 高橋洋(『リング』脚本家、『ソドムの市』監督)


あぁ、やっぱり高橋さんはコメントが狂ってて素敵だ!

という事で…

【プロジェクトINAZUMA作品集 大阪上映】

7月7日(土)から13日(金)までです。

【予告編】http://www.project-inazuma.com/trailer.html


プログラム
Aプログラム:『INAZUMA 稲妻』(監督:西山洋市)、
       『赤猫』(監督:大工原正樹)
Bプログラム:『みつかるまで』(監督:常本琢招)、
       『寝耳に水』(監督:井川耕一郎)
7月7日〜9日  19:00/Aプロ  20:30/Bプロ
7月10日〜13日 19:00/Bプロ  20:30/Aプロ


料金
料金:一般1200円、会員・学生1000円、2回券2000円


PlanetPlus1
〒530-0016 大阪市北区中崎町2丁目3-12
パイロットビル2F(中崎第2ビル)
TEL (06)6377-0023
http://www.planetplusone.com/
・地下鉄谷町線・中崎町駅2番出口より徒歩約1分

URACIOコミュhttp://mixi.jp/view_community.pl?id=1301221

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2007年07月01日 07:44

    【お先に拝見】

    来週プラネットで上映する『プロジェクトINAZUMA』の作品を事前に観る機会があり、

    西山洋市監督『INAZUMA 稲妻』
    井川耕一郎監督『寝耳に水』

    の2本を観た。
    どちらも東京の映画美学校の製作実習で作られた30分程度の短編である。
    監督はそれぞれ歴代の講師が担当している。


    まず思い出話から。
    この話はmixiでは初めて書くかも。
    なんせ徹夜の朝であるから、妙に感傷的だ。


    僕は21才の時、才能という言葉を信じず、ただ職人という言葉に憧れて、東京の映画の現場で働きたい、自分を鍛えたいと思った。
    僕のとった行動は、『映画芸術』編集部に電話して、「東京の映画の現場で働きたいのですが紹介してくれませんか?」という、若気の至り以外何物でもない暴挙だった。

    しかし、親切な副編集長さんが僕に聞いた。
    「誰の下で働きたいの?」

    その頃、Vシネマやインディーズで新しい監督がどんどん出てきていて、
    僕はこの波に乗らねば!と興奮しながらそれらの作品を観ていた。

    富岡忠文『尻を撫でまわし続けた男 痴漢日記』
    西山洋一『ぬるぬる燗燗』
    大嶋拓 『カナカナ』
    篠原哲雄『YOUNG&FINE』

    これらの作品は低予算ながらも高い気品を持ち、僕を東京へと大きく突き動かした。

    僕は上記の監督名を挙げた。とくに感動して号泣した富岡監督の名を挙げた。
    すると富岡監督が所属する廣木隆一監督の会社を紹介してくれた。

    僕は半年間そこで、何人かのピンク出身の監督の現場につき、
    半年後、プレッシャーに負けて帰阪した。

    あまり思い出したくない悔しい思い出である。

    ただ、そこで出会った富岡忠文監督と、石岡正人監督、そして西山洋一監督には、深く感謝をしている。

    そう、僕は西山監督の現場で制作進行をしていたのだった。

    …こりゃ長くなるな。話を戻そう(笑)

    今回、『INAZUMA』はそんな個人的思い出と共に観た。

    あぁ、やっぱり西山監督の荒唐無稽さが好きだ。

    普段は理性的なのに、酒が入るとゴリラのごとく奇怪な笑みで奇奇怪怪な言動を繰り返す西山監督の人柄、そのままだ!

    例えば黒沢清が監督した西山洋市脚本の『蜘蛛の瞳』を観ると、唐突に出てくるバックドロップに感動する。

    例えば、高橋洋が監督した西山洋一主演の『夜は千の目を持つ』を観ると、ラストの唐突な死体の急発進に感動する。

    やはり西山洋市監督の『INAZUMA』にも、
    その唐突な感動がある。

    予定調和なドラマを馬鹿にするような唐突さ。
    そしてそれは、共感や日常の「あるある」に支配されつつある軟弱な日本映画へのアンチとして、
    物語の底力を改めて観客に見せつける。

    そう!西山監督は誰も観た事が無い新しいドラマティックを探している、とでも言おうか。

    とにかく『INAZUMA』のラスト1分には大きく心動かされた。
    あ、今、凄くドラマティック!と思った。
    そして不安定なカメラのラストカットで映画が終わった瞬間、
    痺れた。

    あなたが映画を作る人なら、少なくとも何かが生まれるはずだ。


    代わって井川耕一郎監督の『寝耳に水』。

    ある自殺した女の思い出を語る二人の男の会話と回想(妄想?)からなる短編。

    終始張り詰めたテンションと、鋭利な感覚によるカットで、物凄い傑作に仕上がっている。

    とにかく、長曽我部蓉子の表情が良い!
    そして、アニメーションまで使った過剰なほどの視覚効果による物語りと、
    無愛想なテロップによるモノローグの絶妙な緩急。

    これ、本当に傑作です。
    観た方が良いです。


    上記の2本は共に、日本映画では軟弱になりつつある『物語』の底力を見せ付けてくれます!必見!


    残り2本は水曜あたりにまた紹介しますね。
  • [2] mixiユーザー

    2007年07月06日 05:51

    今日の紹介は
    大工原正樹監督 『赤猫』


    いや〜〜うなった。凄く良かったです。

    流産した妻が、夫に淡々と語る現代の怪談話。

    怪談と言っても『リング』や『呪怨』のようなホラー映画とはまったく違う。

    この世とあの世が「恐怖」を介さずに同じ感覚で日常に横たわっているような感じ。昼間に見るどこか現実感が抜けているのに妙に生々しい悪夢のような。

    大正〜昭和の作家・内田百�痢覆劼磴辰韻鵝砲両�説のファンなら受け入れやすい世界観だと思う。
    東洋思想的な怪異談とでも言おうか。

    何かね、「顔に痣(あざ)ができる」とか「部屋にいないはずの猫の毛が落ちてる」とか、そういう日常のどこかイヤ〜〜な感じのする感覚を描く。
    背中がすーっとする感じね。


    この映画、肌触りがとてもいい。
    凝った画面構成や淡々と演じる役者たちが良い。

    とにかく、あまりないタイプの映画で、
    「イメージしにくいぞ!似た映画を言え!」と聞かれれば、

    そうだなぁ、
    中川信夫の『地獄』や
    鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』(これは原作が内田百�痢屮汽薀機璽討糧廖廖砲箸�、
    あと山本直樹がたまに書くちょっと怖い話とかかな。

    って余計わかんねー?


    この脚本も『寝耳に水』の井川耕一郎氏で、
    この2本はテイストも似ていて姉妹編のようである。

    というか、この2本を観たら、
    井川監督の長編作品を切望せずにはおれなくなるだろう!

    井川氏の他の脚本作品、『女課長の生下着 あなたを絞りたい』(鎮西尚一監督!)『片目だけの恋』(渡辺譲監督)も観たくなった!

    とにかく、観て下さい。
    これはお勧めします!

    さて、今夜は最後の1本『みつかるまで』を紹介しますね。
  • [3] mixiユーザー

    2007年07月07日 08:04

    連載宣伝企画、ついに最後です。
    そして今日からいよいよ上映開始です!

    ラストは『みつかるまで』(監督:常本琢招)。

    置き引き泥棒を生業とする女と訳有りの男の出会いとその顛末を描く青春映画。

    この企画の中ではもっともカメラが瑞々しく、
    最初の木の映像で気もちを持って行かれた。
    レンズの効果を上手く利用した、人物と風景との距離感の妙が心地よく、また切ない。

    そうだ、風景が良い。
    東京のどこか寂しい風景が宙ぶらりんの二人をロマンチックに優しく包む。

    この【プロジェクトINAZUMA】全作品に言える事だが、
    「リアル」が重視される世知辛いご時世に、きっちり「ロマン」を見せている事に勇気付けられる。

    4本4種類の映画の虚構を楽しんで頂きたい。

    いよいよ今日からである。
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  • 2007年07月07日 (土) 7(土)〜13(金)
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