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剣術の極意は、胎息にある
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胎息とは、鼻や口で呼吸をする感覚ではなく、
毛穴で呼吸をする感覚のこと。

剣の達人は、吸気を相手に悟られずに、如何に細く長く呼気を続けるかに極意があったといわれています。

吸気は隙が生まれるからです。

吸気の時に相手に攻撃をされると衝撃を受けやすく、大きなダメージとなるのです。
それは、剣術の世界では、死をも意味します。

一撃必殺の極意は、相手の吸気を見定め、そのチャンスを逃がさないこと、
そして、相手よりも長く吐き続けることができること。

技のレベルが互角であれば、なおさら勝敗を決めるのは、呼吸にかかってきます。
呼吸を自分のものにすることが出来る者が勝利となるのです。

武術に限らず、呼吸さえ深くできるようになれば、あらゆる欠点をカバー出来るぐらい
呼吸の力は、大きいのです。


その究極の極意が、【胎息】です。




ただし、達人ならともかく、私自身、凡人であるため、
この【胎息】をそのままチャレンジしようにも無理があります。

あまりにも危険であり、そもそもレベルが高すぎて、上達のめどが立たないものです。
また無理な呼吸法は、頭の神経を焼いてしまうなどの恐れがあります。


竜線道では、数種の呼吸法を行っておりますが、
5/27（木）の呼吸法の練習は、
この【胎息】に近づいていく感覚を無理なく身につける呼吸法を行います。

一度でマスターできるものではありませんが、何回か練習を行うことで、
確実に、無理なく呼気が長くなっていきます。
一度、やり方を覚えて頂いたら、ご自宅での修練に活用ください。



ご興味頂きましたらメッセ、またはbiyou@ryutaido.jpまでご連絡ください。
詳細をお送り致します。