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開催終了池間哲郎さんの講演会のご案内

詳細

2005年03月08日 12:35 更新

15年ほど前から,フィリピン,ベトナム,タイなど,主にアジアの貧困地域,スラム街,山岳民族などを訪ねて子どもたちを支援する活動を続けている池間哲郎さんは沖縄に住んでいますが,この3月,市川の行徳に来ることになりました!
http://www.ngookinawa.com/anu/anu.htm

2005年3月13日(日曜日) 午後1時から行徳文化ホール
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/iandi/gaiyo.htm
で行われる梅原司平人物図鑑という企画の第1回目のゲストとして,来葉します。
シンガーソングライターの梅原司平(うめはらしへい)さんは,歌う環境活動家として著名な方で,各地に大きな感動をもたらしています。彼が,池間さんの本に感動して,ジョイントでイベントをしたいと考えたようです。

皆様,ぜひおいでください。

http://blogs.yahoo.co.jp/hiroasakawajp/342632.html

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2005年03月15日 15:33

    13日の日曜日に,沖縄アジアチャイルドサポートの池間
    さんの講演会に行ってきました。
    この日は,ちょうど池間哲郎さんの誕生日でした。

    知ってか知らずか,会場の千葉県市川市の行徳文化ホールは満
    員の大盛況でした。約400人ぐらいでしょうか…。
    本当は,梅原司平さんのコンサートがメインなはずですが,普
    段は沖縄にお住まいで,直接話を聴く機会があまりないので,
    池間さんの話を聴きに来た方もかなりいたと思います。

    池間さんの話は,素晴らしいというより,あまりに悲惨な話で
    した。
    池間さんの本を読んでいたので,話題にはついていけたのです
    が,実際に映像を交えて見せられると,やっぱり言葉を失いま
    した。

    フィリピンのスモーキィーマウンテンで,ゴミの中から金にな
    りそうな金属やプラスティックを探す子どもたち…。
    本当に,ゴミが燃えて煙が出ているのですね。得体の知れない
    煙で5メートル先が見えないほどのゴミの山で,ボロしか着れ
    ない子どもたちがゴミをあさる姿には,やりきれなさを感じま
    した。

    タイの,売られていく娘たち。
    家族のために犠牲になっていく娘さんの可憐な姿が痛々しい…。彼女たちが家に帰ってくるときは,妊娠したときか,エイズになったときだけです。
    エイズが空気でも感染すると思われたときは,別棟に監禁されて,外にも出られなかったとのこと。
    あまりにもむごい現状です。
    でも,親を恨むのではなく,「お父さん,お母さんのためだか
    ら仕方ない」と彼女たちは言います。

    カンボジアのプノンペンのゴミ捨て場では,やっぱりフィリピ
    ンのスモーキィーマウンテンと同じように,子どもたちは親と
    交じってゴミをあさります。親が拾ってお金にするだけでは家
    族は生きていけません。だから,4歳の子どもでもゴミをあさ
    る必要があるのです。池間さんの本にも出ている女の子。靴も
    買えないので,素足か草履でゴミの上を歩けば,病気にもなり
    ます。生きようと一生懸命でも生きられる環境ではないのです。
    かわいい彼女ももうこの世にはいません…。

    モンゴルのマンホールチルドレンにも心が痛くなります。
    でも,その中の子どもが言った言葉が印象的でした。
    「私の夢は,私を捨てたお父さん,お母さんを探して幸せにす
    ることです。ご飯をまともに食べているかどうかとても心配な
    のです」。8歳のときに捨てられて,とても悲惨な目に遭った
    少女がぽろぽろ泣きながらそう言いました。
    日本ではとても信じられないことです。
    自分を捨てた親なんて,いくら恨んでも恨みきれないでしょう。

    一番印象的だったのは,ミャンマーのハンセン病患者の話でし
    た。
    ミャンマーの軍事政権はハンセン病の患者を荒野のど真ん中に
    隔離しています。重症患者は,さらに奥の豚小屋のようなとこ
    ろに隔離されていました。
    ドゥーテンさんは38歳の女性です。ハンセン病が進行して,
    両足は切断され,手の指もありません。排便も垂れ流しです。
    彼女の存在を知った池間さんは,寝たきりの彼女の頭の下に手
    をやり,添い寝するようにして,抱きしめました。すると,彼
    女はワンワン泣き始めました。「お願いだから殺してくれ。こ
    んな姿になって,もう人間ではない。死にたい」と叫んだので
    す。実際に首を吊って死のうと思ったことがあるそうです。で
    も死に切れませんでした。
    池間さんは彼女を励まします。
    「何を言っているんだ!私があなたが人間らしく暮らせるよう
    に,家をつくって支援します。だから,どうか生きてください

    でも,ドゥーテンさんは,信じません。
    今までひどい目に遭っているので誰も信じられないのです。

    池間さんは約束を果たして,重症患者たちの家を建てました。
    きれいな水も飲めるようにしました。
    家が完成して,池間さんたちが再び施設を訪れたとき,彼女は
    髪をセットし,口紅を塗り,化粧をして,池間さんを出迎えま
    した。その変身ぶりといったら見違えるようです。
    「本当にありがとう」というお礼の歌を歌ったドゥーテンさん
    は,すっかり元気になり,その重症患者の家から出されるまで
    になりました。今では,他の患者の世話をしてるとのこと。

    愛の力って,すごいですね。
    遠く日本から来て,約束を果たしてくれた池間さんに惚れてし
    まったようです。
    池間さんは言います。「これが支援の基本なんだな。どんな人
    でも愛されているとわかれば生きようと思うようになる。愛し
    ,愛されることが大切なんだ」

    池間さんは講演の最後に,本当のボランティアとはと前置きし
    て,日本人の皆さんへと3つのお願いを言いました。
    一つ目は,事実を知ること。そして理解すること。
    貧しさが原因で毎日4万人以上の人が死んでいく。その数は3
    秒に一人の割合になる。1,2,3と数える間にもう誰か死ん
    でいる。1年間では1500万にも上る。そのほとんどは罪の
    ない子どもたちだ。そのことをよくわかってほしい。

    2つめは,「少しだけ分けてください」ということ。
    100%の愛はいりません。1%,いや0.1%だけでいいのです。
    それだけで何人の子どもが助かるか…。私たちにとっては小さ
    なお金でも,それがないために死んでいく命がたくさんいるの
    です。それを分かってほしい。

    最後に,一番大切なのは,自分自身がまず一生懸命に生きるこ
    と。一生懸命に生きなければ人の痛みがわからない。今の日本
    の子どもたちがとても心配です。一生懸命生きてほしい。そう
    願っています。

    そういって,池間さんの講演が終わりました−−−−。

    翌日,池間さんの講演を夫婦で聴いた,若い友人からメールが
    来ました。
    とても素直な気持ちで,池間さんの講演に耳を澄ましてくれま
    したので,一部ご紹介します。

    「昨日の池間さんの講演にお誘いいただき有難うございました。
    一言では言い表せないほど、感情を揺り動かされる講演会で
    した。こんな豊かな時代になったのにも関わらず、まだ世界に
    はあのような悲惨な状況が続いていて、しかもそれが世の中の
    大半を占めている。という事実に対し、情報としては知ってい
    ても、実感を持って知ったこはありませんでした。あまりにも
    悲惨な状況を目の当たりにし、とてもショックを受けました。

    また、『子供を救え』というような内容の講演では、時々安易
    な正義感に基づき、非現実的なあるべき論を振りかざすような
    人もいますが、池間さんはご自身の限界も認識された上で、淡
    々と事実だけを伝えられていたことで、尚一層考えさせられま
    した。

    一生懸命生きている人にしか命の大切さはわからない。だから
    一生懸命に生きることが、ボランティアの第一歩だ。という言
    葉が最後にありましたが、これから親になる世代として、一生
    懸命に生きることの大切さを次の世代に伝えていけるように、
    まずは自分たちが一生懸命に生きること、そして命の大切さを
    実感した上で何か行動を起こすことをして行きたい、と感じさ
    せられました。
    本当に素晴らしい機会を与えてくださって有難うございました。」

    本当に素晴らしい講演会でした。
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  • 2005年03月13日 (日) 日曜日
  • 千葉県 市川市行徳文化ホール
  • 2005年03月13日 (日) 締切
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