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開催終了コロンビア人演出家の講演を含む講座

詳細

2008年09月10日 11:41 更新

コロンビアの劇団、テアトロ・ラ・カンデラリアの2名の演出家
サンティアゴ・ガルシアとパトリシア・アリサがこの秋来日します。

テアトロ・ラ・カンデラリア招請実行委員会は
明治大学リバティ・アカデミーにパトリシア・アリサの講演を含む
ラテンアメリカの民衆文化に関する講座を企画・提案しました。

→詳細、申し込みはこちら(明治大学リバティ・アカデミー)
https://academy.meiji.jp/shop/commodity_param/ctc/20/shc/0/cmc/08220014/backURL/+shop+main

ラテンアメリカの民衆文化と社会行動-生の文化体験をとおして探る-


◆日 時:土曜日 13:00〜14:30 全7回

●講座趣旨
 ヨーロッパ文化との接触の中から生み出されていったラテンアメリカ文化について考えるにあたり、私たちは一言でそれを「情熱的」とかたづけてしまいがちですが、そこには民衆的な諸要素が複雑に絡んでいることを忘れてはなりません。本講座では、現代ラテンアメリカにおける民衆文化に直接かかわる方々を講師にお招きし、文化と民衆、社会行動とのつながりを探りながら、文化とは何なのか、誰のものなのかを問いなおしていきます。
 ライブ演奏や即興劇などを織り交ぜた生の文化体験をする予定です。

●講師紹介
仮屋 浩子 (カリヤ ヒロコ) 明治大学政治経済学部専任講師
里見 実 (サトミ ミノル) 國學院大學名誉教授
石橋 純 (イシバシ ジュン) 東京大学准教授
出口 泰司 (デグチ ヤスジ) バンドーラ奏者
吉川 恵美子 (ヨシカワ エミコ) 昭和女子大学教授
竹森 茂子 (タケモリ シゲコ) 演劇デザインギルド
パトリシア・アリサ (パトリシア・アリサ) 詩人・俳優・劇作家・演出家
セサル 池田 (セサル イケダ) 俳優・会社員
アウグスト 玉那覇 (アウグスト タマナハ) 俳優・組合職員


●講義概要
第1講 2008/09/27
イントロダクション:ラテンアメリカ文化とは?
ラテンアメリカという地域ではどのように文化形成がされてきたのかをたどり、本講座各回それぞれの魅力、ポイントを紹介します。(講師:仮屋)

第2講 2008/10/04
ラテンアメリカの民衆文化とパウロ・フレイレ
資本主義的グローバル化が進む中で、独自な展開をしてきたラテンアメリカの社会・文化運動、そのスタイルを理論化した教育学者パウロ・フレイレの理想と実践、その影響などを手掛かりに、ラ米民衆文化運動が私たちに提起している「自由のための文化運動」の可能性を探ってまいりたいと思います。 (講師:里見)

第3講 2008/10/18
コロンビア・ベネズエラの語り歌
識字とマスメディアが普及する以前、人は歌によって情報伝達し、歴史を共有してきました。そうした文化が今も息づくコロンビア〜ベネズエラ平原地方の伝統音楽「ホローポ」をとりあげ、実演つきで解説します。(講師:石橋 実演:出口)

第4講 2008/10/25
コロンビア演劇の現在
今年3月に開催された女性演劇祭に日本から作品『女/鬼 女たちのコラージュ』を持って参加した竹森茂子の体験を交えながら、コロンビア演劇の「今」を考えます。民衆演劇の流れと、近年やたら元気な女性演劇人の活躍を紹介します。 (講師:吉川/竹森)

第5講 2008/11/08
集団創作、演劇のなかの境界線をこえて
劇団ラ・カンデラリアの作品づくりに集団創作は不可欠なものですが、本講座では、哲学として、そして即興という作業の方法論としての集団創作を紹介し、さらにはグループの構成、経験の再構築について解説します。 (講師:アリサ/吉川)

第6講 2008/11/15
ラテンアメリカからみた『ドン・キホーテ』
17世紀初頭スペインで出版された小説『ドン・キホーテ』(セルバンテス著)は、ラテンアメリカでどのように読まれてきたのか、ラテンアメリカ出身の文化人の話を交えながら紹介します。 (講師:池田/玉那覇/仮屋)

第7講 2008/11/22
在日ラティーノと民衆文化:日本・ラテンアメリカの狭間で
日本人と在日ラティーノによって創設された劇団セロ・ウワチパの活動を紹介し、生活と文化の結びつき、多文化の共存から得られるものは何なのかを考えていきたいと思います。(講師:池田、玉那覇)

コメント(10)

  • [1] mixiユーザー

    2008年09月14日 13:14

    参加します。
    えのさんご紹介のイベントを含む複数イベントはこちらから検索してください。
    http://members3.jcom.home.ne.jp/alcachofadormida/index:81:40candelaria.html
    講演会、ワークショップなど盛りだくさんです。
  • [2] mixiユーザー

    2008年10月04日 23:48

    本日は里見実先生のフレイレ論でした。
    記録をとりながらの受講だったので講義にだけ集中できないのが悲しかったのですが、それでもかなりのショックを受けました。

    まず「パウロ・フレイレを知っていますか?」
    手をあげたのは私ともう一人だけでした。
    里見先生「そうですよね。日本以外の国々ではとても有名です。」

    世界の常識は日本の非常識、日本の常識は政界の非常識、と以前に聞いたことがあります。
    フレイレは「何かを実践しようとしている」人たちの間では本当に有名な名前のようです。

    演劇人としてはフレイレ(著書「被抑圧者の教育」)と同時にアウグスト・ボアール(著書「被抑圧者の演劇」もちろんフレイレの著書のもじり)のことを勉強しないといけないのですが、
    いちばん印象に残ったことは、かなり大雑把なまとめになりますが
    「『慣行』としての教育はまさに『抑圧』の行為であって、私たちは通常そういう『教育』に馴染んでいる。」
    つまり「教育」を「与える側」と「与えられる側」という一方向の行為が「抑圧」だということでしょう。
    演劇においても演劇を「見せる側」と「見る側」という一方向の行為が既存の演劇のように思われます。しかしその「既存の演劇」は既に死んでいる(形骸化されている)のではないかと、観客動員数が減り続ける日本の演劇に対しても、私は考えました。

    ラテンアメリカの演劇teatro popularにおいては演劇はプロの俳優が与え、観客がそれを受け取るものではないように思えます。もちろんインタラクティブ放送のようにどうしていいかわからないコミュニケーションの取り方でもなく。
    里見先生曰く「テアトロ・ラ・カンデラリアはまさにフレイレの思想を演劇に取り入れている」と仰っていました。

    日本の観客が一見したらその違いは見えにくいものかもしれません(単なる社会派の演劇に終わってしまう恐れもある)。
    だからこそテアトロ・ラ・カンデラリアの作品の作り方に興味を覚えます。

    講座は来週はお休み、再来週はいよいよ石橋先生のラテンアメリカの民衆運動としての音楽の話が聞けます。
  • [4] mixiユーザー

    2008年10月18日 23:46

    申し訳ございませんが、
    この講座は定員に達してしまいました。
    講座の様子はここで出来る限りお伝えします。

    楽しみにされていた方、本当にすみませんでした。
  • [5] mixiユーザー

    2008年10月19日 01:35

    講座の三回目は「コロンビア・ベネズエラの語り歌」
    なんとバンドーラ奏者の出口氏だけれなく他2名の女性とそして講師の石橋氏自らが奏でる歌うの、ベネズエラ音楽を楽しむ講座になりました。

    mixi動画はサービス終了しました
    携帯で撮っているため画質・音質ともに悪くてすみません。
    画像はもう一つありますが、一つしか張れませんでした。
    10月19日に日記とともにアップしていますので、そちらもご参照ください。

    次回の講座はいよいよコロンビアのボゴタの演劇祭に参加された方の生の演劇情報が聞けるのですが、申し訳ございません。私は仕事が入ってしまい欠席です。
  • [6] mixiユーザー

    2008年11月16日 14:22

    昨日の講座
    「ラテンアメリカからみた『ドン・キホーテ』」

    日系ペルアーノのセサル池田氏(ペルーのユヤスカニの前身の劇団でルビオ・ミゲル氏とともに活動、セロ・ウアチパメンバー)とアウグスト玉那覇氏(セロ・ウアチパのメンバー)が講師。新聞紙の衣装とモップの馬(とロバ)でちょっとした寸劇から始まりました。
    『ドン・キホーテ』は言わずと知れたスペインのセルバンテス作の騎士道物語をパロディにした小説です。全巻を読破した方は少ないでしょうが、風車との格闘のシーンは誰しも知っていることだと思います。
    『ドン・キホーテ』が出版されたのは図らずもレコンキスタが完了した翌年でした。そしてその2年後には(騎士道物語のアメリカ大陸への輸出は禁じられていたにもかかわらず)ペルーのパウサという小さな町で行われた祝祭劇(パレード)で、明らかにドン・キホーテとサンチョ・パンサと思われる仮装が行われ人気を博したという記録が残っているそうです。
  • [7] mixiユーザー

    2008年11月16日 21:37

    パウサでそんな記録があるのですか!!びっくりですね。
  • [8] mixiユーザー

    2008年11月21日 17:16

    さぼさしさんから コロンビア特集の方にコメントをいただいていたのですが、ドンキホーテの寸劇に始まる講座関連はこちらでしたのでコメントをコピーさせていただきました。
    -------------------------------------------------------------------------
    こんにちは。
     どの講演も聴いてみたかったです。
     最終日のラテンアメリカでのドンキホーテ特集では、寸劇からはじまったようで、こんなハプニング性、パフォーマンス性にとんだ講演はさぞかしおもしろいでしょうね。

     スペイン人による征服の初期から、キリスト教劇といったものはラテンアメリカの原住民に多大な影響をあたえ、歓迎されたようなので、禁書化されている植民地時代期にペルーにてすでにドンキホーテの一部が上演されているとすれば、その詳細が知りたいですね。
     まあ、その当時からドンキホーテの真の意味がわかっていたかは疑わしく、ただ面白おかしいということなんでしょうけど。
     それがいまは、ペルーではケチュア語訳のドンキホーテも存在するそうで、いったい、ケチュア語によるドンキホーテの上演なんてものがいま、あるんでしょうか。
     ラテンアメリカの各地で、征服期のスペイン人をモチーフにした踊りは残っているので、原住民系のひとたちにとっても、馴染み深いお芝居になりえるかもしれませんね。
  • [9] mixiユーザー

    2008年11月21日 17:21

    さぼさしさんへ

    この明治大学のラテンアメリカ民衆文化の講座は明日が最終日です。
    「ドンキホーテ」の寸劇をやってくれた日系ペルー人のセサル池田氏(この寸劇は彼の5歳のころの記憶によるものだそうですが、相方の玉那覇氏とのコンビがほんとにキホーテとサンチョ・パンサのようなのでそれだけで面白かったです)たちと日本の演劇人たちが作ったセロ・ウアチパが彼らの作品をやってくれる予定だそうです。

    ケチュア語のドンキホーテも興味しんしん。
    詳しく知らなくて申し訳ないのですが、
    ラテンアメリカの各地にはキホーテのお祭(演劇祭)とかがあるのでしょうか。
    メキシコにはあったような気がします。
  • [10] mixiユーザー

    2008年11月23日 01:29

    本講座の最終日は劇団セロ・ウアチパの『ナウフラゴス』(漂流者達)という作品の上演と日系ラティーノと日本人のグループであるセロ・ウアチパの成り立ちと活動、作品の内容の紹介でした。時間の関係で全てを話せなかったようですが、「なぜ演劇をやるのか」という話がもう少し詳しく聞けて質疑応答までできたらよかったと思いました。

    teatro popularの良い日本語訳がなく民衆演劇としていますが、
    日本には民衆演劇というものがないので日本語訳がしっくりこないのでしょう。
    「少なくとも[何かを変えよう]という演劇だ」とは池田氏の言葉です。
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