北の国、札幌からサブライム、Long Beach Dub Allstarsに大接近のバンドそれがPAMPAS FIELD ASS KICKERS。 05年のサブライムトリビュート発売やジャックジョンソン、スライトリーステューピッド等のバンドの来日ラッシュが重なり今、サブライムが再評価されている。 僕がパンパスに出会ったのは1stアルバム「salir」だ。LBDAのVoでサブライムのアートワークで知られるOPieがジャケを描いてるという理由で。最初聴いた時はブッ飛んだ。ROCK好きのキッズが飛び付くパーティチューンからレゲエ、DUB好きの人がうっとりする様なユルいナンバーまで幅広く表現している。更にこのバンドでやられたのはライブ。まだ若いのに落ち着いた風貌で独自の世界観を持っている。ホントにこのバンドは音楽が好きだなと伝わるし常に自分達の音を探してるんだってのも感じた。レゲエやSKAを意識したロックバンドはたくさんいるけど、こんなに、さわやかで深くて最高の気分にさせてくれるレゲエミクスチャーバンドはなかなかいない。サウンドにおいて確実に今一番、日本でサブライムやLBDAに近いバンドだ。Tokkyのズバ抜けたボーカルセンスとSatoruのロッキンなベース、LIZAの心地良いフルート、そして今作から復帰したオリジナルメンバーでカリフォルニア帰りのGong。センス、技術、スタイルと磨きがかかった最高なバンドが遂に再出発!