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開催終了「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」

詳細

2008年10月23日 20:45 更新

http://www.neo-tro.com/

ブラジル、サンバとサッカーが盛んな国。巨大なアマゾン、バイオ燃料の開発などエネルギー問題やエコロジーなど未来に向けて大きな役割を担う国。多くの移民を受け入れ、ハイブリッド文化を生み出しているこのユニークな国は今もっとも熱い視線を集めています。そして魅力的なのはブラジルの表現は、豊かな色彩やしなやかで有機的な形に溢れ、「生きることの喜び」を伝えていることです。カーニバルやサンバ、音楽で知られるように、ブラジルの表現は、ストリートの人々の生が即興的に、そのままリズムや形になったかのように見えます。

この秋、東京都現代美術館は「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展で、このブラジルの創造力を27組のアーティスト、クリエイターの作品を通じて紹介いたします。ブラジルでは60年代に欧米文化から脱し、独自の文化の創造を目指し「熱帯に住む者の文化のオリジナリティ」をうたった、トロピカリアという芸術運動が興りました。「形式よりも喜びを伝える『生きられた場所』を目指すファンタスティックな即興の産物」であるファベーラ(スラム街)からインスピレーションを得たアーティスト、エリオ・オイチシカ。彼がサンバ・ダンサーのための色とりどりの布をあわせてつくったケープのような《パランゴレ》は着る絵画であり、その象徴と言えます。

「生きることはアートそのものだ」−そんなオイチシカの考えは1990年代以降のアーティストたちの中にも脈々と息づいています。リオのトロピカルな植物の花や緑をモティーフにガラスのファサードに鮮やかな壁画をつくるベアトリス・ミリャーゼス、路上のグラフィティから出発し、ユーモラスなファンタジー絵画をつくるオスジェメオス、原住民の文化をとりいれ、独自のモダニズム建築を提案した建築家リナ・ボ・バルジ、リオの色彩とキュートな形をオブジェのような服にしたてるファッションデザイナー、イザベラ・カペト。ほか、国際的に活躍している日系アーティストの作品も展示されます。21世紀のトロピカリア−ブラジル移民100周年、「日本ブラジル交流年」を記念して開催される本展は、遠くて近いパートナー日本へむけた、ブラジルからの「元気をもたらす贈り物」となることでしょう。

出品作家:
【建築】リナ・ボ・バルジ/ ルイ・オオタケ
【アート】アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス(avaf)/ アルトゥール・ビスポ・ド・ホザリオ/
リジア・クラーク/ ホジェリオ・デガキ/ ルシア・コッホ/ アンドレ・コマツ/ レオニウソン/ ルーベンス・マノ/
マレッペ/ シウド・メイレレス/ ベアトリス・ミリャーゼス/ ジウリアーノ・モンティージョ/ ヴィック・ムニーズ/
エルネスト・ネト/ リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー/ トミエ・オオタケ/ エリオ・オイチシカ/ オスジェメオス/
リジア・パペ/ ミラ・シェンデル/ アナ・マリア・タヴァレス/ エリカ・ヴェルズッティ
【ファッション】
イザベラ・カペト/ ロナウド・フラガ/ ジュン・ナカオ

■会期:10月22日(水)〜2009年1月12日(月・祝)
■休館日:月曜日 (ただし11月3日・24日、1月12日は開館、11月4日・25日、12月28日〜1月1日は休館)
■開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
■場所:東京都現代美術館 企画展示室 1F、3F、アトリウム
■観覧料:一般1200円(960円)/ 学生900円(720円)/ 中高校・65歳以上800円(640円)
「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展−共鳴する静かな眼差し」との共通チケット
一般1500円(1200円)/ 学生1100円(880円)/ 中高校・65歳以上1000円(800円)
 ※小学生以下無料
 ※( )内は20名様以上の団体料金
 ※ 企画展のチケットでMOTコレクションもご覧頂けます


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