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開催終了立版古の現物?<ペーパーサムライ>展

詳細

2008年08月11日 23:05 更新

8/22-8/31と、東京メトロ千代田線・根津駅そばのギャラリー花影抄にて、
<ペーパーサムライ>展あり、12時から19時まで。
(土日は18時まで)25日、月曜休。
文京区根津1-1-14-202 電話&ファクス 03-3827-1323
http://www.hanakagesho.com/txt/gallery/gallery_top.html

Tony Cole氏が、国内外の収蔵家のアーカイブから組み立てた
立版古(たてばんこ)の展覧会 だそうです。

おもちゃ絵のなかでも、切り抜いて起こしたり組み立てたりする立版古。
一度、切り抜いてそれをすると、あとは
ほどなく廃棄されるのみの、はかない紙製玩具。
ゆえに、あまり現物が残ってきていないわけですが、
現代のペーパークラフト作家によるその再評価&再現展、というもののようです。

立版古にくわしい近世文学者、肥田晧三せんせいより、御案内いただきました。

コメント(13)

  • [2] mixiユーザー

    2008年08月21日 09:53

    ディアンヌさん、ありがとうございます。
    組み立てる前の刷り物としても、グラフィカルで魅惑的なものですが
    歌舞伎の舞台や建物、周囲の造作物に、役者などを配置するようなものなど
    込み入った数枚組みのものなどは、慣れない人には作るのが面倒かもで(笑)。
    実際に出来上がったものを見ることもめずらしいことがあって、私も愉しみです。
  • [3] mixiユーザー

    2008年08月21日 10:58

    ご無沙汰してます。
     
    夏休み最後の子供との美術鑑賞!
    としてぜひおうかがいしたいです。
    友人のお店(expo)も近くにあるので。
    来週拝見したく思います。
  • [4] mixiユーザー

    2008年08月21日 14:15

    ぐるじゅんさん、ありがとうございます。
    おもちゃ絵は、そもそも子供のための絵本のようなものでしたから
    美術鑑賞と立派にされずとも、お子様と楽しまれるのはよいですね。

    expo、ご友人なのですか、しばらくなんですが
    レトロなものがいっぱいのお店でしたね。
    まさに大阪万博グッズなどもあったっけ。。。
    おもちゃ絵も昭和30年代くらいまでは作られていたそうで
    セットな気分になりそうです。
  • [5] mixiユーザー

    2008年08月24日 10:48

    行って来ました、すたれて久しく、わすれられた立版古のたのしみに
    多くの日本人よりも深く興味と愛情をもって取り組んでおられて
    トニー・コールさんは、まさに、ペーパーサムライというにふさわしいような
    作家でした。
    真面目で熱心で涼やかな青年で、気さくに交流をされていて
    思わず話しかけてしまいました。
    今後も同好の志にて、おつきあいをお願いしたいと願っています。

    丁寧に組み立てられて再現された仕上がりもすばらしく
    竹ひごで裏側から補強されたかんじも当時もかくやと思われるかたちで、
    中には、動かせるからくり仕掛けまである土蜘蛛の妖怪のとりついた屋敷など
    (頭を食われて首なしでころがっている人がさりげなく起こし絵になっていたり?)
    組み立てられたものでなければ味わえない凝ったものもありました。
    わりと大きな台上に遠近法を強調して作図された建物などによって
    奥行き感や広がりのあるスケール感に見せかけたものなどにも舌を巻きます。

    昔は組み立てあがった力作を、灯など置いて、往来にて人々の目を楽しませたりも
    したといわれます。

    お客様に歌舞伎に詳しい方がおられて
    より面白がったりされている様子も見受けられました。
    また偶然に来られていたお客様で、20年まえに法政大学の学生時代に
    アン・ヘリングさんに学び、その個人コレクションの組み上げ絵(=立版古)
    の展示がそのころ<たばこと塩の博物館>でなされて見たのを
    思い出した、といわれる男性にも出会いました。

    ボストン美術館などの浮世絵コレクションからの制作もあり
    展示後は海外の、コレクション提供者らに納められるというものもあり
    見納めになるやもしれず、お見逃しなく、です。
  • [6] mixiユーザー

    2008年08月27日 01:09

    エヌガールさん
    ありがとうございました。

    今日娘と 年上のお友達ママさん3人でうかがいました。
     トニーコールさんの説明付きの鑑賞!
    思わずすごいぜいたくなことになってしまい
    娘は夏休みの宿題に 立版古をリポート、いい物が出来そうです。
    (中学生でこの 立版古をテーマにするのは学校でも始めてだと思われます)

    お友達ママさんは歌舞伎にもお詳しいかたで
    同窓つながりの坂東秀調さんと言う 歌舞伎役者さんも親しいので
    スッカリ、コールさんに歌舞伎指南までなさり。お話が盛り上がってました。

    エキスポにも寄り道し 味噌屋さんの紺の前掛けをお友達ママさんは購入。
    千駄木までエキスポ前から下町巡りバスに乗って行き楽しんだ一日でした。

    またこう言う展覧会をぜひ コールさんに開いていただきたいと思いました。
  • [7] mixiユーザー

    2008年08月27日 11:24

    ぐるじゅんさん、充実ですね!
    大勢でいらして喜ばれたでしょうね。
    コールさんは毎日来て交流を楽しまれているのでしょうか。
    わたしも歌舞伎もっと観たいと思いました。
    応援し、ともに立版古のおもしろさを広めようとがんばりたいです。

    美術館の学芸員さんも、なかなかこれだけを今は取り上げてくれる人がいないし
    書籍もことごとく絶版になっています。。。
    美術関係者よりも、むしろ国文学、近世文学の研究者の方々のほうが
    よくご存知なようで、コールさんは展示終了後、
    大阪の肥田先生を訪ねてこられるそうでした。

    これだけ手に入らない、と嘆いておられた立版古の資料の本が
    もう1冊手に入ったので、この方になら差し上げてもいいかと、
    もう一回いってこようかと思います♪
  • [8] mixiユーザー

    2008年08月28日 00:39

    お世話になりました!!

    歌舞伎のワンシーンとのことで
    歌舞伎座にも売り込みなんてどうかなあと思いました。
    ロビーで展覧会。いいと思うんですよね〜〜
  • [9] mixiユーザー

    2008年08月28日 02:31

    ほんとですね、ぜひ歌舞伎座に理解を希望したいですね!
    それ以外のテーマのものも面白いのですが、入り口としては
    関心をもたれやすいかもですネ。
    江戸東京博物館にもすこしあるそうですが
    常時公開はされていない様子で。。。
  • [10] mixiユーザー

    2008年08月30日 06:20

    さて、プレゼントの立版古の本を持って昨日またもや行ってきましたところ、
    偶然にも、その執筆者の一人である数少ない研究者、アン・ヘリングさんと再会でき、
    感激でした!
    アン・ヘリングさんは、1975年の<銀花>で、初めて<おもちゃ絵>について
    書かれた方です、いまなお貴重な文献ですが、ここできびしく言われるには、

    <立版古> とは、上方での通称であり
    後世に便宜上、版こを立てる、という状態に当て字でつけられたものであって、
    江戸時代の当時にはそうした特別な名称はなかったとし、
    (ありふれた日常のものにそうであるように)

    正しくは、<組上げ灯籠>と呼ぶべき、
    と厳しく指摘しておられました。

    広くは、江戸では<組上げ絵>とよんだとされますが
    もともと灯籠の飾り絵から発展したため、独立しても
    灯籠をつけてよぶのが本来と言います。
    なるほど今回の展示にあった貴重な北斎作(ボストン美術館所蔵)には
    欄外に、<くみあげとうろう>と記されてありました。
    学術的な見解ですが、本当にはそうなのですね。
    よく知らないままの人が声が大きく広めてしまったことでしょうか。。。
    5文字で、俳句にも詠みこみやすいことも加担したようです。
    肥田せんせいは上方ゆえに、立版古と言われるのは仕方ないですが
    アン・ヘリングさんにならって今後は<組上げ灯籠>と呼ぶつもりです。
  • [11] mixiユーザー

    2008年08月30日 22:46

    そうなんですか!!すごい出会いですね。
    実は「銀花1975年22号春」持ってます〜〜〜
    今あわてて出しました。
    これから久々に ゆっくり読みます。

    娘のリポートにも 立版古。(関西方面) 組み上げ灯籠(東京)
    と くわえさせますね。
    ありがとうございます。
    銀花は おもちゃ絵にこちらのコミュで出会ったころ
    サンシャインの古本市で 綺麗なまんまの この本に出会い
    買った物です。
  • [12] mixiユーザー

    2008年08月31日 11:39

    おお、ぐるじゅんさん。お役にたってよかったです、わたしもみな古書です(笑)。

    それで、びみょうなことですが、ややまぎらわしく、結論としては
    大阪で<立版古>、東京で<組上げ絵>
    総じて<組上げ灯籠>が正しいということのようで、
    たばこと塩の博物館 による定義が、アン・ヘリングさんと一致すると思われ、
    以下に引用しますと、

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    刷られた絵を切り取り、完成図を見ながら組み立て、立体的な造形物にする『組み上げ絵』は、上方(関西)で考案されたもので、『立版古(たてばんこ)』と呼ばれていました。のちに江戸に伝わり『組み上げ絵』と呼ばれ、文化、文政の頃より流行したと言われています。その起源は盂蘭盆会の灯籠飾りにあるといわれ、夏の風物詩として、完成したものの裏側からろうそくなどで明るくして楽しみ、ただしくは『組上げ灯籠』と呼ばれていました。
    その後しだいに複雑化、大型化し、組立自体を楽しむようになりました。錦絵の大判1枚ものから10枚以上のものまであり、慣れた人でも完成まで数日を要するからくり仕立てのものまでありました。完成を想像し平面に描く絵師の力量と、それを組み立てた当時の人々の器用さに驚きます。
    一時は子供から大人まで、江戸、大阪を中心に大流行しましたが、昭和初期頃までには、その姿は見られなくなってしまいました。作ることをたのしむものなので、無傷のまま現存しているものは少ないようです。

    (たばこと塩の博物館発行、<組上げ絵・新橋停車場(明治時代)>の複製につけられた解説より)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    とあります。
    お嬢さんが、お間違えのないよう、これも引用なさると良さそうですが
    かならず、どの資料からの引用にも、<出典>を明記されるようにご指導ください。
    それも、研究の基本、研究者らへの礼節であります。
  • [13] mixiユーザー

    2008年08月31日 11:39

    おお、ぐるじゅんさん。お役にたってよかったです、わたしもみな古書です(笑)。

    それで、びみょうなことですが、ややまぎらわしく、結論としては
    大阪で<立版古>、東京で<組上げ絵>
    総じて<組上げ灯籠>が正しいということのようで、
    たばこと塩の博物館 による定義が、アン・ヘリングさんと一致すると思われ、
    以下に引用しますと、

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    刷られた絵を切り取り、完成図を見ながら組み立て、立体的な造形物にする『組み上げ絵』は、上方(関西)で考案されたもので、『立版古(たてばんこ)』と呼ばれていました。のちに江戸に伝わり『組み上げ絵』と呼ばれ、文化、文政の頃より流行したと言われています。その起源は盂蘭盆会の灯籠飾りにあるといわれ、夏の風物詩として、完成したものの裏側からろうそくなどで明るくして楽しみ、ただしくは『組上げ灯籠』と呼ばれていました。
    その後しだいに複雑化、大型化し、組立自体を楽しむようになりました。錦絵の大判1枚ものから10枚以上のものまであり、慣れた人でも完成まで数日を要するからくり仕立てのものまでありました。完成を想像し平面に描く絵師の力量と、それを組み立てた当時の人々の器用さに驚きます。
    一時は子供から大人まで、江戸、大阪を中心に大流行しましたが、昭和初期頃までには、その姿は見られなくなってしまいました。作ることをたのしむものなので、無傷のまま現存しているものは少ないようです。

    (たばこと塩の博物館発行、<組上げ絵・新橋停車場(明治時代)>の複製につけられた解説より)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    とあります。
    お嬢さんが、お間違えのないよう、これも引用なさると良さそうですが
    かならず、どの資料からの引用にも、<出典>を明記されるようにご指導ください。
    それも、研究の基本、研究者らへの礼節であります。
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