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開催終了「夫々の場所 形」展

詳細

2011年06月17日 20:58 更新

「お膳の中の一汁三菜」という形式には、
食の在りようとしての美の形があるように感じられます。
今回「お膳」という型の制約の中で、
俳句や短歌を詠むように、
食の風景を形にしていけないだろうかと考えました。
色んな素材(ガラス、木、金属、柿渋染め、漆、陶)が集まって出来たお膳のカタチ。
そこにはことばのひとつひとつのように、
それぞれの素材の形があり、
それぞれに納まる場所がありました。
関東で活躍する若手作家6人によるお膳のしつらいをご提案します。
和がこんなにも美しく潔いものであるか肌で感じて頂ければと思います。
週末はプロデュースの堀仁憲と金属工芸の坂野友紀さんがおいでになられますよ。

・木下宝(ガラス)
・さかいあつし(木)
・坂野友紀(金属)
・冨沢恭子(柿渋染)
・中野知昭(漆)
・堀仁憲(陶)

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2011年06月20日 15:54

    今回は若手6人の作家さんが「膳のしつらえ」を形にして下さいました。
    2回に分けて、3人ずつご紹介しますね。

    柿渋染めの富沢恭子さんは麻の涼しげな
    こじんまりとしたクッションをご用意して下さいました。
    暑い夏にごろんと横になって枕にするには丁度よい大きさ。
    丁寧に接ぎ合わされた縫いは韓国のポジャギのように
    懐かしい風合いです。


    今回プロデューサーの陶の堀仁憲さん。
    急須はふくよかなボディで優しさを
    たたえています。「美しい」その一言です。
    (膳は匙屋のさかいあつしさんの胡桃 長膳)


    ガラスの木下宝さんはシンプルな形を追い求めるひと。
    ガラスなのに柔らかな感覚が手に広がります。
    ヨーガンレール氏のオリジナルデザインも
    手がかるなど幅広い活躍をされています。
    (お膳は坂野友紀さんの銅 八角膳)
  • [2] mixiユーザー

    2011年06月20日 16:55

    続いて金工、木、漆のご紹介です。


    金工の坂野友紀さんのカトラリーは
    優しくて温かい。それは使った人にしか
    分からない感覚であり、それは幸せな時間に満ちている。
    丁度良い所で止められたデザインが
    全ての素材と相性があう、所以かもしれない。


    東京は国立市でアトリエ兼ショップ「匙屋」を
    構える、さかいあつしさん。
    荒形の木から丁寧に掘り出された匙は
    こんなのが欲しかったんだと喜ぶお客様が
    多いのがうなずけます。
    今回のお膳もすばらしく丁寧に彫り込まれ、
    月見の夜など膳と向かい合うのは大人としての
    贅と言ってよし。愉しみになりそうです。

    地元鯖江市で職人と作家の二足のわらじを履く
    中野知昭さん。河和田の漆は1500年も続いているそう
    なのですが、現代人は疎遠になりがちです。
    「取扱いもそう気張らなくていいんですよと、
    一生物ですからね、木は。」自分で育てていく
    器を持つという事も、ひとつ大人な感じがするではないか、
    と手に取ると、幾重にも重ねられた漆の刷毛目が美しい。
    何度も何度もその行程と時間の懸けた技を感じることが出来る。
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