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開催終了チェチェンのジャーナリスト講演会

詳細

2005年10月22日 19:48 更新

【アンドレイ・バビーツキー記者講演会】

日時:10月27日(木) 18時から21時まで
会場:文京区民センター3A会議室(300人収容)
交通:http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumincenter/
都営三田線/大江戸線・春日駅A2出口すぐ 東京メトロ南北線/丸の内線・後楽園駅徒歩5分
会費:1200円
主催:チェチェン連絡会議
連絡先:チェチェンニュース編集室
メール:ootomi@chechennews.org サイト:http://chechennews

【世界的なジャーナリズムの敗北】

 いまやテレビ・新聞は、小泉自民党の応援団と化している。選挙後はいっそう、その傾向が強まってきた。もはや、権力を監視し、市民・国民へ奉仕しようという態度は見られない。

 これは日本だけではない。いわゆる「対テロ戦争」という名の大量虐殺が大手を振ってまかり通る世界の情勢とは無縁ではないのだ。イラクでもチェチェンでも、自由なジャーナリストの活動は許されておらず、権力者(侵略者)はやりたい放題。都合のいい情報しか出さないし、大手メディアも、圧力をかけられる前から白旗を掲げて、力のある側からの情報をほとんど一方的に流しているのだ。

 アメリカのマスコミは国粋的報道で戦争を煽り、世論をミスリードしてきた。もともと国益重視の傾向が見られるアメリカのジャーナリズムだが、ハリケーンの被害に関する報道をきっかけに、多少なりとも本来の姿に戻っている面もある。

【歯止めの効かないロシアと日本】
 
 だが、アメリカと違って、ずるずると一定方向に向かいっぱなしなのがロシアと日本である。両国とも、言論の自由を規制する動きが露骨だ。プーチン大統領が首相に就任(1999年)して以来、あからさまなメディアへの弾圧と言論統制を始めている。かつて自由な報道で知られた「ロシア・独立テレビ」に対しては、覆面に完全武装した特殊部隊が本社ビルを襲撃し、中に乱入して放送を妨害、家宅捜索し、関係者を逮捕したこともある。

 とくにプーチン政権が力を入れているのは、チェチェン戦争に関する報道弾圧である。そうしたなかで、果敢に抵抗し、事実を取材してきたのが、「ラジオ・リバティ」のアンドレイ・バビーツキー記者だ。

 私は、チェチェン取材中に彼に会ったことがある。小柄で地味で、ボソボソとしゃべる彼は、お世辞にも愛想がいい男とはいえないが、徹底的に事実を取材する姿には心うたれる。そしてバビーツキーが現地から行なうリポーは、ロシア政府・軍の発表を覆す内容であった。

 そのため、武装勢力の戦闘に参加した容疑をでっち上げられて逮捕されたこともある。(後に偽造バスポート使用容疑に切り替え)。そのバビーツキー記者が10月24日に来日する。チェチェン戦争の真実は何か、現在のロシア国内の状況はどうなっているか、しっかりと聞けるはずでる。その内容は、5年後の日本の姿かもしれない。

(以上の原稿は、「月刊あれこれメールマガジン」ジャーナリスト林克明様からの転載です)


○関連情報

2000年にイギリスで(日本でも)放送されたドキュメンタリーで、
「チェチェン 真実への戦い 〜逮捕されたロシア人記者〜」という番組があり、バビーツキーのことがよくまとまっています。
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20051010/1128969726

バビーツキの政治的見解(日本語)
http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20051009/1128865694
 
このイベントの詳細は下記まで
http://chechennews.org/event/index.htm#20051027

招聘を成功させるために、みなさまのカンパをお願いします!
一口3千円です。
郵便振替口座番号:00180-6-261048 口座名称:チェチェン連絡会議

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