◆Joaquin ?Joe ″Claussell (Spiritual Life Music/N.Y.)
NY随一のダンスミュージック専門レコード店、Dance Tracksの若き経営者であった、ブルックリン出身のJoe Claussellが、本格的にアンダーグラウンドハウスシーンに頭角を現わすのは、90年代初頭に立ち上げたレーベル、Jungle Soundsより発表されたInstant House名義での一連のカルトなヒット作"Over", "Awade", "Lost Horizon" のプロデュースを通じてであった。96年にはInstant Houseのディープなトライバルサウンドのコンセプトをさらに進展させ、アフリカン、ブラジリアン、ジャズ、ロック等全ての要素を感じさせる生楽器の普遍的かつスピリチュアルなグルーヴに重きを置くレーベル、Spiritual Life Music を設立。 純粋に音楽その物と向き会うSpiritual Life Musicの一貫した方向性は、ハウスシーンのみならずジャンルの枠を超えて高く評価され、African Jazz "Stubborn Problems", Ten City "Nothing's Changed", Jephte Guillaumeの"Voyage of Dreams"や"Lakou-A", "The Prayer"、そしてSlam Mode, Mateo & Matos, Blazeなどによる諸作品は、いずれもクラブクラシックスとなっている。01年には、これまでのSpiritual Life Musicの活動を総括した、CD2枚組のコンピレ" ションアルバム"Spiritual Life Music"もリリースされている。 Spiritual Life Musicの設立と同じ年にVinylでのBody & Soulもスタート。Francois Kevorkian, Danny Krivitという大ベテランと共にBody & SoulのDJブースに立っていたJoe Claussell。 この達人級の腕前を持つDJ達が、日曜日の午後にジャンルや年代を超越したプレイを繰り広げていたBody & Soulは、NYのクラブシーンを代表するパーティーとして認知され、世界中のダンスミュージック愛好家からの注目も集める結果となった。数年にわたって夏にセントラルパークでBody & Soulが開催したイベントには15000人をこえる聴衆が詰め掛け、また、ここ4年連続ゴールデンウィークに2日間に渡りヴェルファーレで開催されているBody & Soul in Tokyoも毎年大成功。 Joe ClaussellはDJプレイを通じて、音楽に託したメッセージを操り、ダンスフロアへBody & Soulの魂の伝達を試みる。 そうした彼のディープでシリアスなDJスタイルは、多くの人々から熱烈に支持されている。