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開催終了京都精華大学 人文学部 環境教育指導者養成プログラム シンポジウム

詳細

2010年02月04日 12:03 更新

(情報提供のみ)


京都精華大学 人文学部 環境教育指導者養成プログラム シンポジウム

環境教育の限界を超えて ― 人間の生きかたの選択

日時:2010年3月14日 日曜日 午後1時から6時まで(午後12時半開場)

(参加申し込み不要、時間内出入り自由、入場無料)

会場:京都精華大学 清風館 207教室
アクセス情報 <http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/index.php>
(当日は日曜日であるためスクールバスの運行はありませんが、京都市営地下鉄
烏丸線の北の終点である国際会館駅からは、京都バスの40系統(京都産業大学・
市原行き)を京都精華大学前まで利用できます(160円)。タクシーなら5分
ほどで到着します。ゆっくり歩くと30分ほどかかります。なお、出町柳駅で
京阪電鉄に接続している叡山電鉄鞍馬線の京都精華大前駅はキャンパスに
隣接しています。)

開催主旨:

環境教育は今のままでは環境問題を解決することはできない。そこには大きな
「壁」が立ちはだかっているにもかかわらず、この問題は事実上放置されている
に等しい。シンポジウムの目的は、その「壁」の存在を暴き出し、環境教育の
「限界」を見定め、そこから環境教育のこれからを考えることにある。ひとつには、
市民が参加する社会変革を視野に入れた環境教育理論の可能性を検討したい。
同時に、すでに私たちが実践してきた自然と人間との付き合い方に関する
「教え=学び」が非常に深いものであることを再確認しつつ、そのことによって、
環境教育がその臨界を超え、さらに発展するための手掛かりを得たい。

この環境教育にかかわる「壁」問題を考えるうえで重要な理論研究書が出版された。
『環境教育という<壁>』(今村光章著、2009年11月、昭和堂)である。今村は
環境教育の研究者として環境教育を推進する立場をとりながらも、現在の学校に
おける環境教育の限界をこの新著で鋭く指摘している。そして、教材やカリキュラム
を開発して意図的計画的に環境学習やESD(持続可能な開発のための教育)と
いったプロジェクトを進めることにもためらいを感じているという。しかし、
だからといって、今村は環境教育に絶望しているわけではない。人間の生きかた
の選択を迫るような環境教育を再発見し社会変革につながる理論を構築すれば、
その限界を突き破ることもできるという。いずれにしても、今村主張は、環境教育
が持続可能性の高い社会の構築に貢献するには、ある意味での<変貌>を
遂げなければならないということにある。シンポジウムには、今村をメイン
ゲストとして招き、この<変貌>の意味を、その実現可能性、現実性も含めて、
検討したい。

私たちは、環境教育に何を期待できるのだろうか。「壁」という言葉に象徴される
障害や限界にかかわる難しさ、そして「絵本」に象徴されるすでにある取り組みの
深さや豊かさが持つ可能性という二つの側面から、これからの環境教育のあり方を
探ってみたい。

I部 環境教育を阻む<壁>に立ち向かう−−市民参加の社会変革プロセスを提案する
今村光章 (岐阜大学)
塩川哲雄 (大阪府立布施高等学校)
井上有一 (京都精華大学)

II部 環境絵本の世界への招待−−すでにある環境教育の深みへの誘い
今村光章
井上美智子(大阪大谷大学)
瀧川光治 (樟蔭東女子短期大学)
五十嵐有美子(京都精華大学)

III部 総合討論
今村光章
石川聡子 (大阪教育大学)
諸岡浩子 (くらしき作陽大学)
杉本史生 (京都大学大学院)
高田研  (都留文科大学)

?部:
「環境教育を阻む<壁>に立ち向かう−−市民参加の社会変革プロセスを提案する」
今村の新著を振り返りつつ、環境教育の内容を決定する市民の参加などについて
考える。基礎学力とコミュニケーション能力、政治参加の能力などの必要性に
ついても検討したい。

?部:
「環境絵本の世界への招待−−すでにある環境教育の深みへの誘い」
現在の理念先行のプロジェクト型環境教育についての反省を求め、人間の生活の
なかにある環境教育について、絵本を手掛かりにその意義や今後の展開について
検討したい。

?部:「総合討論」
生きかたから考え直すということができれば、環境教育は大きく変化する。
また、学校という枠を超えれば環境教育にはもっと大きな可能性がある。
環境教育を学校で行う場合の「壁」を意識して、それを超えゆく先の未来に
広がる可能性をフロアとともに検討したい。

主要文献:今村光章、2009、『環境教育という<壁>
― 社会変革と再生産のダブルバインドを超えて』(昭和堂)
参考文献:石川聡子(編)、2007、『プラットフォーム環境教育』(東信堂)
今村光章(編)、2005、『持続可能性に向けての環境教育』(昭和堂)

問い合わせ先:
606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 京都精華大学 人文学部
井上有一 電子メール<apsaras@kyoto-seika.ac.jp>

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  • 2010年03月14日 (日) 13時〜18時まで
  • 京都府 京都精華大学 清風館 207教室
  • 2010年03月14日 (日) 締切
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参加者
1人