mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了吉田喜重 変貌の倫理 2006

詳細

2006年01月26日 06:00 更新

2003年に14年ぶりの新作『鏡の女たち』を発表し、国内のみならずフランス等海外でも高い評価を受け、また2004年9月、国内初の全作品特集上映、「吉田喜重 変貌の倫理」が開催され大きな反響を呼んだ吉田喜重監督の特集上映が「吉田喜重 変貌の倫理 2006」として、ポレポレ東中野にて2006年1月28日(土)より2月17日(金)まで、3週にわたり行われます。

今回の企画は、ポレポレ東中野と現代映画社との共同によるもので、監督の全19本の劇場用映画を中心に、スポーツドキュメンタリーの枠を超えた幻の傑作『BIG−1物語 王貞治』、美術ドキュメンタリー『美の美』(幻視の画家ボッシュ?〜?)の特別上映も行われます。また、前回の『さらば夏の光』(68年)、『エロス+虐殺』(69年)、『人間の約束』(86年)の3作に加え、『ろくでなし』をはじめとする松竹時代の全て、『戒厳令』『煉獄エロイカ』『告白的女優論』などのATG時代の作品全てがニュープリントによる公開となります。

また、ゲストを招いてのトークイベントや吉田監督、岡田茉莉子さんによるサイン会も予定しています。

【ゲスト】

吉田喜重(映画監督)

岡田茉莉子(女優)

蓮實重彦(映画批評家)

青山真治(映画監督)

斉藤綾子(映画批評家)

吉増剛造(詩人)

【トークショー】

1月28日(土)『嵐を呼ぶ十八人』上映前、蓮實重彦さんによるトーク

1月29日(日)『秋津温泉』上映前、吉田喜重監督・岡田茉莉子さんによるトーク

2月4日(土)『樹氷のよろめき』上映前、吉田喜重監督・青山真治監督によるトーク

2月5日(日)『情炎』上映前、岡田茉莉子さん・斉藤綾子さんによるトーク

2月11日(土)『秋津温泉』上映前、吉増剛造さんによるトーク 

2月12日(日)『美の美』上映後、吉田喜重監督によるトーク

【上映作品】                                     

『ろくでなし』1960松竹大船/白黒/シネマスコープ/New Print

『血は渇いてる』1960松竹大船/白黒/シネマスコープ/New Print

『甘い夜の果て』1961松竹大船/白黒/シネマスコープ/New Print

『秋津温泉』1962松竹大船/カラー/シネマスコープ/New Print

『嵐を呼ぶ十八人』1963松竹京都/108分/白黒/シネマスコープ/New Print

『日本脱出』1964松竹大船/カラー/シネマスコープ/New Print

『水で書かれた物語』1965中日映画/配給=日活/New Print

『水のみづうみ』1966現代映画社/白黒/シネマスコープ/New Print

『情炎』1967現代映画社/配給=松竹/白黒/シネマスコープ/New Print

『炎と女』1967現代映画社/配給=松竹/白黒/シネマスコープ/New Print

『樹氷のよろめき』1968現代映画社/白黒/シネマスコープ/New Print

『さらば夏の光』1968現代映画社/カラー/シネマスコープ/New Print

『エロス+虐殺』1970現代映画社/白黒/シネマスコープ/New Print

『煉獄エロイカ』1970現代映画社=日本ATG/白黒/スタンダード/New Print

『告白的女優論』1971現代映画/配給=ATG/カラー/スタンダード/New Print

『戒厳令』1973現代映画社=日本ATG/白黒/スタンダード/New Print

『BIG−1物語 王貞治』1977読売新聞社=東京読売巨人軍/86分/カラー

『人間の約束』1986西友=テレビ朝日=キネマ東京/カラー/ビスタ

『嵐が丘』1988西友=西武セゾングループMEDIACTUEL/カラー/ビスタ

『鏡の女たち』2003グルーヴコーポレーション=現代映画社=ルートピクチャーズ=グルーヴキネマ東京/カラー/ビスタ

【特別上映】

『美の美』シリーズ第一期(第1回)

「幻視の画家ボッシュ? 異端の北方ルネッサンス」

「幻視の画家ボッシュ? 地獄への下降」

「幻視の画家ボッシュ? 千年王国への夢」

コメント(3)

  • [1] mixiユーザー

    2012年12月22日 19:51

    先日あまり脚光を浴びなかった『甘い夜の果て』をDVDで鑑賞しました。
    この映画はスタンダールの心理小説『赤と黒』をあの後年『にっぽんぱらだいす』や我が1970年代のベストテンに入る『神様のくれた赤ん坊』等の傑作喜劇を撮り早世した前田陽一氏と共同で吉田監督が翻案したシナリオがまず素晴らしい。
    特に主人公が絶えず円形のフォルムで横溢した乗り物(彼の趣味である廃屋となった競輪場でバイクで疾駆したり観覧車と戯れたり)に執着するトポロジーがその人間の生き方を表象する場面が反復される事で強度を増殖する。又、成島氏のカメラが主人公を横移動(特にナイト・シーン)の往復で捉えるところにスキゾ的な主人公の資質を暗喩させ、窓の桟から漏れる光が主人公の横顔を捉え次第に暗部に溶け込むパトロンに捨てられた人生の終焉を暗示させるラストのライティングは秀逸でした。
    又、液体と戯れる女性が醸すエロスの発露が確認され、次の『秋津温泉』のエロスと死の概念の露呈の兆しを認識させる場面も記号的視座から捉えられ興味深く、吉田監督と前田陽一氏のコラボのシナリオのスピードが加速する不意討ちの場面の連続にスマートな増村監督と批評するのも面白い。佳作です。
  • [2] mixiユーザー

    2013年03月03日 16:31

    最後の「批評」は「比較」の誤りです。どうも申し訳ありません。
    昨日は久し振りに『日本脱出』を再見。夜の場面の暗さの頻出が主人公の屈折した心象風景とも認識でき興味深い。やはりラストの船の荷物と共に密航寸前に主人公が発狂する場面をカットしたのはまさしく「事件」であり吉田監督が怒ったのも頷けます。札束が朝焼けの空にばらまかれる土手への固執に小津監督の『お早よう』や成瀬監督の『あらくれ』への批評的視線が垣間見えその向こうに望む米国との不可視の壁の存在として確認できるのでは? 屋内の暗澹たる暗さの横溢した壁との戯れこそが装置化された記号学の実像として実に有機的に機能しています。ラストの宙吊りこそがこの映画のモチーフでありそこに清順監督が後に『悲愁物語』のラストで吉田監督のこの映画への諧謔的批評として野呂圭介氏のハンモックでの宙吊りを披歴したのでは? と些か穿った見解を提示します。
  • [3] mixiユーザー

    2013年03月03日 16:52

    たびたび申し訳ありません。成瀬監督の『あらくれ』は『あにいもうと』の誤りです。ところでどなたか『BIG‐1王貞治物語』のDVDの情報を教えて下さい。宜しくお願い致します。
mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2006年01月27日 (金) 2月17日まで
  • 東京都 中野区東中野
  • 2006年01月27日 (金) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人