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開催終了pg講座「写真のドラマトゥルギー」

詳細

2007年09月27日 03:20 更新

photographers' gallery講座
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 今回の講座では、関東圏以外で活躍する4人の講師の方々をお招きして、写真の黎明期から
アート・フォトグラフィーまで、時代や地域を問わず幅広く議論していただきます。
 写真は目に見えるものを物質化し、それを収集することでイメージ同士がつなぎ合わされ、
さらに印刷技術によってテクストと並べられ、それぞれに固有の意味を発生させる――この
一連の過程を作り出す人間の所作ゆえに、写真は存在させられていたとさえ言えるかも知れ
ません。この写真をめぐるメカニズムを分析し、あらためて写真について考えてみたいと思
います。
 皆様、ふるってご参加下さい!
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★第20回 photographers' gallery講座
「写真のドラマトゥルギー」
講師:佐藤守弘・中村史子・橋本一径・前川修

2007年9月30日(日)
第一部 13:00〜/第二部 16:00〜
一日通し券:3,000円/各回:2,000円
各回定員:25名

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■第一部(13:00〜)
  佐藤守弘「旅の写真・写真の旅――横浜写真をめぐって」
  中村史子「保存、蒐集、集積――作品としての写真アーカイヴ」

■第二部(16:00〜)
  橋本一径「写真とは何か――「顔」と「指紋」の間で」
  前川修「ある写真とない写真――ベンヤミン『写真小史』再考――」

※本講座は二部構成となっています。レクチャーは第一部を佐藤・中村が、第二部を橋本・前川の各講師が行います。各レクチャーの後には4人の講師によるディスカッションを設けています。

<講座概要>-------------------------------------
■第一部
佐藤守弘「旅の写真・写真の旅――横浜写真をめぐって 」

 横浜写真とは、1860年代から1900年頃まで、主に横浜で販売され、海外──主にヨーロッパや
アメリカ──からの観光客の土産品として持ち帰られたり、あるいは輸出されたりした写真の総称
である。
 本レクチャーでは、横浜写真を、ヨーロッパで生産された〈旅行写真〉というグローバルな視覚
文化のコンテクストに位置づける。さらに、横浜写真アルバムを、一種のコレクションとして考え
てみることによって、異文化を収集し、分類し、展示することに関わるさまざまな力学とはどうい
うものであるのかについても考えていきたい。


中村史子「保存、蒐集、集積――作品としての写真アーカイヴ」

 現在、写真は現代アートの領域において大きな役割を担っており、作品を形作るうえで写真が欠
かせない作家も少なくはない。
 今回、私は、その中でも特に、多量の写真から構成されている作品に注目したい。例えば、クリ
スチャン・ボルタンスキーの作品や、ゲルハルト・リヒターの《アトラス》シリーズである。そし
て、これら現代アートの分野でしばしば見られる写真の群的な提示を通して、写真のアーカイヴ性
を検証することを、今回の目的とする。情報と記憶の集合体であると同時に、物質としての存在感
をも備えた写真アーカイヴの特性を、現代アートの現場から写真のそれまでを振り返りつつ、浮か
び上がらせてみたい。


■第二部
橋本一径「写真とは何か――「顔」と「指紋」の間で」

 かけがえのない誰かの写真をペンダントや指輪に嵌め込んで持ち歩くという、19世紀のブルジョ
ワ社会で流行した風習は、ケータイなどに形を変えつつ、現在まで受け継がれている。多くは凡庸
な、しかし「私」にとってだけは大切な意味を持つこうした顔写真が、指紋と対極をなすものであ
ることは、大切な誰かの指紋を持ち歩くなどという行為が、ほとんど想像しがたいものであること
からも明らかだろう。しかし19世紀末に指紋を用いた身元確認を実用化に導いたのもやはり、他な
らぬ写真技術だったのである。写真は「顔」でもあり、また「指紋」でもある。この両極端が出会
う場面を、さまざまなフィクションやアートのなかに求めながら、本レクチャーは、「写真とは何
か」という問いの周囲を徘徊してみることにしたい。


前川修「ある写真とない写真――ベンヤミン『写真小史』再考――」

 写真論の古典として、ベンヤミンの写真論についてはすでに多くが語られてきた。たとえば『写
真小史』(1931)では、芸術という「審判席」を転覆させる写真が強調されているという。また
同時にアジェ、ザンダー、クリュル、ブロースフェルト、モホイ=ナジの名が挙げられ、1930年
前後の写真の転換が凝縮的に語られているという。しかし、この小文が掲載された雑誌には8枚の
写真――半数はザンダーやクリュルの写真、半数は19世紀半ばの肖像写真――しかつけられていな
い。そしてそこには、テクストで言及されたものの、不在のままの写真も多数存在する。今回は
『写真小史』に掲載された写真と不在の写真、その奇妙なずれについて考えてみたい。

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受講のお申し込みはこちらから↓
https://g202.secure.ne.jp/%7Eg202131/form.html

詳細はこちら↓
http://www.pg-web.net/home/pg_lecture/2007/20shashin.html

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  • 2007年09月30日 (日) 第一部/13:00〜 第二部/16:00〜
  • 東京都 新宿
  • 2007年09月30日 (日) 締切
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参加者
1人