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開催終了研究会「セキュリティーの変容」

詳細

2008年04月22日 08:31 更新

インフォメーションです。
ショートノーティスで失礼します。

この週末26日に小規模なシンポジウムを行ないます。
テーマは「セキュリティーの変容」です(趣旨は下記)。


*参加費はございませんが、席数把握の関係上、
参加ご希望の方は、恐れ入りますが、
irp_net@yahoo.co.jp  宛てへ、参加メールをお送りください。

 なお、一部取得可能なレジュメもありますので、
興味があるようでしたら、下記のサイトに来てください。
http://www.geocities.jp/irp_net/

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国際関係思想・研究ネットワーク
第5回研究会

日時: 2008年4月26日(土) 13:00〜18:00(開場12:30)
場所: 専修大学 神田キャンパス 7号館 3階 731教室
共催:専修大学法学研究所   日本国際政治学会院生研究会

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プログラム
1.開会(13:00〜13:10)
2.公募研究報告(13:10〜14:40) 

 司会:鶴見直人(神戸大学大学院)

 ・福井俊保(横浜市立大学大学院) レジュメ(PDF)
  核兵器と軍備管理体制−インド核実験と米印関係−

 ・白川俊介(九州大学大学院) レジュメ(WORD)
  トランス・ナショナルな政治体の成立条件の一考察
  ―ヤエル・タミールの国際秩序構想の批判的検討を手がかりに―

 討論者:広瀬崇子(専修大学教授)
       森 達也(専修大学兼任講師)

3.ラウンドテーブル(15:00〜17:50)
「セキュリティーの変容」
 
 司会:板井広明(関東学院大学兼任講師)

 ・村上陽一郎(東京大学大学院特任教授(東京大学名誉教授))


 ・稲田十一(専修大学教授)
  「破綻国家」「脆弱国家」と「人間の安全保障」

  ・小林 誠(お茶の水女子大学大学院教授) レジュメ(PDF)
  「戦争としてのリベラル・デモクラシー」

 討論者:高橋良輔(佐賀大学専任講師)
       妹尾裕彦(千葉大学准教授)
       前田幸男(国際基督教大学社会科学研究所助手)

4. 閉会(17:50〜18:00)


*参加ご希望の方は、恐れ入りますが、
irp_net@yahoo.co.jp  宛てへ、参加メールをお送りください。

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テーマ
「セキュリティーの変容」

 国際関係の世界では、冷戦の終焉後、「安全保障」のあり方が劇的に変容している。従来、「安全保障」といえば「国家」の専権事項であったが、その態様が変わりつつある。一方では、各国の勢力均衡というよりも、地域的安全保障、あるいは、国連や多国間協調によるグローバルな介入の方が頻繁に行われるようになっている。他方で、組織犯罪やテロリズム、移民、自然災害、ウィルスといった「不明瞭な脅威」に対応すべく、従来の軍事活動よりも警察活動や治安維持活動の方が「国家安全保障」にとっての喫緊の課題となってきている。つまり、今日、外部の脅威なるものを特定することが極度に困難になってきており、もはや顕在的な敵よりも「蓋然性としてのリスク」の管理の問題系へとセキュリティーの問題が横滑りしてきているのである。しかも、近年のネオ・リベラリズムの興隆とパラレルの関係で、軍の任務がますます民間軍事会社(PMC)にアウトソーシングされており、加えて、軍人と文民の区分もますます曖昧になりつつある。ある意味で、こうした諸問題に対応するシステム自体が「人間の安全保障」として立ち現れているのかもしれない。
 われわれは上記のようなダイナミックな世界秩序の構造転換を目撃する一方で、「安全」に生きたいという欲求ゆえに、いまだに国家の一員として社会契約を継続しているということも事実である。つまり、安全の確保のために国家と社会契約を結ぶという点は、まったく変化していないのである。とすると、この「セキュリティーなるもの」のどの部分に光を当てるかで、万華鏡のように結論が変化することにもなりうる。よって、このセキュリティーの「変容/不変」の今日的アレンジメントをどのように捉えるのかを考えるとすれば、「政治学」・「国際関係論」・「思想」といった各分野を横断的に思考することが要求されてくるだろう。こうした課題に取り組むために、第5回研究会では上記のような複合的問題を孕んでいる「セキュリティーの変容」というテーマについて取り組みたい。



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