日本で塾、予備校で指導時に、それまでのただ知識を与えるだけの教育に対し、学生の「学ぶ技術」を向上させ、「能動性」を引き出す教育手法を開発、これまでにない教育効果を引き出すことに成功した。その後、研究を深めるために渡米。米大学では、語学教育のフィールドで、学習者の「能動性」を高める「アクティブラーニング」の手法を研究。 最初は小さな大学(サスクエハナ大学)で指導を開始したが、独自の教育手法が高い評価を受け、その後、アイビーリーグのペンシルバニア大学、続いてハーバード大学で指導。94年、ハーバード大学から「優秀指導証書(Certificate of Distinction in Teaching)」を授与される。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 帰国後、97年、日米での教育体験の集大成として、株式会社アクティブラーニングを設立。「知識」、「技術」といった、いわゆる「専門力」を育成する既存の日本の教育に対し、「思考力」「行動力」「価値観」といった、時代が求める人間力」を育成する教育プログラムの提供を開始。すぐに日経新聞や、大前研一氏のビジネスブレークスルーなどに取り上げられ、「アクティブラーニング(以下AL)」の考え方は、次第に日本中に広がっていく。学習者を「能動的」にするという、時代を先取りしたALのコンセプトは、学校教育はもとより、企業、公的機関でも高い評価を受け、その後、経産省の職員研修、国立大学、私立大学でも正規科目としてとりあげられるようになっていった。 グローバルの大変革時代に入り、特に大手企業がALの手法に着目。羽根の開発した教育プログラムは、ソニーグループ、IBM、リクルート、博報堂、など、大手企業が続々採用、高い成果をあげている。 また、国際協力機構JICAでも06年よりAL手法が導入され、現在、アジア、アフリカなどの発展途上国支援の現場においてもAL手法が導入されている。