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開催終了豊島由香 朗読劇公演「かえるくん、東京を救う」(村上春樹著より)

詳細

2009年05月12日 10:24 更新

■豊島由香*朗読劇*

「かえるくん、東京を救う」

村上春樹 著
「かえるくん、東京を救う」より

■日時 6月6日(土)19:00
      7日(日)14:00(開場は開演の30分前)

■場所 京都府立文化芸術会館和室3F

■ あらすじ

 「ぼくのことは
   かえるくんと呼んで下さい」

風采のあがらない一介のサラリーマン・片桐が、ある日アパートの部屋に戻ると巨大な蛙が待っていた。
時は平成7年、阪神大震災の翌月。
  ……東京に大地震が起こるかもしれない。
  東京を救うため、
  ぼくと一緒に闘ってください。
かえるくんは言った。

■出演・演出・脚色 豊島由香/演出 田中遊(正直者の会)/振付 木村英一/舞台美術 川上明子/照明 務川智正/音響 狩場直史/写真 藤原大介/制作 かえるの日制作部、大藤寛子


■2006年5月、朗読劇「かえるくん、東京を救う」を、京都のスペースイサンにて上演してから3年が経ちます。
その後、2008年5月には大阪ウイングフィールドにて、
11月には名古屋の七ツ寺共同スタジオで公演。
それぞれの場所において、各地ならではの豊かな時間がありました。そして、2009年、広島・山小屋シアターでの公演を終えて、さらなる出会いを求めて、再びこの京都で公演していきたいと思います。

■料金 前売1800円 当日2000円
■お問い合わせ・チケットご予約
   kaerunohi@mail.goo.ne.jp
080-5711-9533(豊島)



■ ひとこと

「愚 直」     田中 遊(俳優・演出家・劇作家)

豊島さんの事を考える時に最初に出てくる言葉だ。
「愚か」である必要は、まぁ、さほどないにしてもだ。
問題に対して常に「直」である。直線ルートつまり最短距離で挑む態度。には頭が下がる。
「急がば回れ」と良く言うが、「時間」と「距離」とを天秤にかけて前者を優先するという態度が、常に正しいのかと問われると、多分そうでもない。
「まっすぐ行きたきゃ時間をあきらめて何度も何度もやる」
という選択もある。
動物園の動物が何度もコンクリートの柵にぶつかって行くように。
おもちゃのロボットが壁にあたって、その場で「うぃんうぃん」と歩行を続けるように。
(京都、大阪、名古屋と上演をへた広島での今回の公演であるが、)
きっと「再演」というものの本来の姿もそのようなものなのじゃ ないだろうか。
また、村上春樹氏の「かえるくん……」という作品は(これは本当に不思議な事だが)、何度読み返しても、その度に毎回、言いようのないもやっとした、でも決して不快ではない、手触りのある何かが、
何度も同じように胸に去来するという特性をもっている。
だからこそ彼女はこの作品を選んだのであろう。
何度突進しても壊れそうにもない、分厚くて、そして柔らかい壁。
豊島由香の愚直さ
「再演という作業」
「かえるくん」の不思議な再生力
三者が、信じられない位ものの見事にハマっていて、今、私は、とても気味が悪い。

■出演・演出・脚色:豊島由香プロフィール

主に京都、大阪の舞台で俳優として活動する。関西大学内の展覧劇場を経て、劇団TARZAN GROUPに入団。
1996年より、劇団外の活動を開始。
出演作品には「宇宙の旅、セミが鳴いて」
(文化庁芸術祭大賞受賞 作:鈴江俊郎 演出:高瀬久男)、
「旅行者」(OMS戯曲賞佳作受賞作・演出:田辺剛)、
「静物たちの遊泳」(東京国際芸術祭リーディング部門 作・演出:山岡徳貴子)、
「届かない所」(精華演劇祭 作・演出:田中遊)
などがある。

■演出:田中遊プロフィール(正直者の会)
京都産業大学入学後、演劇部に入り、役者、劇作、演出の活動を開始する。
卒業後、正直者の会での創作活動と平行して、正直者の会以外の公演にも役者として多数出演する。
近年は映像作品へも出演している。
近年の作・演出作品には「その光の加減で誰かを思い出しそうになる」(於:アトリエ劇研)、「円卓」(於:Art Theater dB)、出演もかねる「12分」(公演多数)などがある。
また出演作品には、「島式振動器官」(マレビトの会 作・演出:松田正隆)「彼氏のそこぢから」(近松劇場18 作:鈴江俊郎 演出:水沼健)など多数ある。

■振付:木村英一プロフィール
16歳よりダンスを始める。ダンスカンパニーMonochrome Circusで活躍し、
現在フリーに転向。画家やミュージシャンらとの即興のコラボレーションや、
自身の企画によるイベントなど、非劇場空間で積極的に活動するとともに、
愛知万博など大きなイベントにも出演する。

■舞台美術:川上明子
大阪府出身。
アトリエ劇研スタッフルーム所属。
京都で活動し、市民参加型の舞台美術等も数多く手がける。

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