ベアリーヌ・ド・ピンク(Bearinne de Pink) 女装詩人。年齢不詳。日本でHIV感染を公表している唯一のドラァグクィーン。ただ、生来の怠慢な性格からリップシンク(口パク)など技術を要するショーはあまり行わず、主にセクシュアリティとエイズ問題を表現した詩を朗読する「女装詩」と称するパフォーマンスを行う。90年代終わりのクラブシーンに突如出現し、楽しい雰囲気の中で嫌がらせのようにエイズに関するメッセージを発信し始める。大多数の聴衆を混乱に陥れながらも極めて限られた一部の層から熱烈な支持を受ける。著書「熊夫人の告白」にはその半生記と代表作「熊夫人の告白2/血の問題」「ALIVE/健康幻想からの脱却」などの詩が収められている。