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開催終了電力料金値上げ、おかしくない?みんなのエネルギー☆デモ 9.6

詳細

2008年08月26日 12:00 更新

 ご存知の通り、来年1月から電力各社が一斉に値上げする予定です。「原油価格の高騰によるコスト増大」がその理由とされていますが、果たして、この値上げは本当に「仕方ない」ことなのでしょうか?生活の中で不可欠な電気の料金を、私たち国民に充分説明もないまま、今までの電力会社の経営戦略の見直しもないまま、ただ値上げするのは、少しおかしいのではないでしょうか?

 そこで、私たちは「電力料金値上げ、おかしくない?みんなのエネルギー☆デモ」と題し、電気料金や日本のエネルギーのあり方について問うデモを、この9月から来年1月まで、定期的に行いたいと思います。「原油高はわかるけど、何かヘンじゃないかな?」「値上げしすぎじゃないの?」等と少しでも思われている方々は、是非、後記の「このデモをやるべき4つの理由」をお読みの上、ご賛同・ご参加をご検討下さいませ。

日時:9月6日(土)14時半集合・15時デモ出発
集合場所:水谷橋公園(中央区銀座1-12-6)
デモコース:水谷橋公園>東京電力本社>日比谷公園
主催/電気代値上げ反対委員会

発起人:増山麗奈(桃色ゲリラ)、澤田サンダー(作家)、志葉玲(ジャーナリスト)、本杉美智子(映像作家)

☆個人/団体賛同募集中です。連絡先はneageiya●gmail.com (●を@に置き換えて下さい)

ブログ↓
http://d.hatena.ne.jp/neageiya/
暫定版フライヤー↓
http://renaart.exblog.jp/9511867/
mixi内コミュ↓
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3599497


☆このデモをやるべき4つの理由

1)電気で広がる格差。
2)高いのは原発なのでは?
3)高くなる一方の石油・石炭よりも、前途有望な自然エネルギーを!
4)みんなが使うエネルギー、みんなで考えよう。


1)電気で広がる格差。

 非正規雇用の拡大などの影響で、今、日本では年収200万以下の人口が1000万人を超え、特にワーキング・プアと呼ばれる人々や、年金暮らしのお年寄りは、日々の生活費を10〜100円単位で節約せざるを得ないなど、それでなくとも困窮しています。この上、月800円=年間で9600円も値上げすることは、「貧しい者は電気を使うな」と言う様なものではないでしょうか。個人だけでなく、既に原材料費などのコスト高に苦しむ中小企業にとっても、ますます経営が圧迫されることは確実で、ひいては日本経済そのものにも悪影響を及ぼすかもしれません。  

 一方で、電力会社は、大企業など大口顧客に対しては、電気を使えば使う程、安くするという料金設定にしています。以前から「使いたい放題」により、省エネ意欲を削ぐ要因にもなっているのではないか、との指摘されてきましたが、こうした料金設定を改めずに、家庭や中小企業からの料金を値上げするのは、「電気を使う上での格差」を拡大させるのではないでしょうか。

 必ずしも電気を使うことが幸せにつながるとは限らないものの、例えば、猛暑の中で冷房が使えないことは、場合によっては、命にも関わることです。憲法25条で保障された生存権の一環として、誰でも公平にエネルギーにアクセスできるべきではないのでしょうか。


2)高いのは原発なのでは?

 電力会社の言う「コスト高」は、本当に原油などの化石燃料の価格高騰だけなのでしょうか?少なくとも、東京電力に関して言えば、昨年の地震による柏崎刈羽原発の停止と、その補修費用が、「29年ぶりの赤字転落」(08年度)が見込まれる大きな原因となっていることは確かです。地震は天災ですが、揺れの規模や活断層の存在を軽視したことは「人災」であり、その検証も充分でないままに、ツケを消費者に回すことは、果たして、容認されることなのでしょうか。 

 コスト高といえば、今秋にも稼動するという青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場にからむ費用も凄まじいのですが、これらも結局、電気料金か税金でまかなわれるでしょう。「使用済み核燃料をリサイクルする」とされる施設ですが、実際にリサイクルされる燃料は1割のみ。それに対し、コストは建設費だけで2兆4000億円もかかっており、しかも、今後操業を続けると閉鎖までに少なくとも約19兆円もかかるとされています。また、これらの試算には「一日で原発一年分」という量の放射能排出による健康被害がもたらすであろう、医療費の増加分は含まれていません。

 「本音を言えば原発はお荷物」だとの声が、電力会社内部でもあるそうですが、これを機会に脱・原発を図ることで、無用なリスクから電力会社も解放されるのではないでしょうか。また、所轄官庁の経済産業省も、リスクは勿論のこと、費用対効果から、「国策」としての原発の見直しを考えるべきではないでしょうか。


3)高くなる一方の石油・石炭よりも、前途有望な自然エネルギーを!

 石油や石炭などの化石燃料に頼る限り、電気料金の値上げは今後も続きます。特に石油は早ければ2015年前後にも需要と供給のバランスが崩れる「ピークオイル」が来る*と言われ、石油に依存する経済は破綻するでしょう。石炭も需要の増大で高騰することは、ほぼ間違いない上、石油に比べても多くのCO2を出し、地球温暖化の進行を早めることになります。事実、この間、石炭利用を増やしてきた各電力会社の火力発電所は、やはり石炭を多く使う製鉄所と共に、国内で最もCO2を排出する事業所のワースト1〜20位を独占しているのです。
*「もう始まっている」との説も。

 これに対し、風力や太陽光、地熱や小・中水力といった自然エネルギーは、温室効果ガスをほとんど出さないばかりか、現在の技術で使用可能な分だけでも、世界のエネルギー利用の5.9倍の資源量があり、しかも半永久的に使えます。「高い」とされた発電コストも、特に風力は低コスト化が進み、大規模な発電施設を持つ欧州では、石油火力並みのコストにまでなり、「温暖化対策も考慮すれば石炭火力よりも安い」とされています。世界的に見れば、自然エネルギーは猛烈な勢いで成長している産業であり、風力発電の成長率は昨年27%を記録。早くから自然エネルギーの普及に力を入れてきたドイツでは、新たに25万人の雇用を生むなどの経済効果をもたらしているのです。

 残念ながら、日本は自然エネルギーの活用では欧州に出遅れた感がありますが、技術力や自然条件などから見れば、「エネルギー大国」に変貌する可能性はあります。高くなる一方の石油・石炭よりも、前途有望な自然エネルギーを活用することは、来るエネルギー危機時代の生き残り策になるのではないでしょうか。


4)みんなが使うエネルギー、みんなで考えよう。

 私たちは、電気やその他のエネルギーを毎日使っています。生活に不可欠なものだからこそ、国やエネルギー業界に任せきりではなく、私たち自身がエネルギーについて、声を上げていく必要があるのではないでしょうか。デモに参加してみようという方も、「デモはちょっと・・・」という皆さんも是非、電気料金値上げを機会に、日本のエネルギーのあり方について考えてみて下さい。

コメント(9)

  • [1] mixiユーザー

    2008年08月26日 12:13

    電力業界に身を置くものです(電力会社勤務ではない)、残念ながら東京電力エリアは火力発電所の供給が非常に多いのですよ。

    エリアの半分を原発で賄う関西電力エリアでは、400円の値上げが見込まれています。


    それはそれとして、生活を守るデモを起こすことは大事だと思います。
    参加はできませんが応援します。
  • [2] mixiユーザー

    2008年08月26日 13:08

    電気料金だけでなくインフレによって経済格差が広がると思います。
    それに対してデモをするのもありだと思っています。


    ただ自然エネルギーが有望な根拠が分かりません。

    例えば[石油火力発電]と[(新しくなった??)風力発電]と比べて、
    それぞれの製造コストと発電量があるかって事を示す事が、
    費用対効果を考える上での基本になってくると僕は考えています。

    前年比よりどの位増えたとか、、、そういった事は政治的な要素が
    色濃く反映されます。また風力は機構的な向き・不向きがあります。

    雇用を生み出す効果などは、その副次的なものと考える方が自然で、
    極端な話、道路の再舗装を繰り返す事でも雇用創出効果はありますから。


    とは言え、考え調べ行動を起こすことは尊い事だと思います。
    デモも含めて行動を起こす人が増えてくれるといいなって思います。
  • [3] mixiユーザー

    2008年08月26日 21:07

    ちなみに風力発電は環境によくても、人には優しくありません。
    発電所の近くに行けばわかりますが、風を切る音がとてもうるさいのです。

    また風車に効率よく風を送り込むための莫大な敷地を必要とします。本当に人が来ないところ以外での設置は難しいのですよ。
  • [4] mixiユーザー

    2008年08月27日 12:38

    > 一方で、電力会社は、大企業など大口顧客に対しては、電気を使えば使う程、安くするという料金設定にしています。以前から「使いたい放題」により、省エネ意欲を削ぐ要因にもなっているのではないか、との指摘されてきましたが、こうした料金設定を改めずに、家庭や中小企業からの料金を値上げするのは、「電気を使う上での格差」を拡大させるのではないでしょうか。

     これはまったく同感。そのとおりだと思います。大口で使うところほど、むしろ高くすべきですよね。そうしないと省エネなんて絶対にできない。

     とはいえ……風力発電その他のエコ発電も問題は山積みですよね。風力発電機は将来的にいつか絶対ゴミとなるわけですが、強い風に耐えられるように出来た特殊素材で出来ているので、半永久的にゴミとして残り続けるそうです。これはこれで問題……とか言い出すとなにもできなくなるので、よりベターなほうを選ぶしかないんでしょうけどね。
  • [5] mixiユーザー

    2008年08月27日 14:34

    <4

    [大口は高く]という考えには少し注意が必要な事があると思います。

    中規模工場(1万個生産)でエネルギーを10使うとします。
    大規模工場(10万個生産)だとエネルギーはおそらく6〜9でしょう。

    規模が大きいと合理化される面がありますから。

    すると、中規模工場が10施設あるより、
    大規模工場が1施設ある方が環境には易しい事になります。

    同じ規模でどれだけ省エネ設備をつけているかとか
    そういった基準の方が良いかもしれません。


    無駄遣いをしない為に料金体系を変えるという事には賛成です。
  • [6] mixiユーザー

    2008年08月27日 17:58

    >はせさん
    >すると、中規模工場が10施設あるより、
    大規模工場が1施設ある方が環境には易しい事になります。

     なるほど、確かにそのとおりですよね。純粋にエネルギー効率だけで言えばそのとおり。かといって、規模が大きいほうがいろいろ効率よく出来るから……ってことになると、中小零細なんて(エネルギーの面だけで言えば)無いほうがいいじゃん、ってことにもなりかねませんよね。

     むむむ〜難しいですね、この問題は。そういう意味では

    >同じ規模でどれだけ省エネ設備をつけているかとか
    そういった基準の方が良いかもしれません。

     あくまでも同規模で効率を競わせるという方法は、公平だなと思います。
  • [7] mixiユーザー

    2008年08月27日 18:56

    電気料金体系について、僕がいる関西電力エリアについて説明しますね。

    基本的に需要家の設備が大きくなると、基本料金は高くなり、使用料金は安くなります。また、最大電力500kW以上になると各需要家は電力会社と契約電力(見込まれる最大電力)を取り決め、それを超過すると違約金を支払う仕組みになっています。

    この最大電力の決め方は、各需要家が年間を通して30分単位で電力量を測定し、その最大値で決定します。
    極端な話、年間1日だけ思いっきり電気を使えば、その日の最大電力で年間の基本料金が決められてしまうと言うことです。
    電気を無駄に使うものなら違約金発生したり、翌年の電気基本料金が引き上げられる訳ですから、景気が上向かない状態で、企業はエネルギー抑えるのに必死ですよ。

    また、省エネルギー法改正により、今まで一定枠のエネルギー消費を超えた需要家は省エネ計画を経済産業省に提出していたものが、平成22年より企業単位に変更されます。
    つまり、例えば小売店舗扱いだったコンビニ各グループも、平成22年以降は省エネ計画を作成し、提出。各フランチャイズに省エネの指導を行っていかないといけないようになるわけです。

    個人的にはエネルギー問題に関しては建設や用地買収に時間を費やすため、もちろん環境エネルギーを作る土壌を国がよういすべきですが、各家庭の省エネ対策・教育が急務だと考えています。
    昨年夏に東京が記録した、最低気温30.5度と言う記録は、ヒートアイランド現象によるものとしか思えません。(最高気温最高値は、熊谷と多治見で40.9度でしたが、こちらで最低気温が30度を超えた話は聞かなかったためなおのこと)
    無論他の大都市でも考えなければ行けないことだと思います。

    格差とはかなりかけ離れましたが、電気的な話をさせていただきました。
  • [8] mixiユーザー

    2008年08月27日 19:13

    まあこんなこと書きましたが、原発は事故さえ起こさなければ環境にはいい。事故を起こすと半世紀は人体に悪影響を及ぼす両刃のエネルギーにはかわりありません。
    火力発電所は原発よりエネルギー効率が落ちる上、環境にはわるい。

    日本には技術があります。日本製品で2030年までに化石燃料使用を0にする目標を立てたアイルランドを見習って、自然エネルギーの切り替えや製品開発・メンテナンス運用のための技術者の育成などで、日本から世界にメッセージを発信する力はいくらでもあると思います。それで日本経済が潤えば万々歳じゃないでしょうか。
  • [9] mixiユーザー

    2008年08月28日 19:16

    デモ活動は非常に大事ですね。

    あと、出来る限り原発は使いたくないですね。
    被害が見えにくい(こっそり漏らしても分かりにくい)ことから、インチキされそうで怖いです。
    フランスでは、民間の企業で、放射能漏れをチェックするものもあるそうですので驚きです。

    原発は特に地震大国ですと気になって仕方がないです。
    現実的には、使わざるを得ないというのが悲しいですね。
    原発には他の発電方法よりも監視というコストがあって然るべきなんだろうな…と思います。

    『水力・潮力・地熱・太陽…などで発電するために値上げします』
    というのでしたら、ある程度までは許容したいのですが…。

    あと、個人や電力会社以外の会社で生産した電力の買い取りを強化して欲しいところです。
    ドイツのように、「太陽光発電は高く買い取ります」という制度が欲しいですね。電力会社が事実上規制で守られているのでしたら、こういう取り組みは大事かと思います。

    発電を上手く行うことで、資源が無いことやビジネス、雇用を前向きにさせてくれそうですね。
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