管理人様、イベントの告知をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

2010年10月25日(月) 〜 31日(日)、中央区銀座のギャラリー「Petit luxe」と、バー「Cabaret、」の２ヵ所で、陶芸の美意識を現代的な視点から捉え直す試みの展示会を開催することになりましたので、お知らせいたします。

http://sara-ya.com/contemporary.html

陶器は生活用の「器」であると同時に、「陶芸術」として、美術的な観点からも、長い間、我々日本人に親しまれてきました。

しかし、陶器を美術品として見る際の見方としては「侘び」「渋さ」「味」といった、固定的な評価が中心となっており、若手陶芸家を中心とする、デザインや漫画、ARTなど、様々なカルチャーから影響を受けた陶器作品はその評価外とされることが多いように思えます。

【 混天宝乱利 】は、陶器に求められてきた「侘び」「渋さ」「味」といったテンプレート的な美意識を超え、現代的な美意識により、陶芸術を新たな文脈へと紡げる可能性を持つ若手陶芸家の作品を紹介する展示会です。
この展示会を通し、陶器の美しさの「現代＝コンテンポラリー」とは何か？を広く問いかけるきっかけを作りたいと考えています。

今回は、印象の全く異なる２つのスペースにて、活躍中の3作家の作品を展示します。また、イベントとしてオープニングパーティーと現代茶会を実施いたします。

■２つの展示■

◇混天宝乱利　白版 Gallery 「petit luxe」メイン会場

ギャラリーを白い現代茶室に見立て、作家作品としての自立性と同時に、器として「使われる」という意味を再確認する展示を行います。

東京都中央区銀座3-14-2　白鳥ビル1F　小野美術画廊内
12：00〜20：00　期間中無休

◇混天宝乱利　赤版 Grand bar 「Cabaret、」特別展示

AOYAMA Francfrancなどを手掛けたデザイナー森田恭通氏による、赤を基調としたBar。そんな空間に作家作品を展示し、空間の違いにより作品の印象がどのように変わるかを体感。さらに3名の作家作品で実際にお酒を楽しむこともできます。

東京都中央区銀座5-14-15　ギンザゼットンビル　B1F
20：00〜05：00　※31日（日）はお休みとさせていただきます

■３人の作家■

◇望月薫

1973　東京都生まれ
1999　沖縄県立芸術大学 陶芸コース 卒業
2002　多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2003　神奈川県二宮町に仕事場設立、制作活動開始
　　　日本陶芸展 入選
2005　日本陶芸展 入選
2006　朝日現代クラフト展 入選
　　　日本クラフト展 入選
2008　個展 LIBRE（東京）
　　　個展 AN（富山）
2010　個展 J's（福岡）
　　　神奈川県美術展 入選
http://www.blackoutelement.net/

◇槇原太郎

1977　広島県生まれ
2000　多治見市陶磁器意匠研究所卒業
2004　益子陶芸展入選
2005　国際陶磁器フェスティバル美濃入選　
　　　長座賞現代陶芸展入選
現在　個展、グループ展などで活動

◇伊勢貴俊

1985　千葉県生まれ
2009　武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科
　　　インダストリアルデザインコース　卒業
2008　めし碗グランプリ展　　入賞
2009　工芸都市高岡クラフトコンペティション　　入選
2010　ビールの器の全国公募展ビアマグランカイ８　　入選
　　　伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」　　入選
http://www.takatoshi-ise.com/

■２つのイベント■

◇オープニングパーティー

日時：10月25日（月）20：30〜22：30
場所：Grand bar 「Cabaret、」
参加：\1,500　軽食/フリードリンク
※どなたでも参加いただけます。

◇現代茶会「余波」

日時：10月30日（土）14：00〜16：30
場所：gallery 「petit luxe」
参加：\1,500　お菓子：HIGASHIYA
定員：3組×3名（合計9名）事前予約制
※混天宝乱利サイトから、ご予約いただけます。


◆お問い合せ
一品更屋
E-mail: info@sara-ya.com
URL: http://sara-ya.com

公式サイト　http://sara-ya.com/contemporary.html