(価格) 1500円(TAX IN) NEVA-D待望のニューアルバム!! 「What's Really Good?」の衝撃も冷めやらぬまま矢継ぎ早にNEVA-Dが放つMINI ALBUM「THE N ALBUM」が到着。前作でのNEVA-D自身の手応えを感じさせるペースでリリースされる今作は、彼の頑固なまでのスタンスとそれとは対極に位置するであろう柔軟な発想が融合し生まれる進化が垣間見える作品となっている。THE N ALBUMの「N」が意味するものとは彼のイニシャルである「N」愛して止まない地元NARAの「N」、そして…
冒頭では前作から本作までに何かを掴み次のステップを見つけ出した事を感じさせる自信に満ちたintro、彼のakaでありバックボーンをタイトルに冠したTrack2「Last Man Standing」(最後の生存者)で寡黙ながらも強烈な意思を内に秘めたキャラクターを感じ取ることが出来る。 Track3「This Is How We Do」ではスパイスの効いた歌詞とUSの楽曲を彷彿とさせる絶妙な間を使いテクニカルな部分を覗かせ、そしてこのアルバムの山場の一つとも言うべきTrack4「Wind Of City feat.YU-G,ARU」では大阪の誇る奇才d.b beatsをプロデュースに迎えたスリリングなトラックの上でNEVA-Dの所属するJIDAI MASTERの3人がNEVA-Dの突き上げるようなリリック、ARUの強烈すぎるキャラクター、そしてそれをまとめ上げるYU-Gの歌声で彼らにしか生むことのできない新しい風を吹かせている。 ガラリと変わってTrack5「Butterfly」は「What's Really Good」でも印象に残ったメローでブルージーな楽曲であり、そのオーバーサイズのウェアで隠された彼の見えない傷と一人の人間としての一面を垣間見る事になり、そして前作でもタッグを組んだState-Of-Da-ArtプロデュースのTrack6の「GOOD DAY」ではアメリカ西海岸フレーヴァーを感じさせるビートで今まで見ることの無かった彼の日常のワンシーンを見事に切り取っており、ここでは彼の新しい一面をChillにぴったりな雰囲気で味わう事が出来る。
そしてもう一つの山場であるTrack7「On Fire」は各方面でその名前を響かせているサンプリング職人ID.Kの持ち味が全面に押し出されたビートと今のNEVA-Dの一番フレッシュな部分がガッチリと噛み合い公開されるVideoも併せて聞く者を捉えて離さないバンギングチューンに仕上がっている。 ここでガラリと表情を変える本作品。On Fireと同じくサンプリングソーストラックであるTrack8「Let Me Be Your Angel」はZEUS'Raw Ore'等へのトラック提供で一躍名をはせた北海道の新進気鋭、Jaza Documentがプロデュースを担当しその若き才能を余すところ無く発揮しNEVA-Dが始めて口にする音楽への直接的な愛情を表現している。 そしてラストチューンとなるTrack9「Footprint」。NEVA-Dが10年弱もの間シーンに力強く立っていられる原動力、ラップ以外では口にはしなかった思い、彼が未だにその目のギラつきを失わない理由…幕引きと同時に彼のこれから先、次へのステップも集約されたチューンになっている。 「いずれ分かるAll My People Listen!!」NEVA-Dの今が集約されたTHE N ALBUM、時代の先端を感じたければ手にするべきである。
Track List 1.Intro(Produced by State-Of-Da-Art) 2.Last Man Standing(Produced by State-Of-Da-Art) 3.This Is How We Do(Produced by 244) 4.Wind Of City feat YU-G ARU from JIDAI MASTER (Produced by db Beats) 5.Butterfly (Produced by 244) 6.GOOD DAY (Produced by State-Of-Da-Art ) 7.ON FIRE (Produced by ID-K) 8.Let Me Be Your Angel(Produced by Jazadocument) 9.Footprint (Produced by RAGSIX) Bounus Track 10.What's Really Good ?(Remix)(Produced by m2kz)